桃源



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    桃源
    桃源 (集英社文庫)
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    初公開日(参考)2019年11月
    分類

    長編小説

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    桃源 (集英社文庫)

    2022年09月16日 桃源 (集英社文庫)

    沖縄の互助組織、模合。 グループで毎月集まって金を出し合い、欲しい人間から順に落札するこの制度で集めた、仲間の金六百万円を持ち逃げした比嘉の行方を追うこととなった大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。 どうやら比嘉は沖縄に向かったらしいという情報をつかんだ二人が辿り着いたのは、沖縄近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だった――。 遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。様々な情報と思惑が錯綜するなか、真実はどこに向かうのか。著者過去作の『落英』に登場した上坂が新たに組んだ相方は沖縄出身の色男・新垣。新結成の警察コンビが事件の謎に迫る! 「黒豆コンビ」、「ブンと総長」など初期警察小説から三十余年、黒川博行の新たな正統警察捜査小説シリーズ、ここに誕生。刑事・新垣遼太郎×上坂勤が南西諸島を舞台とするトレジャーハント事件に挑む。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

    桃源の総合評価:8.30/10点レビュー 30件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    桃源の感想

    新垣&上坂の掛け合いだけでもたのしめますね。
    加えて、ストーリーの展開もテンポ良く楽しめました。
    ラストのオチはなかった方が良かったかも…。

    kmak
    0RVCT7SX
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    口も腕も立つ、大阪府警の新コンビ登場

    2016年から19年にかけての雑誌連載に加筆・修正し改題されたノンシリーズの長編作品。大阪府警捜査二係の刑事コンビが無尽で集めた金を持ち逃げした犯人を追って沖縄、奄美に渡り、沖縄近海に沈んだ交易船から宝物を引き揚げるというトレジャーハンティングの出資話にたどり着き、詐欺事件として立件するという警察小説である。
    大阪泉尾署で詐欺や横領など経済事案を担当する新垣と上坂のコンビに新たに割り当てられたのは、沖縄出身者たちの無尽である模合で金を持ち逃げした解体業者・比嘉を探し出し逮捕することだった。事務所を皮切りに足取りを追うと、比嘉は出身地である沖縄、石垣島に逃げたようだった。冬が近づく大阪から南国へ、リゾート気分で追いかけた新垣と上坂だったが常に比嘉に一歩先を行かれ捕まえることが出来なかったのだが、そうするうちに、比嘉が怪しい沈船ビジネス詐欺の常習犯と一緒に行動していることを発見。詐欺事件をして立件することを視野に入れ、深く追求して行くと、背後に暴力団も絡む大掛かりな犯罪が見えてきた・・・。
    大阪府警が舞台だが従来の大阪府警シリーズには分類されず、単独作として扱われている。ただし、主役の上坂は「落英」でも主役となっており、二度目の登場である。ストーリーの基本は仲間の金を持ち逃げした詐欺・横領事件と大掛かりな沈船詐欺の捜査だが、暴力団が絡むことでいつも通りの黒川博行ワールドのエンターテイメント作品になっている。二人の刑事を始めとする警察、詐欺グループ、暴力団のキャラクターがきちんと描かれているため、ストーリーが分かりやすく、話の展開もスピーディで一気読みの面白さだ。途中に何度も挿入される映画マニア・上坂の映画トリビアも読みどころ。
    黒川博行ファン、警察ミステリーファン、軽めの犯罪ミステリーファンにオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.28:
    (2pt)

    落丁 酷い

    かなりの落丁が有りました。
    桃源 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:桃源 (集英社文庫)より
    4087444309
    No.27:
    (3pt)

    上坂勤ちゃんいいわ~

    「連鎖」で初めて黒川作品を読んで、上坂勤ちゃんのキャラに惹かれてこちらを。
    「連鎖」よりは面白かった。

     「詐欺師は初めて会うたときから、十年来の友達みたいにフレンドリーで、息つくまもなく喋ります。」と勤ちゃん。
    なるほと、なるほど。
     「悲しいかな、日本は科挙の国ですわ。人格がどうあろうとも、試験さえ受かったら国家権力を手にできるんです。警察庁のキャリア連中もそうやないですか。と勤ちゃん。
    なるほど、なるほど。
     縁の下の賽銭箱には金は落ちんのや」新垣遼さん

    こんな感じで駒回し的コンビがとても味わい深い。
    だが、警察小説的深さ?は無いような気もする。

    まだ黒川作品は2作だけれど、これだけ勤ちゃんのキャラが立っていたら
    他が薄まるのかも。
    私は、ストーリーや展開より、勤ちゃんのファンなのでその面白会話で十分楽しんでしまった。

    あ、ただ新垣遼さんのセフレ女たちはいらんのでは?
    とってもとってつけた感ありで余分だったと思う。
    桃源 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:桃源 (集英社文庫)より
    4087444309
    No.26:
    (5pt)

    今更ながら黒川は正統派刑事ものの大家である

    疫病神や、辞めデカシリーズで明らかなように、黒川は刑事にせよ、ヤクザにせよ、コンビで活躍する
    人間を描くのが実に巧い。今回は、大阪府警泉尾署の刑事新垣と上坂という新たなコンビを生み出した。
    二人とも経済班を追う捜査2係の独身刑事。新垣は、沖縄出身ですっと見栄えもよく、女にもてる。
    派手なことはしないが、こつこつと事件を追う。一方の後輩の上坂のほうは、小太りでちょっと若禿、
    よく食い、よく飲む。映画マニアという設定。二人とも上司の目を盗んではちょこっとサボることもあるが、
    根は真面目に働く刑事たちである。そして、黒川作品で欠かせない、二人の掛け合い漫才的な
    やり取りもふんだんに盛り込まれ、さらには上坂の映画フリークとしての、ちょっとどうでもいい知識が
    満載で只管楽しい。あまり事件とは言えないほどの金の持ち逃げを追う二人だが、この事件はやがて
    「沈船詐欺」に結びつき、やがて覚せい剤をめぐる殺人事件まで発展していく。文庫の帯には「正統派
    警察捜査シリーズ」とあるが、そうなのだ、まさに他の刑事ものには見られない至って正統派、リアルな
    刑事ものである。アクションらしきものも殆どないが、二人のやり取りと、捜査の進展をリアルに追っていく
    黒川らしい筆の運びは決して退屈しない、いや大いに楽しませてくれる。恥ずかしながら今初めて
    知ったが、文庫のカバーのイラストは奥さんの黒川雅子さんが描いている。これも素晴らしい作品だ。
    桃源 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:桃源 (集英社文庫)より
    4087444309
    No.25:
    (2pt)

    ダラダラとして緊張感なし

    今までのヤクザシリーズや大阪府警のアウトローコンビシリーズは所々に緊張感のあるガチガチの喧嘩があったが、こちらはそれがない。
    ダラダラとしたやり取り続き、本も分厚いので途中で飽きてやめてしまった。
    最後まで読むのがしんどい。
    桃源 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:桃源 (集英社文庫)より
    4087444309
    No.24:
    (2pt)

    読んでいてシンドイ

    ストーリーがもう一つです。
    桃源 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:桃源 (集英社文庫)より
    4087444309



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