抵抗都市
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明治の大津事件は際どかったと思います。 警官がロシア皇太子を襲撃 天皇陛下直々のお見舞いなどで危機を脱出 本作はパラレルワールド 大津事件の後、ロシアが日本を統治 秀逸な設定だと思いました。 しかし、ストーリーが退屈でした。 そもそも、よく分からない… もうちょっとなんとかならなかったでしょうか? | ||||
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2022年、文庫版のレビュー。 日露戦争に負けた日本の帝都東京(大正5年)を舞台にしたif小説(オルタナートヒストリーというらしい)。あり得た歴史。部署の異なる2人の警察官。身元不明の変死体事件を探るうちに浮かび上がる謀略の存在。露統監府、日本高等警察、憲兵隊、陸軍の思惑と使命が交錯していく怒涛の600頁。数日間のタイムリミットサスペンスでありミステリである1級の娯楽読み物。まずバディ感溢れる新堂と多和田、主役2人の警官魂。ヒーローなどではなく政治に左右されない一現場警官の矜持と佇まい。著者がこだわったのはあり得た歴史の中で一公務員を描くという挑戦。 ではなぜ現実の太平洋戦争終結後でなく日露戦争を題材としたのか。本作の延長にあるのは(第一次)世界大戦である。初めての世界規模の戦争。その「世界が激動する直前、端緒」における「官」は「個人」として何ができるか。作家としては自由に想像の翼を広げたい。負け戦と次なる嵐の予感が迫る狭間という手垢のついていない舞台を用意したい、ということは理解できる。葛藤する組織の中の男の決断と行動を描くことにこだわり、挑戦とした。「今の日本への問題意識を示すために、この舞台を選んだ」という著者の問題意識とは、いまこの国は、世界は激動直前の不安のさ中にあるぞ、ということだろう。この中で、大勢の死者の中に埋もれそうな「個人」の死をあくまで突き詰める姿勢は価値を持つのかという問い。 著者の筆致はさすがベテランというべきで陳腐な描写や心情吐露は排除されていて、かつ地理的、時間的感覚をありありと的確に綴っている。著者の第二次大戦三部作の主役たちや日本のハードボイルドものの探偵に共通する真摯さ。スーパーヒーローではない生身の人間の貫き方に痺れる。 やや食い足りない点は、十分に魅力的で懐深げなコルネーエフ大尉、多和田の娘ユキなど準主役の踏み込み方だが、同じ架空歴史線上の第2作「偽装同盟」でそこは深堀されると期待する。 | ||||
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綺麗、すぐ届く、興味が続く。 | ||||
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昭和初期の話なので、難しかった | ||||
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外交権 軍事権をロシアに奪われた日本。まるで現在の日本ではないかと思う。相手はアメリカだけど。 出来はいい。でも・・文庫本は400ページが限界。寝転んで読むと手がつかれるから・・・。 | ||||
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