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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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強姦・強盗目的の17歳の少年に妻と娘を殺された男と、警察官である夫のDVから逃れるために息子を連れて家出した女が、妻に逃げられた工務店のオヤジと出会い、それそれが抱える問題に悩み、葛藤しながらそれぞれの過去を清算し、生き方を変えて行こうとする話。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。 | ||||
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普段、刑事物・探偵物は読まないんだけど、たまたま手に取った本書は時間を忘れて一気読みしてしまった。 読後感もよい。 犯罪被害者とDV被害者の話をうまくからませているのが良い。 主人公は少年に妻子を殺されているのだが、主人公が勤め始めた設備会社の社長も子供たちは独立しやや疎遠。妻には別居を言い渡されてしまう。 それでも生きていかなくてはいけないのは両者に共通している。 ただ、新婚と言ってもよい時期に妻子と死別するのと、初老まで連れ添って別れを告げられるのとでは雲泥の差だろう。 新たに2件の殺人を犯す元少年と、妻に躊躇なく手をあげるDV刑事。人間の心の闇は深い。 ピカレスク系の小説が好みではない人にもお勧めできる一品。 | ||||
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警察シリーズ作品を初めて読みましたが、引き込まれるストーリー展開なので、とても面白かったです。他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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少年に妻子を殺害された上に逆恨みされる真鍋と夫のDVから逃れてきた祐子が、ある職場で出会うことから始まる物語です。 二人を狙う乃武夫と門脇とがどうやって接点をもつのか終盤まで分かりませんでしたが、ベテラン作家らしく上手くまとめています。また、この手の作品は少年法の是非について深く入り込んでしまいがちですが、本書はそうはなりません。あくまでもスピード感のあるエンターテインメントに仕上がっていることにも好感をもちました。 ラストはまるでぷつりと音がするような突然の幕引きでした。できれば後日談のようなエピソードも加えてほしいと思いました。「ユニット」のその後が気になるのです。 ただそれを差し引いても、最後まで一気に読める傑作といってよいでしょう。設定が陰惨なだけにこの結末は望ましいものだと思います。 | ||||
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17歳の少年に妻を陵辱され、殺された男、真鍋。警察官である夫の家庭内暴力に苦しみ、家を飛び出した女、祐子。やがて二人は同じ職場で働くことになる。ある日、犯人の少年の出所を知った真鍋は復讐を決意。一方、祐子には夫の執拗な追跡の手が迫っていた――。少年犯罪と復讐権、さらには家族のあり方を問う。 | ||||
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