人質



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初公開日(参考)2012年12月
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長編小説

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人質

2012年12月17日 人質

「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」 5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―――。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが・・・・・・。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.67pt

人質の総合評価:7.26/10点レビュー 23件。Bランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人質の感想

道警シリーズが割と好きでずっと読んできましたが、権力との直接対決ではないので、物足りなさを感じる方もいるようですが、色々な問題が盛り込まれていて、私はそれなりに楽しめました。

冤罪の問題は小説だけじゃなく現実でも新聞をあれこれ賑わしていて、真摯に謝罪してもらいたいと思う中島の気持ちは当然だと思います。間違ったことをした時には潔く謝罪するほうがよほど信頼を回復する早道だと思うのに権力を持つ人ほど、どうにかしてそれから逃れようとするのはどうしてなんでしょうね。

そんな指導者達を見て、子ども達が正しい事を学べるとは到底思えません。責任逃れ、責任転嫁・・・まずは指導すべき立場の人たちが変らなければ根本的には何も良くならないのではと切実に思います。
当たり前の事ができない大人ばかりに、未来をまかせてしまっているのでは・・・と言う危機感をとても強く感じる作品でした。


たこやき
VQDQXTP1
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

着眼点がユニーク

お馴染の道警シリーズの第6弾。今回は、警察内部の腐敗を追求するのではなく、人質事件を通して、官僚機構と政治家の腐敗を描いている。
えん罪で4年間の服役をしいられて出所した中島が、逮捕当時の県警本部長(現在は、警察庁の刑事局長)の妻、娘、娘婿、孫を監禁し、刑事局長に「人間として謝ってもらいたい」と要求する。中島の仲間として、支援者を自称する刑務所仲間が加わっていた。現場は札幌郊外のワインバーで、そこにたまたまシリーズの登場人物、小島百合巡査部長が居合わせたことから、おなじみのメンバーが事件解決に奮闘する・・・。
一方、北海道を地盤にする国会議員の下に脅迫状が届き、絶対に表に出せない金の所在を指摘し、三億円を払うように要求された。単なるいたずらとして片付けようとした議員、秘書たちだったが、いたずらとは言えない事実が判明し、追い込まれて行く。
監禁事件の膠着状態が続く内に、関係なく見えた二つの事件がつながり、事件の構図が逆転し始めて行く。
これまでの道警シリーズに比べると、ストーリーがやや緊迫感に欠けるし、組織対正義派のぴりぴりしたエピソードが無くて、ちょっと物足りない感じは残るが、物語の構図のユニークさで十分に楽しむことが出来た。

iisan
927253Y1
No.1:
(2pt)

期待先行しすぎた・・・

道警シリーズということで期待先行で読むと・・・展開が遅く、広がらなかったなぁって感じでした。

キディーハルナ
X960ZRT3
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(5pt)

面白い

とても面白く一気に読みました。
人質Amazon書評・レビュー:人質より
4758412073
No.19:
(5pt)

人質は一冊で十分です。後は要りません。

人質は一冊だけです。あとは間違って注文しました。商品には満足しています。
人質Amazon書評・レビュー:人質より
4758412073
No.18:
(4pt)

面白いと思います。

道警シリーズ、一気に読み終えた。次回が楽しみです。
人質Amazon書評・レビュー:人質より
4758412073
No.17:
(4pt)

楽しみました

犯罪者が作ったトリックを刑事たちが暴いていく。
面白かったです。

所詮、犯罪は割に合わないと思わされました。
人質Amazon書評・レビュー:人質より
4758412073
No.16:
(3pt)

佐々木譲さんの道警もの

佐々木譲さんの本です。北海道警の佐伯を主人公にした、道警ものです。
今回は、小島百合がラ・ローズというオサレな店に、ピアノを聴きに行ったら、監禁されてしまい、人質になる。
犯人の一人は、冤罪で服役し、警察庁の刑事局長に恨みを持つ人物。
犯人たちの要求は、不祥事をおこした警察庁の刑事局長の公式謝罪。
ただ、「監禁」といっても、犯人は威圧するわけでも、武器を持っているわけでも、強制するわけでもなく、小島百合らに「協力」を求めるだけで、監禁罪が成立するかは微妙。
店に監禁された客のなかには、保守系大物国会議員の娘がいたりします。
すぐさま警察が現場を取り囲むものの、膠着状態に。
ただ、事件の裏で、大物国会議員のもとにも、脅迫状が届いている。この監禁事件との関係は…?
スマホやら、ツイッターやらが使われているのですが、それが事件のキーになったりします。

佐々木譲さんの道警ものは、昔読んだのですが、人間関係を忘れてたんで、ちょっととっつきにくいですねえ。
主軸となる佐伯と小島百合は覚えているんですが、ほか、どんなキャラだったかなぁ、と読みながら考えてしまいました。
とりあえず、テンポよく話はすすみますし、別の事件であるはずの、大物国会議員のもとにくる脅迫状と、オサレな店の監禁事件が、どう結びつくのか、
また、主人公たちは、その関連をどう気づくのか、というところが焦点でしょうが、
そこはちゃんと読ませるので、なかなか楽しんで読むことができます。
ただ、監禁事件の中から、議員の脅迫事件に結びつける、小島百合の推理といいますか、それがいささか強引なんじゃないか、
あまりにも手際よすぎというか、不自然さもあるといえばありますが、
そこいらへんは佐々木さんの安定した筆力でカバーしている感じです。

とにかく、文章がシンプルなので、読み易いです。
ただ、さらっと読めちゃうので、悪い意味で「消費財」っぽい感じがしました。読み捨てられるエンターテインメントです。
人質Amazon書評・レビュー:人質より
4758412073



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