捌き屋 盟友
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 | 2018年06月08日 捌き屋 盟友 (幻冬舎文庫) 企業間に起きた問題を、秘密裏に解決する鶴谷康。そんな彼に、不動産大手の東和地所から土地売買を巡るトラブル処理の依頼が届く。東京五輪開催を前に、再開発事業を進める西新宿の二つの土地。その背景に、関西のある大物ヤクザの暗躍があった。政治家や警察官僚を巻き込んだ利権と癒着の巣窟を前に、命を狙われる鶴谷の運命は? シリーズ新章開幕。(「BOOK」データベースより) |
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| 迅速な対応綺麗な商品ありがとうございました。 | ||||
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| あやしげな職業の主人公と極道の活動をユーモラスに描いています。 軽いノリで読ませます。 ただ、読み終わったあとの満足感がありませんでした。 不満のひとつは、サスペンスがない、ということです。 問題解決まで20日というタイムリミットを設けたのに、締切りが迫ってくるサスペンスがありません。 オーソドックスなやり方だと、締め切りまであと何日というのが表示されます。 本作では、そんな陳腐な手法を嫌っているのか、締切りまでどれだけの時間が残されているのか、さっぱりわかりません。 不満のもうひとつは、主人公が決定的な窮地に陥らないということです。 そのため見せ場にとぼしく、ハラハラドキドキが起こらないのだと思います。 逆に言うと、ハラハラドキドキがないのに、これだけ読まされるのはスゴイ、ということかもしれません。 あまり他人に進めようとは思わない作品でした。 | ||||
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