警官の条件



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初公開日(参考)2011年08月
分類

長編小説

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警官の条件 (新潮文庫)

2014年01月29日 警官の条件 (新潮文庫)

警部に昇任し、組織犯罪対策部第一課の係長に抜擢された、安城和也。彼は自らのチームを指揮し、覚醒剤の新たな流通ルートを解明しようと奮闘していたが、過程で重大な失策を犯してしまう。重苦しいムードに包まれる警視庁に、あの男が帰ってきた。かつて、“悪徳警官”として石もて追われたはずの、加賀谷仁が!警察小説の頂点に燦然と輝く『警官の血』―白熱と慟哭の、第二章。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

警官の条件の総合評価:8.56/10点レビュー 32件。Aランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

警官の条件の感想

シリーズ1作目、「警官の血」を読んだのがちょうど1年前。
読み応え抜群ですね。
スピード感なく展開が遅いという感想を持つ方もいるとは思いますが、当方にとっては、妙にサクサクと話が進むより現実的で落ち着いて読める。
「警官の血」のような脈々たるスケール感はないが、それはそれで、却ってリアルで良い。
本格的な王道の警察小説である。犯人探しのミステリー的楽しみかたではなく、警察内部の覇権争いや手柄をめぐっての現場の主導権争いを、観察し楽しむ小説である。

本冊の焦点は、3代目和也と和也が売った加賀谷。
この和也と加賀谷の件(クダリ)については、「警官の血」を読んでいなくとも、ある程度は説明されている。ただし、1作目を読んでいた方が、より話に深みが付いてくる。
どう読んでも、主人公は加賀谷であろう。1作目同様、和也はまだ未熟で発展途中。


▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

警官の条件の感想

三代目安城の物語。先代との関係性がもう少し濃い内容であればより楽しめたかなと思います。
加賀谷との直接的な絡みも欲しかった。

全体的には飽きずに読めたのですが、三代目のキャラ薄くて、脇役のキャラが濃かったので、そこがちょっと、、、っていう感じでした。

kmak
0RVCT7SX
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

警官の条件の感想

「警官の血」の続編。前作は親子三代に亘る警察官一家の話だったが、今回はその最後の主人公だった安城和也と上司で有った加賀谷仁の二人の視点で物語は進む。麻薬密売組織の捜査と同時に、警察内部での手柄争い、縄張り意識についても子細に描かれ、警察小説として良く出来た作品だった。和也の心情は結構書かれているものの、加賀谷の内心は書かれていない。なぜ警察に復帰したのか、病院の描写に意味は有るのか、そして和也の事をどう思っていたのか。事件 の内容は割と単純で、本作は推理物では無く人間ドラマである。濃密な時間を楽しめた。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

単なる続編ではない

名作「警官の血」の続編に位置づけられる作品だが、大河ドラマ風だった「警官の血」とは趣を異にした、正統派の警察小説だ。
主人公は、前作で三代目警官としてエピローグを飾った安城和也(現在は昇進して警部になっている)と、彼が告発したことで警視庁を追われた悪徳警部・加賀谷仁。東京の麻薬密売組織で何かが動き始めている・・しかし、規律重視で組織を変更し、捜査態勢が硬直化しセクショナリズムの弊害に悩む警察は、その動きを深く把握することができず、捜査の実を上げることができないでいた。そこで警視庁は、かつては切り捨てた丸暴担当のエース・加賀谷に復職を依頼する。おりしも、安城警部が指揮した捜査で密売組織に潜入していた警官が殺されるという事態が発生。責任を問われた安城は、なかなか成果があげられず焦りを募らせていく。それに引き換え、裏社会の組織に食い込んだ加賀谷は重要な情報を次々に手に入れ、ぐんぐん真相に迫っていく。密売組織摘発の栄誉を最後に手に入れるのは、加賀谷か、安城か?
ストーリーの本筋は、麻薬密売組織の正体を追いかける警察小説だが、その過程で、警察組織がもつ官僚機構独特の問題点や自分の父親に対する安城の愛憎などが絡んできて、単なるミステリーではない厚みが感じられた。
「笑う警官」以来の作者の積み重ねを背景に、「警察官にとっての正義とは何か?」、「警察組織の本音と建前」を追求した、意欲的で読みごたえのある作品だった。

iisan
927253Y1
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未読の方はご注意ください

No.28:
(4pt)

面白いと思います。

ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262
No.27:
(5pt)

ぶ厚い

「2人の主人公」とその信頼関係にある人たちの生き方・仕事ぶり、もと恋愛対象の今、みな素晴らしい。
からんでくる者たちや犯罪者は、充分に描かれていて、よく読めば、素晴らしくない。
作者の筆力は凄まじい。
もたもたした展開にジリジリさせられるが、敢えて整理せずに読者をイラつかせるところもニクい。
それがリアリティを生んでいる。
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262
No.26:
(3pt)

ちょっと消化不良

とにかく対象の登場人物が多すぎで内容の整理がつかないまま話は進んでいく。バラバラに散りばめたエピソードの伏線回収は殆どない。最後は面白かったがこんなページ数で解決しちゃうのと言うあっという間のまとめ。もっと分厚いエンディングが欲しかった。
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262
No.25:
(5pt)

警察魂

警官の血、上下につづく小説であり、おどろく展開で、一気に読めます、最高の警察小説と思います!
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262
No.24:
(1pt)

蛇足

完結していた名作「警官の血」に無理やり続編を作ったことで、「警官の血」まで評価を落とすことになりそうな作品です。
悪徳警官加賀谷は映画「日本で一番悪い奴ら」のモデルにもなった実在する悪徳刑事を元にしたキャラクターであり、「警官の血」までの段階では理解できる部分はあるものの、やはり許してはならない悪徳警官であったはずなんです。
ところが無理に続編「警官の条件」を作ったせいでまるで加賀谷が本当は良い人だったみたいな話になっています。
ついでに浮気をしていたはずの元恋人も別の道で頑張ってますみたいな話になっていて主人公だけが間抜けのようです。

あの重厚な3代にわたる「警官の血」が辿り着く先がこの間抜け主人公なんだと思うとなんともがっかりです。
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262



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