隠蔽捜査



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初公開日(参考)2005年09月
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長編小説

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隠蔽捜査 (新潮文庫)

2008年01月29日 隠蔽捜査 (新潮文庫)

竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.71pt

隠蔽捜査の総合評価:8.70/10点レビュー 215件。Aランク


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全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(6pt)

隠蔽捜査の感想

これは騙された.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

隠蔽捜査の感想

警察キャリアの思考・行動を記した、いわゆる俗に言う警察小説。
事件を解明するというミステリー度は、ほとんどなく、ある連続殺人事件に向かい合う2人のキャリアとその上司たちの考えと動きを細かに描いていく。
正直、これだけだったらアマゾン評価の2点程度の内容。大して面白くもない。
しかしながら、なぜにアマゾン評価4点を計上したのかというと、主人公竜崎の家庭問題をうまく絡めて、読後感良く感動的に仕上げられたからである。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

隠蔽捜査の感想

人間性に欠ける主人公の正義感が腹立たしくて何度も放り出しそうになりました。ここまで清廉潔白な人いたら凄いです。理想的な官僚の姿なのでしょうが…それを求めて読むのが正解ということですね。感情優先で物事をとらえてしまう私などには、受入れ難いレベルでした。
ラストも何だか上手く収まって、しっくりきませんでしたが、次回作への伏線と考えました。なので二作目も読んでみようかと思いますが。

はつえ
L7BVQMDY
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

隠蔽捜査の感想

以前に池上彰先生がテレビで勧めていましたので読んでみました
主人公の竜崎はキャリアの警察官僚です
警察小説でキャリア官僚というと上の顔色を窺い、下には無理難題を押し付け、出世しか頭にないような類型的なキャラで、ノンキャリの主人公にとってはうっとおしい存在であることが多いです
この竜崎はキャリアであることに誇りを持ち、お国のために働くことに使命感を持っています
犯罪捜査の各局面で、竜崎の判断ポイントは原理原則に則ることです
しかしそれでは関係者と衝突し周りからは変人扱いされますが、それで課題が解決され事件が解決していきます
この竜崎の姿に管理職の端くれの私はいたく感銘を受けました
竜崎が直面する課題や問題と同じようなことが日々の仕事の中にどれだけ多いことか
単純な私はこの小説でマネジメントの基本を再認識したように思いました
池上彰先生はそのことを言いたかったんだと思います

のぶくん
UIM2AM2N
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

隠蔽捜査の感想

初めて読む作家
評判のシリーズの1作目
ちょっとくどいところもありますが
なかなかおもしろい。
共感できない主人公が
だんだん魅力的になっていきます。
2作目の期待が高鳴ります。
シリーズ物のスタートとして読めば
よいのでは。

jethro tull
1MWR4UH4
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

キャリアは悪ではない

東大卒で国家公務員試験甲種に合格、警察庁総務課長という絵にかいたようなエリート、しかも「東大以外は大学じゃない」と私立一流大学を合格した息子に浪人させているうえに、「女は家庭で夫を支えるのが普通」と娘の就職には無関心。家の事は妻にまかせっきりで趣味もなし、深夜でも呼び出されれば背広にネクタイで赴く。それが主人公・竜崎。もうほんとうに嫌な人間のステロタイプのような主人公が、ある事件を通じて少しずつ変貌していく。といっても堅物であることには変わりないのだけど、この人の場合自分にまず厳しく、周りにも同じに厳しいところがよくいるクソ上司と違う。そして、清廉であれという信念がまったくぶれることがない。突き抜けちゃっているのだ。そのぶれない信念が、淀んで濁りまくった警察幹部の汚泥を文字通りひっかきまわし突き抜けていくさまは爽快。ただ、結末になんのほろ苦さも皮肉もない大団円なのがマイナスポイントか?

