■スポンサードリンク
警官の条件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
警官の条件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「2人の主人公」とその信頼関係にある人たちの生き方・仕事ぶり、もと恋愛対象の今、みな素晴らしい。 からんでくる者たちや犯罪者は、充分に描かれていて、よく読めば、素晴らしくない。 作者の筆力は凄まじい。 もたもたした展開にジリジリさせられるが、敢えて整理せずに読者をイラつかせるところもニクい。 それがリアリティを生んでいる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく対象の登場人物が多すぎで内容の整理がつかないまま話は進んでいく。バラバラに散りばめたエピソードの伏線回収は殆どない。最後は面白かったがこんなページ数で解決しちゃうのと言うあっという間のまとめ。もっと分厚いエンディングが欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警官の血、上下につづく小説であり、おどろく展開で、一気に読めます、最高の警察小説と思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完結していた名作「警官の血」に無理やり続編を作ったことで、「警官の血」まで評価を落とすことになりそうな作品です。 悪徳警官加賀谷は映画「日本で一番悪い奴ら」のモデルにもなった実在する悪徳刑事を元にしたキャラクターであり、「警官の血」までの段階では理解できる部分はあるものの、やはり許してはならない悪徳警官であったはずなんです。 ところが無理に続編「警官の条件」を作ったせいでまるで加賀谷が本当は良い人だったみたいな話になっています。 ついでに浮気をしていたはずの元恋人も別の道で頑張ってますみたいな話になっていて主人公だけが間抜けのようです。 あの重厚な3代にわたる「警官の血」が辿り着く先がこの間抜け主人公なんだと思うとなんともがっかりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なのでよく読みますが 最近は佐々木譲さんの本をよく読んでいます 警察のことをよくわかっていらっしゃるんだろうなと思いますね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2011年9月新潮社刊。前作『警官の血』の和也編で、和也の内偵によって告発され、警察を追われた加賀谷が、復帰し大活躍。警察組織の内紛と抗争を背景にした大活劇。和也と加賀谷という、好対照の第一線警察官の性格の描き方が絶妙。 『警官の血』が余りに凄かったので、続編ではそれを超えることはできない。しかし、エンターテイメントとしては抜群に面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んでから警官の血の上下を読んでしまった。でも良い小説だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
細部にこだわってリアリティーもあり面白いのだけれど長すぎて中だるみがします。最後の場面は主人公の一人、加賀谷の一人称で書いてほしかったですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「警官の血」に引き続き、本書を読みました。 その「警官の血」にある警官たる原点である“響き渡るホイッスル”に、涙が誘われる瞬間。 そして、“親爺”とは。 つねに公明正大な正攻法で実績を上げ、若くして着々と警部に昇進する主人公。 反社会的勢力の“S”とつながりをもちつつも、いぶし銀のごとく実績を上げるが、ついに警察を追われる身になった警部。 その陰と陽に分かれて、警官としてあるべき姿、その条件が描写されていきます。 警官として正義ある行動とは何か。 事件を追い続け、ショッキングな緊迫あるシーンをまじえ、一方では警察機構の内部事情に一石を投じています。 「警官の血」上巻が474P、下巻が467P、そして本書が782Pと、長編小説となっています。 その1ページも飽きることなく読み続けてしまいました。 サスペンスとしておもしろく、ハードボイルドなところ、アクションシーン、社会派推理。 そして熱いヒューマンドラマが広がっていきます。 このシリーズは、第三段に続くような予感がします。 期待したいところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警官の血(再読)→警官の条件と読破しました、重厚感がたまりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品の状態も説明通り問題なかったですし、警官の血を以前に読んで以来のつづきですから大変期待してよみました。 期待以上に大変よかったですし、これの続編がはやくでればいいなと思っています。 待ち遠しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『警官の血』の後日談とのことなのですが、 実は警官の血はまだ読んでません。 それでもこの警官の条件だけでも十二分に楽しめました。 ストーリーはもちろんのこと、 なんていうか登場人物一人ひとりが とても丁寧に描かれているというか・・・ かとしいって形容詞の多発ではなく、 会話やらなにやらでその人物が想像できるというか。 そしてなんともいえない余韻が残るんですよね。 決して幸せな結末ではないのに、 なんとなく幸せな余韻が。 もっとこの方の作品読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から注意しないといけないのは、警官の血を読んだ上で ないと、出だしから、つながりから理解がしにくい作品かも知れ ない、ということです。 警官の血の安城一家の和也が、その上司加賀谷と恋人の密会シーンを いわゆる「うたった」ところから、物語は始まります。 和也がその後、チーフとなって、麻薬取締をほかの部署と協力、競合 して、思わぬバッティングが一人の警官の死を招く。 九年間の沈黙を破り、加賀谷の復職。 復職してからの加賀谷の暗躍、活躍、沈黙。 あくまでも冷静に進める和也の捜査とは別に、糸をひく、操る、そして 狙い澄ます手指がその行く手を狙います。 加賀谷の活躍と、和也の行方の先に響き渡るその音とは? という、全作の警官の血とは一線を画し、ハードボイルドの香りがプンプン して、あまりにも加賀谷さんが恰好いいので、最後までハラハラドキドキ、 何と約780ページの最後の1ページまで読み切らせる。カッコいいんだな、これが。 舞台の変更が、唐突に描かれて、時々どちらの場面かよくわからなくなって、 読み返してしまうのですが、徐々にその展開が速くなり、一致する。 夜にその名を叫べば、を彷彿させるスピード感でした。 佐々木さんの作品って、「笑う」シリーズは、前がなくても何となく読めます から、結構お気楽なところもあるのですが、この作品。やっぱりより面白く読む ためには、努力も必要でしょうか。 95点。 前作の流れとあまりに違う。あの話は一体なんだったのよ。加賀谷があんまり カッコ良すぎるでしょ。ってところが少し。 お勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品の状態は期待していた以上で大変満足しています。ありがとうございました。 またの機会もよろしくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
活字なのに動きがあり、しかもスピードと深みを感じました。ドラマを見ているようで少しドキドキしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3代に渡る警察官の物語として評価の高い「警官の血」の続編ともいえる本作ですが、そんなことには関係なく一人の警官・男の物語として本当に素晴らしい小説です。 確かに前作を読んでいれば登場人物各々の背景はよりわかりやすいかもしれませんが、いきなり本作から読んだとしても、すぐに物語の中に引っ張りこまれていくくらいの濃密な雰囲気があります。 というのも、本作の本当の主人公は加賀谷という警官だからです。たしかに3代目にあたる安城警部が話の中心であり、彼の心中を描きながら話は進んでいきますが、その裏にある加賀谷警部の思い(実際の描写はほとんどありませんが)に気づくと、さらに奥の深い物語であることに感動するでしょう。 なぜ彼が復職し、周囲の様々な雑音の中で己の道を進んでいくのか、安城警部への思いも含め彼の信念が明らかになるラストは、男であれば本当に泣けてきます。 あえて言います。ぜひ、男性に読んで欲しい1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大傑作警官の血の続編、解説にも書いてあるとうり、スピードアップして、話しは、ズンズン進む、ページをめくる手が止まらない、しかし加賀谷のキャラクターは、佐藤浩一とだぶって、カッコイイ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あの『警官の血』の後日談と知って、期待と不安が入りまじっている方、 おすすめします。あちらも名作、これもまた傑作。 三代の警官を描いた前作の最後に出てきた、三代目の安城和也。 彼と公私にわたる対決があった上司、加賀谷仁。 先輩と後輩二人の、その後十年目の、ある帰結まで。 『警官の血』は半世紀にわたる時代と社会と個人をタテ軸で見事に捉えていた。 本作でも(十年にわたる)時間の経過も描かれるが、基本は 現在進行形の事件がヨコ軸として存分に書き込まれている。 共時的に扱われる事件や人物の多彩さ、警察小説らしいテンポの良さで、 ページを繰る手を休ませない。 『警官の血』における加賀谷は、部下である和也が恐れ、称え、慕い、 やがて恨む対象として、そのギラギラとした個性が強調されていた。 本作での加賀谷は、前作でのアクの強さを維持しつつ、物語としては 和也が、かつて加賀谷を「親爺さん」と呼んだことの意味が、問われる。 つまり、実父(『血』の二代目警官、民雄)を幼くして亡くした和也にとっての 「疑似的な父性」との対峙が隠れた主題。 これが事件の成り行きと相まって最後まで緊張を持続させており、うなるほかない。 我々は「事件」の成り行きを追う快楽と、この疑似的な「父子」の運命の行く末を 見守る義務とを、一対のものをして強いられる。 そして、本作における“警官の条件”とは、すなわち“父たるものの条件” あるいは“男たる生き方の条件”でもあることに、鮮烈に、思いいたる。 結末に、反発や不満を覚える読者もいるかもしれない。 が、『血』の愛読者なら決して忘れられない、小道具としての 警笛(ホイッスル)の使い方は絶品で、深い余韻を残します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あの傑作『警官の血』の後日談である。加賀谷仁を告発した安城和也は警部に昇進し、覚醒剤ルートの解明に奔走するが… 組織の中で形振り構わず、のし上がろうとする警官と堕ちる警官の対比の構図が面白い。しかし、前作の方が重厚で読み応えがあった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!