泥濘



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初公開日(参考)2018年06月
分類

長編小説

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泥濘

2018年06月29日 泥濘

「待たんかい。わしが躾をするのは、極道 と半グレと、性根の腐った堅気だけやぞ」 疫病神シリーズの名コンビ、桑原と二宮が帰ってきた! 今度の標的は警察官OBが作る自称・親睦団体の「警慈会」。老人ホームにオレオレ詐欺……。老人を食い物にする腐り切った警察OBに二人は挑むが、二宮は拉致、桑原は銃撃を受け心肺停止になってしまう。 「おまえ、おれを脅しとんのか」「脅し? わしは値踏みをしてるだけや。おまえがどれほどのワルか、をな」「社会のダニが一人前のことをいうやないか。ダニはダニらしいに、女のヒモになるか、シャブの売人でもして食うたらどうや」「わしはダニかい」「ダニはいいすぎた。クズや、おまえは」警察OBのドンを相手に一歩も引かない桑原と二宮を待つ運命は? ドンデン返しに次ぐドンデン返しのスピード感がたまらない、疫病神シリーズ間違いなしの最高傑作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

泥濘の総合評価:8.85/10点レビュー 47件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

泥濘の感想

桑原&二宮の掛け合い最高です。
ストーリーの展開より、掛け合いの方が、、、。

この回、桑原の心情的な結末は迎えてないと思うので続きが楽しみです。

kmak
0RVCT7SX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

狐と狸に絡む一匹狼とオカメインコ

厄病神シリーズの第7作。今回は、ヤクザだけでなく警察OBの悪事にも立ち向かう、期待通りのアクション長編である。
一匹狼のヤクザ桑原が金の臭いを嗅ぎ付けたのは、警察官OBの親睦組織という名目の狐と狸の悪徳グループが糸を引く診療報酬不正取得、老人ホーム経営、オレオレ詐欺。成功報酬の一割という約束に目がくらんだオカメインコ二宮は、またも懲りずに桑原にくっ付いて歩いたために、警察官OBとつるんでいるヤクザ事務所で拉致され、大けがを負わされ、悪徳マル暴・中川の助けを借りて何とか脱出した。しかし、そんなことでは諦めない厄病神コンビは危険を省みず、いつも通り狙っただけの金を手に入れようとする。
相変わらず、めっちゃテンポがいい。ストーリー展開、大阪ヤクザの会話、サスペンスに富んだどんでん返し、すべてにおいて期待を裏切らない。さらに、警察を中心にした権力機構の腐った一面、福祉に名を借りたあくどい商売人など、今の社会が内包する病弊を暴いて痛快である。
本作だけでも十分に読むに値する傑作だが、シリーズの最初から読み重ねると数倍は面白くなること請け合い。厄病神ファン、黒川ファン、アクションミステリーファンには文句なしのオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.45:
(4pt)

商品の質

郵送袋も楽しい図柄やし。商品自体も綺麗で気分良く読めそうです。あの品質でこの値段、喜びしか無いです。
泥濘Amazon書評・レビュー:泥濘より
4163908560
No.44:
(5pt)

黒川さん得意の痛快バディー物❗️

作者のこのシリーズは、常に二宮目線でのストーリー展開なので、実際のところ桑原が二宮をどう思っているのか、読み手の想像に委ねられます
泥濘Amazon書評・レビュー:泥濘より
4163908560
No.43:
(5pt)

このシリーズは最強面白い。

理屈抜きで面白い。
泥濘Amazon書評・レビュー:泥濘より
4163908560
No.42:
(4pt)

<福祉>という意外なテーマを採り上げながら、2人の捻ったテンポ良い会話を中心として痛快なエンターテインメントに仕立て上げた快作

"疫病神"シリーズの第七作。作者の特長は、周知の通り、徹底した事前調査、特に本シリーズにおいては関西弁によるテンポの良い会話であるが、本作でもその特長が活きている。そして、本作のテーマは<福祉>という意外性。作中に「これからのシノギは福祉」という台詞が出て来る(冷静に考えて見るとありそうな事だが、本作を読まなければ思い付かない発想)。桑原の<二蝶会>と対立する<白姚会>との抗争を背景に、<悠々の森やすらぎ>という高齢者施設を乗っ取った<白姚会>を"疫病神"コンビが成敗(?)するという展開。勿論、桑原も二宮も金目当てでやっているのだが、こう書くと2人が正義漢に様に見える所が本シリーズの魅力であろう。

冒頭、桑原が<白姚会>にカチ込んで(桑原は頭は切れるが抑えの利かない根っからの極道という事か)、桑原は逃げるが、逃げ遅れた二宮が顔を中心にボコボコにされると共に、桑原のBMWのキーを<白姚会>に盗まれ、互いに相手に恨みの念を持って交わし続ける捻った会話の面白さ(私は関東人なので特に面白く感じた。二宮の独り言のボヤキも味がある)。また、この際、医療費の不正請求、債権回収、催眠療法、警察のマル暴OBがヤクザ(本作では<白姚会>)とつるんでいる事、世界のカジノ市場規模は13兆円だが、日本のパチンコ・パチスロの売上げは23兆円といった作者の知識がさりげなく披歴される。また、飲食シーンが多い点も特徴で、関西の"うまい物"を紹介している風情もある。そして、どうやら"090金融(闇金)"(本作で初めて知った)をやっていた乗っ取りグループのリーダーを見つける事及びグループの中で消されたらしい男の犯人の追及が桑原の目的らしい。そのために、<白姚会>の番頭を攫って橋から吊るすリンチを加えるという破天荒さも桑原らしい(組同士の全面戦争になってしまったら、という危惧は桑原と無縁)。その結果、南条(オレオレ詐欺グループのリーダー。本当のリーダーは<白姚会>の若頭の木崎)という名前を聞き出すが、このリンチを手伝った弟分のセツオが<白姚会>に捕まってしまって冒頭と同じ状況に戻るという繰り返しギャグの様な展開。しかし、ここに来て桑原が何を金にしようとしているかやっと分かった。

最後は桑原が撃たれて"心肺停止"となって「破門」以来のピンチになるというサービス振りで、手術後に見舞いに行った際、自分の分け前の事しか口にしない二宮が実は気落ちしている様子は2人の名コンビ振りを良く表している。<福祉>という意外なテーマを採り上げながら、2人の捻ったテンポ良い会話を中心として痛快なエンターテインメントに仕立て上げた快作だと思った。
泥濘Amazon書評・レビュー:泥濘より
4163908560
No.41:
(5pt)

相変わらずの桑原さんのイケイケがたまらない

とにかく面白い。
話の展開、スピード感も絶妙。あっという間に読み終わってしまった。次回作にも期待している。
泥濘Amazon書評・レビュー:泥濘より
4163908560



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