ショボタン
UORQC5SN
No.8:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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隠蔽捜査の感想

東大卒のエリート中のエリートの官僚警察官。
その上常に人を見下した上から目線のため感情移入ができないどころか、むしろ嫌悪感すら抱かせる主人公竜崎の設定。
見事なトリックがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもありません。
登場人物の心理描写の描き方が秀逸なため臨場感が半端なく、リアルな緊張感がひしひしと伝わってきます。
それだけでも充分読む価値があるのですが、
序盤は嫌悪感すら抱かせる竜崎の性格が、読み終わる頃にはブレない姿勢が好感度の高いヒーローへと変貌している不思議。
更に清涼感抜群の読後感。
見事すぎます。
続編も是非読みたいと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

隠蔽捜査の感想

主人公が魅力的で読後感が爽快☆
このシリーズを読んでいくのが楽しみです♪

りこっくま
OJP3HKGY
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

隠蔽捜査の感想

キャリア官僚の視点で描かれた警察小説。
連続殺人事件が起こっているにも関わらず現場視点で描かれていないので緊迫感という点でどうかと思っていたが、そこには別の意味の緊張感が存在した。
警察内の不祥事と家族の不祥事。
それに対する決断までの苦悩が描かれます。ただそれだけの話なのですが、これがなかなかに面白い。

決定的に効いているのが主人公のキャラ設定な気がします。
「東大以外はクズ」と言い切る主人公。
実際官僚の世界では当然の事なのだろうが、無縁な私にとって、そんなセリフを主人公の口から聞かされるのは気持ちのいいものではない。
よく言えば「一本筋の通った男」と言えるが、堅物、融通が効かない、思考に柔軟性がない・・・などなど、これでは周りにいる人間は大変だ。
普通なら「最後に負けるキャラ」だ。
そんな彼がした決断は、最も正しいが、実際は一番有り得ない決断と言えるかも知れない。
物語前半で読み手に植え付けられた出世至上主義者が選択する決断ではないのだ。
どこか不思議なキャラである。
読了後もまだこのキャラに違和感を拭い去れずにいるのですが、出世街道から外れた彼が次回作以降でどんな活躍をするのか楽しみです。

梁山泊
MTNH2G0O
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

隠蔽捜査の感想

警察機構上層部の微妙な人間関係やキャリア志向の主人公の実直な人間性などが上手く表現できていると思います。
登場人物の人柄や心理状態をイメージしやすいのも良かった。

最終列車
KU3TJU3C
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

隠蔽捜査の感想

警察官僚が主人公というのも新鮮。
前半はなんだコイツは、という人物像が読後にはここまで自分の信念を貫ける人って、現実ではお目にかかったことがないので、純粋にすごい!こんな人と仕事がしてみたいと思える。

爽快です。読んだその足で続編を買いに行きました。

のきま
PLEETMYE
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

隠蔽捜査の感想

すがすがしい気分となった。悪いことを隠そうとすると、自分だけでなく、周りも騙す必要がある。しかし、罪をきちんと受け止めれば、周りにもその影響を与え、変えることができる。ごまかすだけの人生よりも、正々堂々と生きる大切さを教えてくれた作品でした。

ビッケ
K1LY4PU3
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(9pt)

キャリア官僚の視点で描かれた見事な警察小説

現場の刑事達ではなくキャリア官僚の上層部視点で描かれた
警察小説というのが興味を惹きました。

登場する人物も、参事官や刑事部長、刑事局長など。
現場の刑事さんは殆ど出てきません。
あまり見なれない舞台がとても新鮮でした。

主人公の竜崎もキャリア官僚の1人。
ページの初頭から、
「俺は東大で、東大以外は脱落者」
「国を守るのが俺の仕事だ。」
と、主人公竜崎のエリート思考を突きつけられます。

人を突き放したような性格の主人公ですが、
読み進めると、信念の通った思考と行動がいくつも見られ、
いつの間にかこの主人公に魅了されてしまいました。

ミステリーでお馴染みの興味を惹かせる謎やトリックは皆無ですが、
複雑な組織関係や上層部達の心理模様で最後まで一気に読まされます。

誘惑などの雑念に負けず、自分の信念を貫き、
正しい事を実行していく竜崎がとても格好よかったです。

シリーズ展開されているので続編も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

立派な官僚

キャリア官僚は駄目で悪者扱いを受ける定番を覆して、正しき警察の姿をカッコ良く描かれてた。
警察小説の当たり本。

DSk
Y3WJP1IC
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