桃源
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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新垣&上坂の掛け合いだけでもたのしめますね。 | ||||
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2016年から19年にかけての雑誌連載に加筆・修正し改題されたノンシリーズの長編作品。大阪府警捜査二係の刑事コンビが無尽で集めた金を持ち逃げした犯人を追って沖縄、奄美に渡り、沖縄近海に沈んだ交易船から宝物を引き揚げるというトレジャーハンティングの出資話にたどり着き、詐欺事件として立件するという警察小説である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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かなりの落丁が有りました。 | ||||
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「連鎖」で初めて黒川作品を読んで、上坂勤ちゃんのキャラに惹かれてこちらを。 「連鎖」よりは面白かった。 「詐欺師は初めて会うたときから、十年来の友達みたいにフレンドリーで、息つくまもなく喋ります。」と勤ちゃん。 なるほと、なるほど。 「悲しいかな、日本は科挙の国ですわ。人格がどうあろうとも、試験さえ受かったら国家権力を手にできるんです。警察庁のキャリア連中もそうやないですか。と勤ちゃん。 なるほど、なるほど。 縁の下の賽銭箱には金は落ちんのや」新垣遼さん こんな感じで駒回し的コンビがとても味わい深い。 だが、警察小説的深さ?は無いような気もする。 まだ黒川作品は2作だけれど、これだけ勤ちゃんのキャラが立っていたら 他が薄まるのかも。 私は、ストーリーや展開より、勤ちゃんのファンなのでその面白会話で十分楽しんでしまった。 あ、ただ新垣遼さんのセフレ女たちはいらんのでは? とってもとってつけた感ありで余分だったと思う。 | ||||
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疫病神や、辞めデカシリーズで明らかなように、黒川は刑事にせよ、ヤクザにせよ、コンビで活躍する 人間を描くのが実に巧い。今回は、大阪府警泉尾署の刑事新垣と上坂という新たなコンビを生み出した。 二人とも経済班を追う捜査2係の独身刑事。新垣は、沖縄出身ですっと見栄えもよく、女にもてる。 派手なことはしないが、こつこつと事件を追う。一方の後輩の上坂のほうは、小太りでちょっと若禿、 よく食い、よく飲む。映画マニアという設定。二人とも上司の目を盗んではちょこっとサボることもあるが、 根は真面目に働く刑事たちである。そして、黒川作品で欠かせない、二人の掛け合い漫才的な やり取りもふんだんに盛り込まれ、さらには上坂の映画フリークとしての、ちょっとどうでもいい知識が 満載で只管楽しい。あまり事件とは言えないほどの金の持ち逃げを追う二人だが、この事件はやがて 「沈船詐欺」に結びつき、やがて覚せい剤をめぐる殺人事件まで発展していく。文庫の帯には「正統派 警察捜査シリーズ」とあるが、そうなのだ、まさに他の刑事ものには見られない至って正統派、リアルな 刑事ものである。アクションらしきものも殆どないが、二人のやり取りと、捜査の進展をリアルに追っていく 黒川らしい筆の運びは決して退屈しない、いや大いに楽しませてくれる。恥ずかしながら今初めて 知ったが、文庫のカバーのイラストは奥さんの黒川雅子さんが描いている。これも素晴らしい作品だ。 | ||||
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今までのヤクザシリーズや大阪府警のアウトローコンビシリーズは所々に緊張感のあるガチガチの喧嘩があったが、こちらはそれがない。 ダラダラとしたやり取り続き、本も分厚いので途中で飽きてやめてしまった。 最後まで読むのがしんどい。 | ||||
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ストーリーがもう一つです。 | ||||
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