蒼煌
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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雑誌連載された長編小説。ミステリーではないが、一種の犯罪小説、ノンフィクションに近いスキャンダル小説である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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Very nice | ||||
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黒川のベストセラーの一つ「後妻業」が出たときに、闇の取材ルートを通じてこの作品を書いたのではないかと 疑いたくなるほどの専門的かつ詳細な描写に舌を巻いた。彼のこの作品の後に、筧千佐子なる女の「後妻業」 としての犯罪が明らかになり世間を騒がすことになった。そして、この「蒼煌」、芸術院会員選挙をめぐっての 画家を始めとする芸術家たちの欲にまみれた世界が描かれていく。画家、画商、そして政治家も巻き込んでの 「戦争」、これを黒川はまたまた専門的な設定で描き切っている。彼自身京都芸大の出身、多少の噂や情報は 当然持っていただろうが、それを彼なりの取材と、自分の類稀なる想像力で、そして日本画家である妻の アドバイスで以て、きっとこれは何人か実在のモデルがいる筈だと、読者に思わせるほどリアルな仕上がりの作品に なっている。黒川の作品の一つのカテゴリーである刑事ややくざたちは出てこない。だが、きっちりとプロットを 作り出し、「落とし前のついた」作品にすることで、一種の推理小説を読んでいるように思わせるほどの 極上のエンターテインメントになっている。言うまでもないが、多岐にわたる登場人物の描き方も巧い。 一癖も二癖もある連中ばかりだが、どこか憎めないという黒川ワールドが展開されている。面白いとしか 言いようがない。 | ||||
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画壇の権威者たちがいかに腐っているか、それを面白可笑しい黒川節で味合わせてくれる傑作。ストーリーは、ただひたすら金を配り続けるだけ。痛快な暴力シーンも濃厚な官能シーンもないのに、先へ先へとページを繰る手がとまらない。芸術家の欲にまみれた裏面が滑稽で苦々しくて面白くてたまらない。そして、蒼煌という抽象的な題名の意味がわかる最後の一行。黒川博行前半の仕事の中では、『迅雷』とこの『蒼煌』が大好き!!! | ||||
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疫病神から黒川作品に入ったのですが、これは、いまいち面白みにかけました。 一気に読めなかった? 読もうと引き込まれなかったですね。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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