勇士は還らず



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    7.00pt (10max) / 1件

    7.50pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    3.38pt ( 5max) / 8件

    楽天平均点

    3.00pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    2pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    49.00pt

    19.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1994年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,742回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数2

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    勇士は還らず (文春文庫)

    2011年08月04日 勇士は還らず (文春文庫)

    サンディエゴで日本人男性が殺害され、妻子と友人たちが現場に向かう。だが警察の取調べに妻はなぜか口をつぐむ。遺留品には、1969年にサイゴンで起きた日本人爆死事件の切抜きが。事件の背景には札幌の新設校に集った男女六人の過去が、深く関わっていた…。「政治の季節」の青春と今を繋ぐミステリ長編。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    勇士は還らずの総合評価:6.78/10点レビュー 9件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    ベトナム戦争時代を引きずった青春小説

    1993年から94年にかけて新聞連載された長編ミステリー。93年の殺人事件捜査と69年の青春時代の懐古とが入り交じった、青春小説ミステリーである。
    1993年、サンディエゴの公園で北海道余市で果樹園を営む男が射殺された。農業視察団の一行としてアメリカを訪れ、途中から単独行動でサンディエゴにに来たらしい彼は、なぜ人気のない夜の公園で殺されたのか。市警のマルチネス刑事が捜査を担当することになった。一方、被害者の側は、残された妻とアメリカ留学中だった娘だけでなく、高校時代からの親友という3人の男が日本から駆けつけてきた。マルチネス刑事は、被害者の関係者に聞き取りを始めたのだが、妻も友人たちも何かを隠しているようで、全面的に協力的な態度ではなかった。彼らが非協力的だった理由は、1969年のサイゴンでの日本人の爆死事件が絡む、彼らの青春の出来事にあった。
    物語は、殺人事件の捜査と青春の懐古の二つの大きな流れで構成されており、それぞれに読みどころがあり、良くできた作品である。ただ、どちらも中途半端になってしまった感は否めない。それでもエンターテイメントとしては十分に成立しており、評価に値する作品である。
    北海道の大地が生み出す開放感とベトナム戦争という時代が作った陰が、当時の若者たちに様々な影響を与えたことが窺える。
    佐々木譲ファンであれば、失望することはない作品であり、ファンでなくても時代感覚が分かる50代以上の読者にはオススメできる。

    iisan
    927253Y1
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.8:
    (4pt)

    勇士は還らずの評価は4です

    前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
    勇士は還らずAmazon書評・レビュー:勇士は還らずより
    4022568054
    No.7:
    (4pt)

    好きな作家の作品

    好きな作家の作品で新刊が出ると必ず読んでいます。
    これからの楽しみにしています。
    勇士は還らずAmazon書評・レビュー:勇士は還らずより
    4022568054
    No.6:
    (5pt)

    ちなみに僕はこれを読んで佐々木譲氏のファンになりました。

    この作品へのカスタマーレビューの評価は今ひとつよくないのですが、個人的には、これが佐々木譲氏の作品の中で最初に読んだもので、しかもこれを読んで氏のファンになったので、援護射撃の意味を含めて5つ星です。ただ個人的な思い入れの部分が多いので参考になるかどうかはわかりません。あしからず。。。ストーリーに関しては、確かに他のヒトもおっしゃっている通り、結構荒い部分は多いと思いますので、そこで「面白くない」ってなってしまうかもしれません。振り返って、自分が普段どんな作品を好むかって考えてみると、ストーリーはもちろんですが、さらに1。ディテールが何か「つぼ」にはまる、2。主人公よりも「すてきな」脇役がいる(多ければ多いほどよい)。って感じでしょうか。この作品についていうと、
    1。僕の地元の札幌、しかも個人的に憧れている1960年代後半から1970年代はじめの社会の描写。そしてアメリカ西海岸の描写が実際に住んでいるヒトの目線であること。
    2。なんといってもサンディエゴ市警の太っちょで切れ者のマルチネス刑事と、その部下でやせていておとなしいクロウ捜査官のでこぼこコンビ。道警シリーズもいいけど、できればこの二人を主人公にしてシリーズ物を作ってもらいたいくらいです。
    繰り返しますが、参考にはならないかもしれないけれど、個人的には好きな作品で、何度読み返しても飽きないので5つ星です。
    勇士は還らずAmazon書評・レビュー:勇士は還らずより
    4022568054
    No.5:
    (2pt)

    丁寧な描写は、安いストーリーをカバー出来ず

    著者らしい、丁寧な描写はあると思いました。
    しかし、ストーリーが安過ぎだと思いました。
    残念です。
    勇士は還らずAmazon書評・レビュー:勇士は還らずより
    4022568054
    No.4:
    (3pt)

    もう ひとひねりが欲しいけれど・・・。

    高校の入学式で、同じ態度を取った事で知り合った6人!!
    女生徒一人が居るのに違和感がない。
    心情はざわざわしていたに違いない。
    細かな説明がない所が作者の手腕であると思う。
    そこへ驚愕の事件が勃発してから、20数年を経て第二の事件へつながっていく・・・。
    捜査は進まない・・・被害者の妻と友人達は捜査に非協力!!
    色んな事象を重ねていく事で、私の頭の中は混乱する。
    帳尻を合わせたような最後の〆が甘いかな。
    混乱した頭の中が、あっけに取られて可哀想。
    登志子って幸せな人だな!!
    勇士は還らずAmazon書評・レビュー:勇士は還らずより
    4022568054



    その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク