大博打



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初公開日(参考)1991年11月
分類

長編小説

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大博打 (新潮文庫)

1998年02月28日 大博打 (新潮文庫)

無茶苦茶な誘拐事件だった。身代金が金塊二トン(時価32億)。受け渡しはどうするのか、大阪府警は驚愕するが、犯行計画は緻密だった。大阪湾に繋留中の漁船に金塊を積み、オートジャイロをセットしろという。金塊を積み無人の漁船が闇をゆく。だが、奪取寸前、漁船は偶然にもタンカーと衝突炎上してしまう。万事休すと思いきや、犯人の真骨頂はここからだった。 (「BOOK」データベースより)




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大博打の総合評価:8.23/10点レビュー 22件。Aランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

犯行のアイデアが光る誘拐ミステリー

1991年に刊行された、著者の初期作品といえる長編ミステリー。おなじみの大阪府警のメンバーが登場するのだが、警察捜査より誘拐犯のほうに力点がある、大阪府警シリーズのスピンオフ作品である。
チケット屋を経営する資産家・倉石達明の父・泰三が誘拐され、犯人は身代金として金塊2トンを要求してきた。2トンもの金塊を一体どうやって受け取るのか? 大阪府警は疑問を抱きながらも金塊を用意し、犯人の要求通りに小型漁船に積み込み捜査員を張り込ませていたのだが、犯人に裏をかかれ漁船は無人のまま自動操縦で淡路島へ向かってしまった。犯行が成功するかと思われた寸前、漁船は通りかかったタンカーに衝突し爆発してしまった。誰もが計画は失敗したと思ったのだが、犯人はあっと驚く手段で金塊を手に入れていたのだった。ところが・・・
誘拐事件を捜査側と犯人側から交互に描いてストーリーが展開され、途中途中に犯人と被害者である泰三とのやり取りが挿入される。全体に渡って大阪府警シリーズの特徴であるユーモラスな会話がちりばめられ、犯人も憎めないやつなので誘拐もののサスペンスより犯行手口のアイデアと人間ドラマを楽しむ作品といえる。
大阪府警シリーズのファンはもちろん、ユーモア・ミステリーのファンにはぜひおススメしたい。

iisan
927253Y1
No.1:
(7pt)

大博打の感想

著者の疫病神シリーズがおもしろく、他の作品も読もうとこの作品を読みました。かなり以前の作品なので、著者によさが出ているのか気になりましたが、この作品もおもしろかったです。
誘拐の中に人情味があり、現実的ではないのですがまとまりが良かったと思います。艀とか、現場設定もなかなか珍しいですよね。

kmak
0RVCT7SX
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(5pt)

痛快

著者の比較的初期の作品。
題材は誘拐ですが、全体を通して明るい話に仕上げています。
筋自体がご都合主義に寄りすぎてるような気がしますが、一気に読まされました。
すっきりとした読後感を味わいました。
大博打 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大博打 (新潮文庫)より
4101370125
No.19:
(4pt)

大阪弁の会話が笑えます。

大阪ノワールの嚆矢 黒川博行氏。大阪の方の会話は関東人の私からしたら普通の会話が漫才のようです。私は好きな作品です。
大博打 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大博打 (新潮文庫)より
4101370125
No.18:
(5pt)

大ファンです。

読み切りましたら。また、別のを注文します。
大博打 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大博打 (新潮文庫)より
4101370125
No.17:
(5pt)

大博打 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大博打 (新潮文庫)より
4101370125
No.16:
(5pt)

誘拐犯も、誘拐された者も、刑事も善人

脅迫された奴とその妻だけが最低だった、というユニークな誘拐物だ。
刑事と誘拐犯のコンゲームであるのは間違いないが、そこはかと漂う大阪の風情がいい。大阪人独特の韜晦と諧謔が
全編に溢れているのだ。金塊を奪い予定だったトリックも船舶に精通した著者だけあって、なるほどと唸らされた。
ただ一つ、邸宅の地下から庭に金塊を運び出す下りだけは、ちょっと無理があると感じた。
大博打 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大博打 (新潮文庫)より
4101370125



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