裂けた明日



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    裂けた明日
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    2.00pt ( 5max) / 3件

    楽天平均点

    3.45pt ( 5max) / 11件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2022年08月
    分類

    長編小説

    閲覧回数949回
    お気に入りにされた回数1
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    裂けた明日

    2022年08月18日 裂けた明日

    〈避難民〉の母娘を、安全圏まで送り届ける――内戦下日本。元公務員、命を懸けた決死行! 定年後の嘱託も辞め、独り暮らしの沖本信也。そこに幼い少女を連れた女性が現れた。テロと銃撃が横行する日本で、信也は二人を守り抜くと決意。役所勤めの経験を生かし、意外なルートで軍事境界線を突破、あらゆる危機を回避していく。だが、なぜそこまで身を懸けるのか? 緊迫の頂点で、秘めた言葉が血と嗚咽とともに迸る!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    裂けた明日の総合評価:4.00/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (1pt)

    斬新な設定でしたが残念な作品

    最後までわかりにくく感情移入できませんでした。関西在住なので土地勘や鉄道路線もわからず、逃避行の描写もスリルも味わえず、ラストもいまいちでした。
    裂けた明日Amazon書評・レビュー:裂けた明日より
    4104555126
    No.2:
    (1pt)

    佐々木譲ファンとしてはちょっと残念。

    戦争三部作や警察シリーズ含めて佐々木譲さんの作品は好きな読者の一人ですが、今作品は途中から読了までストーリーに入り込めず少し残念でした。
    次回の作品に期待したいと思います。
    裂けた明日Amazon書評・レビュー:裂けた明日より
    4104555126
    No.1:
    (4pt)

    痛みなくして男たちは生きることができない

    佐々木譲を読むのは、「偽造同盟」(2021/12月)以来になります。「裂けた明日」(佐々木譲 新潮社)を読み終えました。このところの作者は、「抵抗都市」、「帝国の弔砲」、「偽造同盟」と"IF小説(オルタネート・ヒストリー)"への傾向を高めています。
     舞台は、近未来なのかどうか、日本国の内戦にあって、"FUKUSHIMA"二本松で隠居生活を送る沖本信也が主人公。盛岡政府側の地上軍、民兵部隊、平和維持軍、入り乱れる戦闘部隊。東北民間防衛隊に追われる酒井真智とその娘・由奈が沖本の下へと救済を求めてきます。酒井真智は、大学時代の旧友たちの娘であり、断ることができません。逃亡する三人。
     そして、二本松から原発の高濃度汚染地域を通過し、軍事境界線を越えて、迫りくる危機をかい潜りながら、東京へ向けて或る目的を持って南下していきます。そのスリリングな逃避行が、高い創造性に基づいて構築された背景と巧緻で歯切れのいい街の描写を掠め飛ぶように描写されていきます。まさにいつもの佐々木譲の真骨頂。
     物語はどこへ向かうのか?何故、沖本は酒井真智とその娘をそれほどまでして助けようとするのか?これもまたスリラーですから詳細を書くことはできませんが、いささか突飛ではありますが、矢作俊彦の「マイクハマーへ伝言」の持つハートのように、学生時代の魂から血が流れるのではないかと思えるような鋭い痛みに根差した強い思いが、時間を、世界を超えて主人公・沖本には流れ続けます。男にとって最も大切な「自己同一性」を取り戻すために。
     物語の背景が、小出しに現れてきますので私には少し理解の届かない部分がありました。しかしながら、その曖昧さがこれからの未来だと思えば、読者は不確かで決して独立した国家としての体をなしていない<日本>という国を憂う「偽造同盟」と同一線上にある物語だったことに気づくことになります。
     大いなる痛みなくして男たちは生きることができない。
    裂けた明日Amazon書評・レビュー:裂けた明日より
    4104555126



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク