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警官の条件



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【この小説が収録されている参考書籍】
警官の条件
警官の条件 (新潮文庫)

警官の条件の評価: 4.32/5点 レビュー 28件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ちょっと消化不良

とにかく対象の登場人物が多すぎで内容の整理がつかないまま話は進んでいく。バラバラに散りばめたエピソードの伏線回収は殆どない。最後は面白かったがこんなページ数で解決しちゃうのと言うあっという間のまとめ。もっと分厚いエンディングが欲しかった。
警官の条件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:警官の条件 (新潮文庫)より
4101223262
No.1:
(3pt)

警官の血の後日談ですが

前作,「警官の血」の後日談です。主人公の安城と彼が告発した加賀谷のその後の話から始まります。さらに,ちょっとですが元の恋人も登場します。覚醒剤を扱う新しい勢力を警察が追求することが主題です。従来の捜査方法や情報源が通用しないために捜査が遅遅として進まず,捜査の効率を上げるために警察組織をいじくり,かえって縦割りの組織の弊害が出て非効率な捜査が続く様子が描かれ続けます。
 大変長い作品ですが,「終戦からの警察組織の成り立ち,そして現在に至るまでの壮大な流れおよびそこで生きてきた親子三代の警察官を描いた警官の血」と比べるとスケールが小さく,感動もあまりありません。話も警察組織の内部事情と地道な捜査状況の描写が延々と続き,テンポも悪いので話の中に引き込まれません。しかし,これは戦争から再起したダイナミックな日本と制度疲労から道を模索している現在を象徴した作品ともとらえることができると思います。

警官の条件Amazon書評・レビュー:警官の条件より
4104555088

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