大博打
- 誘拐ミステリ (101)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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1991年に刊行された、著者の初期作品といえる長編ミステリー。おなじみの大阪府警のメンバーが登場するのだが、警察捜査より誘拐犯のほうに力点がある、大阪府警シリーズのスピンオフ作品である。 | ||||
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著者の疫病神シリーズがおもしろく、他の作品も読もうとこの作品を読みました。かなり以前の作品なので、著者によさが出ているのか気になりましたが、この作品もおもしろかったです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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読み切りましたら。また、別のを注文します。 | ||||
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優 | ||||
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脅迫された奴とその妻だけが最低だった、というユニークな誘拐物だ。 刑事と誘拐犯のコンゲームであるのは間違いないが、そこはかと漂う大阪の風情がいい。大阪人独特の韜晦と諧謔が 全編に溢れているのだ。金塊を奪い予定だったトリックも船舶に精通した著者だけあって、なるほどと唸らされた。 ただ一つ、邸宅の地下から庭に金塊を運び出す下りだけは、ちょっと無理があると感じた。 | ||||
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1991年の黒川作品。登場人物の人物造形は平板。近年の作品群のように彫は深くはありません。この作品の魅力は、身代金に札束ではなく、インゴットを指定したこと。それに付随する数々のトリックは独創的です。 人質になった老人の描き方も面白かったです。人質と犯人の交流も、盗人にも三分の理、という黒川哲学がにじみ出ていました。 | ||||
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前半は刑事の一人称が誰なのかなかなかわからないし(結局竹内だとわかる)、展開がわかりにくくてかったるいなーと思いながら読んだんだけど、中盤からどんどん引き込まれて読み終わった今は面白かったの一言。刑事たちの描写が多いけどあまり意味がなくて、犯人が追い詰められるようであまり追い詰められないからあれらのシーンはなんなのかなとも思う。人質の爺さんのキャラが最高で、ラストも凄く良かった。破滅的なラストしか無いような題材で、あのラストはすごく好き。流石黒川博行。 | ||||
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