笑う警官(うたう警官)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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リアリティがあって、個人的には展開が楽しめました。 | ||||
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警察組織をあざ笑い叩き潰す。裏切り者は誰だ。 | ||||
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限られた時間帯での出来事を、テンポよくまとめられていて読みやすい作品でした。 | ||||
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仲間の汚名を明日までに解決できるのか?と、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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私は読書習慣がなく、読書に抵抗を感じていました。とあるバーで、読書好きのマスターから勧められ、この本を購入しました。 ネタバレになるので、内容は書くことができませんが、面白い本だと思います。 | ||||
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文庫版2009年7月8日第四十一刷で読了、 久しぶりに読む佐々木譲作品、 ほどほどに軽く、十分に重さもあるよくできた中間小説だった、 何人かすっきりと造形の際立った登場人物はいるが突出したほどではなく、北海道警察を舞台にした集団劇であり、濡れ衣を着せられた同僚を救うため刑事たちの一部がボランティアとして道警主流たちを相手に奮闘するミステリ風味の強い冒険小説と評したほうが未読のかたに誤解を与えないかと思う、 物語に登場するのは札幌市大通公園そばの道警本部を中心にした半径10キロほどの狭い範囲、 私は札幌は土地勘があるので、登場人物たちの右往左往するアクションが目に見えるようだった、 季節を雪が消えた春に設定しているのも本作がアクションを語る物語だからだと思う、 本作が稲葉事件を扱っていると知り手に取ったのだが、同事件により激震を受けた道警が事件の混乱を引きずっている年を舞台に、作者は事件の深部をいかに処理するのが正義か?と小説的解決を語ってゆく、 現実には道警も道もふたをしてしまったようにしか見えないのが、いやはやなんとも、と嘆息するしかないが、本作は長いシリーズ作の第一作らしいので、いずれ続編も読みたいと思う、 以下蛇足、 あれ、ここでも、と思うのが一つ、 作者世代、並びに作者世代以上はジャズが大好きな人が多いのである、 急ごしらえされたボランティア捜査班が本部とするのは道警OBが経営するジャズバー、 そこで名前が挙がるジャズメンは、アート・ブレイキー、オスカー・ピーターソン、アート・ペッパーである、 半世紀以上前の邦画を見ていてもなぜかアート・ブレイキーの名が登場し、先日読んだ安井かずみの評伝にも彼女がアート・ブレイキーのファンだったとあった、 ザ・ビートルズの人気化以前の1960年前後、時代の流行に敏感な層が聞いていたのがモダン・ジャズであり、アート・ブレイキーは幸運にもその時代に来日公演を行ったので特に人気が高いということらしい、 私はジャズはとりあえず教養の一部として知っておけばいいレベルでしか聞いていないが、その程度の知識で最初に名前があがるマイルスやコルトレーンではなく、前期三者のほうが日本のある世代以上のジャズ・ファンにはビッグということなのかもしれない、 やはり最近読んだ”罪の声”では、1979年生まれの作者の世代を反映しているからだろう、主人公がカーステレオで繰り返し聞くのはジャズではなく、スティングであった、 さて、さらに若い1980年以降に生まれた作家たちなら、主人公にグランジやオルタナやラップを聞かせるのだろうか? | ||||
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札幌市内の警察アジトで道警の美人巡査が殺された。実際に起きた現職警部の覚せい剤所持と警察幹部の裏金作りをモデルに、著者は警察機構の深い闇に切込む。警察は被害者の同僚警官の抹殺を謀る。 | ||||
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テンポの悪さ、文章力の低さが目立ち物語に集中できない。構成、プロットを考えるよりまず文章の勉強をして欲しい。 | ||||
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北海道警の不祥事が、この物語の土台になったとか。とにかく実録さながらなので、テンポよく読めます。描写もしっかりしています。 ワンシーン。ネタバレかもしれませんが。特に自分が実体験として近い出来事があったからか、拍動を感じた一コマ。 作品中、佐伯警部補は警察官であると身バレしそうになり「若い男たちがたちまち佐伯をはがい締めにした。ひとりが拳銃を抜き出し、佐伯の頭に銃口を突きつけた。津久井の胸にも、ナイフが突きつけられた。」という絶体絶命のピンチに陥ります。このシーンで、恐怖した佐伯警部補はたまらず、ブリーフに”おもらし”してしまいます。「恐怖で失禁をするというのはこれかと、初めて知った」とあり、40代の彼にとって、警察官としての任務を遂行中におしっこ失敗してしまったことへの驚きがリアルに描かれています。着衣について「ズボンに染みが出るほどではなかったが、佐伯は小便でまちがいなくブリーフを濡らした。」との記述があり、パンツのブリーフが完璧に濡れてしまったことが窺えます。薄手のトランクスじゃなく綿のブリーフだったことがズボンを守ったのでしょう。ズボンに染みていない、だからその場にいた誰にも気づかれていない、けれど、実はおもらしをしていてズボン下のブリーフを濡らしてしまっている、ていう状況ですから、佐伯警部補にはその場を離れるまで相当な焦りがあったと思います。他では見ない失禁についての描写に現実味、ベースとなる実話があったことさえ思わせる匂いを感じさせてもくれました。 自分自身も職務上、恐怖を感じた場面があり、同様の出来事があったことを思い出しました。30を前にして、職歴的にも少し経験を重ね、自信もつけてきていた自分が、ある人物から恐喝を受け、胸ぐらをつかまれた瞬間に”おもらし”をしました。自分もブリーフを付けているのですが、ぴったりしたブリーフが生温かくなって濡れていった感触を今も覚えています。白のブリーフへの失禁で、布が黄色く変色しているのを見たときは、屈辱的でした。 数行の一コマ、ストーリーの主たる場面ではない一コマなのですが、グンゼを濡らした描写に自分が重ね合わさり、いっそう読み入りました。 | ||||
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