リオ: 警視庁強行犯係・樋口顕



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長編小説

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リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)

2007年05月31日 リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)

「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。 (「BOOK」データベースより)




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リオ: 警視庁強行犯係・樋口顕の総合評価:7.49/10点レビュー 35件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

警察小説を期待すると・・・

「隠蔽捜査」を筆頭にした数々の作品で、今や警察小説分野のメジャープレーヤーと目されている今野敏の「樋口顕」シリーズの第一作。文庫の裏表紙には「名手が描く本格警察小説」とあるが、正直、警察小説としての出来は良くない。佐々木譲、逢坂剛の心を躍らせるミステリーは無いし、横山秀夫の深い心理描写もない。
刊行されたのが1996年で、その時代性を反映した「アダルト・チルドレン」が主要なテーマになっているのだが、登場人物、特に捜査対象側の人物描写が類型的で、いまいち物足りない。また、犯行動機、犯行手口も「なんだかな〜」と思わせる甘さがある。
本作で唯一成功しているのは、主人公の警視庁強行犯係長・樋口顕警部補のキャラクター設定だろう。本人は「自分は周りの目を気にし過ぎる」ことに引け目を感じ、いつも自信がもてないでいるのに、上司からはその堅実さが高く評価されており、そのギャップに常に悩んでいる・・・という、これまでの警察小説にはなかったタイプのヒーローである。さらに、家族(大学の同級生の妻と、高校生の娘)が大好きなマイホームパパであり、家庭を大事にする保守的な価値観の持ち主でもある。
樋口・本人は、そうした自分の性格について、全共闘世代の後始末をさせられてきた世代だからだと考えており、折りにつけて全共闘世代、団塊の世代を批判しないではいられない。本作のストーリーは連続殺人の捜査だが、作品全体のテーマは「団塊の世代批判」の様相を呈している。
今野敏は警察小説より、世代論小説を書きたかったのだろう。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34:
(5pt)

私は好き

樋口さんのこの性格や行動、話し方など、私はなかなかに好みドンピシャでした。
凡人というけど、十分カッコイイと思う!心の中の葛藤と表のスタイルとのギャップ萌。こういう男性好き!次巻も今から読みます。続きが楽しみです。
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)より
4101321515
No.33:
(3pt)

主人公の性格が苦手

主人公は全共闘世代の次の世代だそうで、全共闘世代の尻拭いをさせられたと愚痴っている。それを何度も何度も言うから、いいかげんうんざりした。主人公のそのまた下の世代からすれば、「あんたらも同じ穴のムジナだよ」と思いながら読み終えた。続編を読む気はしない。
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)より
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No.32:
(1pt)

読むのが辛かった

主人公の育った時代背景の説明がくどくて読み飛ばしました。主人公の性格もイライラして読み進めなかった。好きな作家さんですがこれは人には勧めない。事件も「こんなものか」って感じでした。
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)より
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No.31:
(3pt)

面白かったです。

社会問題としての家庭でのネグレクトによる子供への心理的な影響についての著者のメッセージは十分に伝わったが、それを全て世代論で片付けてしまう結末には抵抗を感じる。著者特有の主人公のキャラクターを全面に出したシリーズの展開の中で、今後樋口顕が担当する捜査の中で見せる活躍に期待したい。
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)より
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No.30:
(4pt)

意外とストーリーが単純で、犯人は絞りやすく感じた。

予定より少し遅れて到着するも、梱包は丁寧で年末のカレンダーまで入っていた。
リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)より
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