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泥濘
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泥濘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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郵送袋も楽しい図柄やし。商品自体も綺麗で気分良く読めそうです。あの品質でこの値段、喜びしか無いです。 | ||||
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作者のこのシリーズは、常に二宮目線でのストーリー展開なので、実際のところ桑原が二宮をどう思っているのか、読み手の想像に委ねられます | ||||
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理屈抜きで面白い。 | ||||
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"疫病神"シリーズの第七作。作者の特長は、周知の通り、徹底した事前調査、特に本シリーズにおいては関西弁によるテンポの良い会話であるが、本作でもその特長が活きている。そして、本作のテーマは<福祉>という意外性。作中に「これからのシノギは福祉」という台詞が出て来る(冷静に考えて見るとありそうな事だが、本作を読まなければ思い付かない発想)。桑原の<二蝶会>と対立する<白姚会>との抗争を背景に、<悠々の森やすらぎ>という高齢者施設を乗っ取った<白姚会>を"疫病神"コンビが成敗(?)するという展開。勿論、桑原も二宮も金目当てでやっているのだが、こう書くと2人が正義漢に様に見える所が本シリーズの魅力であろう。 冒頭、桑原が<白姚会>にカチ込んで(桑原は頭は切れるが抑えの利かない根っからの極道という事か)、桑原は逃げるが、逃げ遅れた二宮が顔を中心にボコボコにされると共に、桑原のBMWのキーを<白姚会>に盗まれ、互いに相手に恨みの念を持って交わし続ける捻った会話の面白さ(私は関東人なので特に面白く感じた。二宮の独り言のボヤキも味がある)。また、この際、医療費の不正請求、債権回収、催眠療法、警察のマル暴OBがヤクザ(本作では<白姚会>)とつるんでいる事、世界のカジノ市場規模は13兆円だが、日本のパチンコ・パチスロの売上げは23兆円といった作者の知識がさりげなく披歴される。また、飲食シーンが多い点も特徴で、関西の"うまい物"を紹介している風情もある。そして、どうやら"090金融(闇金)"(本作で初めて知った)をやっていた乗っ取りグループのリーダーを見つける事及びグループの中で消されたらしい男の犯人の追及が桑原の目的らしい。そのために、<白姚会>の番頭を攫って橋から吊るすリンチを加えるという破天荒さも桑原らしい(組同士の全面戦争になってしまったら、という危惧は桑原と無縁)。その結果、南条(オレオレ詐欺グループのリーダー。本当のリーダーは<白姚会>の若頭の木崎)という名前を聞き出すが、このリンチを手伝った弟分のセツオが<白姚会>に捕まってしまって冒頭と同じ状況に戻るという繰り返しギャグの様な展開。しかし、ここに来て桑原が何を金にしようとしているかやっと分かった。 最後は桑原が撃たれて"心肺停止"となって「破門」以来のピンチになるというサービス振りで、手術後に見舞いに行った際、自分の分け前の事しか口にしない二宮が実は気落ちしている様子は2人の名コンビ振りを良く表している。<福祉>という意外なテーマを採り上げながら、2人の捻ったテンポ良い会話を中心として痛快なエンターテインメントに仕立て上げた快作だと思った。 | ||||
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とにかく面白い。 話の展開、スピード感も絶妙。あっという間に読み終わってしまった。次回作にも期待している。 | ||||
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とにかく面白い、一度読み始めたら、止まらない、今回は、桑原が、瀕死の重傷などをおって、えみそーーど満載❕ | ||||
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疫病神シリーズ第7作、待ちに待った文庫化だ。いつものように喧嘩では大阪一と言われるイケイケ 極道の桑原とさえない建設コンサルの二宮のコンビが軽妙な大阪弁の掛け合いとしょうもないジョークを 飛ばしながら、金儲けの道を命がけで探るというパターンは変わらない。いきなり、他の暴力団の 事務所にカチ込む桑原について行った二宮は大けがをすることになるが、この後ストーリーはまるで ジェットコースターのようにすごいスピードで展開して行く。桑原はイケイケ極道で、すぐに暴力に走る、いやな いや怖い人なんだが、極道の「則」みたいなものを守り、ある意味このノワール小説において、 「勧善懲悪」を実行する男でもある。今回は、元警察OBたちがオレオレ詐欺の黒幕になって、悪の 限りを尽くすところに金の匂いを嗅ぎつけた桑原が徹底してこいつらをやっつけ金をむしり取る。 オレオレ詐欺という弱者を相手にした卑劣な犯罪に対する嫌悪感から多くの読者はこの桑原と二宮の 活躍にワクワクするはずだ。最後、桑原が相手のチンピラに撃たれてハラハラもするが、どうやら次作以降の 展開には支障もなさそうでほっとする。とにかく面白い。シリーズの中でもトップクラスの面白さだと、 私は思う。 | ||||
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あいかわらずのイケイケコンビの活躍楽しかったです。これからも期待してます。 | ||||
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ありがとうございました | ||||
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『喧嘩』に続く『疫病神』シリーズ第7作です。「週刊文春」2017-18年に連載され、2018年6月30日に単行本化。 このシリーズは、展開もある程度定式化されており、ある程度先を読めてしまうのですが、何と言っても桑原と二宮の会話が最高に面白いです。今回も二宮や拉致され、桑原は重傷を負うという展開。 警察OBとヤクザらによる福祉法人乗っ取りと診療報酬の詐取など老人・医療を標的にした組織犯罪の構図をキッチリ描いてます。 | ||||
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息子にあげたら喜んでいました | ||||
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良品で到着も早く満足でした。 | ||||
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痛みもなく大変良い買い物になりました。 ありがとうございました。 値札などキレイに剥がせるシールなのが嬉しいです。 | ||||
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読むうちに世界観に引き込まれる作品。テンポのいい関西弁のやり取りが最高です。 | ||||
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シリーズも続くと中身がほとんど同じに感じる。今回は食事のシーンがやたら多すぎて、その箇所は飛ばし読みになった。会話も多すぎ。水戸黄門のように安心できるが。 | ||||
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3回め か,読んだけど コレは ホントに ヨロしい。リュウアーチャーなどの 翻訳モノのアクションや,北欧の警察モノにくらべても まったく遜色なしジャ!また 関西弁の 会話も 絶妙でまだの人には、ぜひ お勧め したい。1234567812375678 のこりはちごがひつようです。のこりななご がひつようです…残り6語は!、必要です。 会話も 絶妙でまだ のひとには ぜひぜひお勧めてます、。 残り1語は必須です。残り1語は必須です。 残り1語は必須です。 | ||||
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疫病神シリーズのお約束、桑原のイケイケと二宮の引っ張り回され感がたまりません。 会話の切れ味は相変わらず抜群ですね。大阪を舞台にしていますので、お笑いのセンスをもった会話がスパイスになって効いていました。 いつものように漫才の掛け合いのような会話の妙が、読み手の気持ちを軽減させてくれます。陰湿な犯罪ですので、時折顔をそむけたくなるのですが、それでも登場人物の関西弁がツボに入り、軽妙な漫才を見ているかのような気になるのは作者の強みでしょう。 スピード感ある展開であっという間に物語に惹きこまれます。ジェットコースター・ムービーのような目まぐるしい展開が続き、読者は見事に振り回されながら、ついていくことになります。 登場人物の描きわけも見事で、実際にこんな犯罪者を間近で見ているような気分になる小説でした。 黒川博行の構想力と取材力にいつも感心していますが、よくぞネタ切れにならないなと感心しています。続編も期待。 | ||||
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大好きな黒川さんの疫病神シリーズ ずっと読んでいたいのですがグイグイ読んでしまうので、次回まで待つのが大変です。 | ||||
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疫病神シリーズは、やはりおもしろいですね~~^^ ただ、今回若干、話の筋が僕には理解しがたい部分がありましたが、トータル的には、やはり面白いというのが結論ですね。 この作品もサクサク読めてしまうという黒川マジックですね。 はやくまた書いてほしいですね。。 | ||||
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初めて黒川氏の小説を知ったのはサンデー毎日掲載の疫病神シリーズだった、あの時毎週サンデー毎日買いましたよ 今回は読む前から二宮が拉致され桑原が心肺停止と分かってたので、心肺停止がいつ来るのかと思いながらだった 事もあるし、毎度のことですが桑原の行動力で話が進む。文春掲載の割には一筆書きのように作者が頭の中を 短期間で書き上げたように見事だと思いました。前に買った刑事2人の作品は途中で飽きてしまいましたが やはり疫病神は面白かったです | ||||
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