悪果



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悪果
悪果 (角川文庫)
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初公開日(参考)2007年08月
分類

長編小説

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悪果

2007年08月31日 悪果

かつてなくリアルに描かれる捜査の実態と癒着、横領、隠蔽、暴力、…日本警察の真実のなかにあぶりだされる男たちの強烈な光と闇。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.60pt

悪果の総合評価:8.47/10点レビュー 51件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

悪果の感想

娯楽色満点。単純に面白い、というか「おもろい」と関西風に言った方がいいかもしれない。
大阪府警マル暴担当の二人の刑事、堀内と伊達のシノギを描いたちょっとアウトローな警察小説。
主人公はチョイと利口な堀内だが、体育会系の伊達がいい味を出している。
なぜか、字面に「伊達」という名前が出るたびに、サンドウィッチマンの伊達でない方、「富澤」の方が頭に浮かんだ。
これはまだドラマ化されていないのかな?伊達を演じるのはだれだろう、ついつい読みながら考えてしまった。


▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ヤクザと警察、どっちが悪?

大阪府警の丸暴刑事「堀内・伊達」シリーズの第1作。ヤクザの上前をはねる悪徳刑事コンビがヤクザを利用する悪徳商売人に挑戦する、社会派のエンターテイメント作品である。
ヤクザ組織の賭場の情報をつかんだ丸暴刑事・堀内は、相棒の伊達とともに内偵を重ね、現場に踏み込んで27人を逮捕するという手柄を立てた。捜査で知った情報をもとにイエローペーパー発行人・坂辺と組んで強請を働くという「裏のシノギ」をやってきた堀内は、今度も新たな金づるをつかもうとしたのだが、坂辺が車にはねられて死亡し、堀内はヤクザに尾行されるようになった。金づるにしようとした学校法人理事長にはどんな裏があるのか、だれがヤクザを動かしているのか、警察内部の監察部門の目を気にしながらも堀内と伊達は、自分たちのシノギを遂行しようとする・・・。
話の最初から最後までとにかく、刑事もヤクザもビジネスマンも、出て来る人物は全員が悪者と言っても過言ではない。お互いがお互いの上前をはね、さらなる大金をつかむべく知恵と度胸で渡り合う。その丁々発止は細部までリアリティがあり、しかも軽妙で魅力的な大阪弁のやり取りが加わり、まさに全編、黒川博行ワールドである。
警察小説、ハードボイルドというよりノワール・エンターテイメントの傑作として、肩が凝らない社会派エンターテイメント作品を読みたいという読者にオススメする。

iisan
927253Y1
No.3:
(7pt)

悪果の感想

結末はまさに悪果でしたね。序盤長く感じましたが、中盤からの糸をたぐる展開は絶妙だと思います。おもしろかったです。

kmak
0RVCT7SX
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

悪果の感想

堀内・伊達シリーズの第一弾。
大阪府警のマル暴担の悪徳刑事のお話。
ヤクザ顔負けの非合法なシノギのやりとりや女にだらしない姿などキャラ設定は文句なしの主人公。
ただ殺人事件が起こるまでが長くてそこまでがものすごく読むのに時間がかかってしまいました。
殺人事件発生後からは一気読み。
登場人物の複雑な人間関係の把握に時間が少しかかりましたが面白かったです。
序盤がすっきりしていればもっと好みでした。
続編も読みたいと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

悪果の感想

大阪府警のマル暴担当刑事が主人公の警察小説です。とにかく出て来るのが悪人ばっかりで、みんな自分の事しか考えていない。本当の警察官はもっと真面目だと思いますが、著者の筆力は凄まじく圧倒的なリアリティで、本当にこんな事してるのか?と思ってしまいました。
少々話が長くて人間関係やストーリーが複雑に思えた所と、エンディングが気に入らなかったですが、相当取材を重ねた力作には間違いありません。
登場人物達の熱量に圧倒される事になるでしょうが、軽妙な大阪弁の会話も楽しいですし、ぜひ多くの方に読んでいただきたい傑作です。特に大人の男達にオススメ。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.46:
(5pt)

状態

とても良いコンディションの商品でした。
サイトも明確で必要な情報が得られたのが決め手です。ご丁寧な対応ありがとうございました。
悪果 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:悪果 (角川文庫)より
4043943814
No.45:
(5pt)

探していました

ありがとうございます。
悪果 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:悪果 (角川文庫)より
4043943814
No.44:
(5pt)

さすがの

安定した面白さ。
悪果 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:悪果 (角川文庫)より
4043943814
No.43:
(4pt)

届いた本の状態も非常によく満足のいくものでした。新品を購入するよりお得感があります。

この作者の文章はテンポがよく、瞬く間に読み進んでしまいました。
悪果 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:悪果 (角川文庫)より
4043943814
No.42:
(3pt)

ビートたけしの映画みたい。

黒川博行さんの本です。
大阪府警のマル暴担当刑事の堀内を主人公として、その相棒の暴力刑事伊達のお話しでした。
最初は、賭博のがさ入れからはじまるのですが、だんだんとそのガサによって、芋づる式にコトが露見していって、
それを堀内と伊達が追いかけていく、という感じの話でした。

大阪府警のマル暴は腐ってるんだなぁ、という感じでして、
警察こそがヤクザ組織で、まさに「桜田門組」のシノギの話って感じがしました。
マル暴担当の刑事は、もうほとんどヤクザ屋さんでして、
そういうヤクザのシノギの大変さが描かれていました。
主人公の堀内は、妻がマルチ商法の○ムウエイにがっつりはまっていて、家庭生活はほとんど営んでなくて、
クラブのホステスを愛人にしていて、その愛人の杏子相手に、

「教えといたろ。警察官は三とおりある。ごますりの点取り虫と、まじめなだけのボンクラと、ほんまもんの捜査ができる本物の刑事や。おれは本物のマル暴担やぞ」(272㌻)
ですからね。
「本物」と書いて、「モノホン」とルビがふってあります。
仕事が出来ることが、やり甲斐と結び付いてないところから、グレていくというか、拗ねていって、そこからマル暴担で悪い人間になる、というような、転落人生が描かれているのだと思いました。

ヤクザとマル暴の堀内&伊達の、丁々発止のやりとりだとか、次から次へと話が展開していくのが、なかなか面白かったです。
個人的には、伊達の天衣無縫ぶり、暴力刑事ぶりが、ビートたけしの映画みたいで、面白く思いました。
悪果 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:悪果 (角川文庫)より
4043943814



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