女王陛下のユリシーズ号

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評判

女王陛下のユリシーズ号の評価:

4.41/5点 レビュー 44件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.41pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全71件 1〜20 1/4ページ
No.71
(4pt)

懐かしい、

50年ほど前に読んで阪神震災でその本を焼失して30年ぶりでの再購入です。何故か読みたくなった^^
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.70
(4pt)

懐かしい、

50年ほど前に読んで阪神震災でその本を焼失して30年ぶりでの再購入です。何故か読みたくなった^^
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.69
(3pt)

WWⅡ艦隊メカアクションサバイバル群像劇 異色の古典人気作

古典の有名作ですが、今読んでもユニークで面白かったです。が、同ジャンルの作品はいまだに無いのはわかる。好きな人も同形作は作りたくないと思われる独特な作風ですね。

冒険小説の人気フォーマットからは完全に外れた展開です。嫌がる男性も多いのでは。私も・・。後書きで訳者は吉村昭『戦艦武蔵』と対比していましたが。

第二次世界大戦下の切迫したUK。極寒の北極海での過酷な任務を続ける、最新鋭の巡洋艦で艦隊旗艦ユリシーズ号。同盟のソ連への物資補給の船団護衛の北極海での最後の任務が下る。乗員の心身の限界をとうに超えた状態。待ち受けるドイツの大軍。ユリシーズ号含む輸送艦隊はどうなるのか?
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.68
(3pt)

WWⅡ艦隊メカアクションサバイバル群像劇 異色の古典人気作

古典の有名作ですが、今読んでもユニークで面白かったです。が、同ジャンルの作品はいまだに無いのはわかる。好きな人も同形作は作りたくないと思われる独特な作風ですね。

冒険小説の人気フォーマットからは完全に外れた展開です。嫌がる男性も多いのでは。私も・・。後書きで訳者は吉村昭『戦艦武蔵』と対比していましたが。

第二次世界大戦下の切迫したUK。極寒の北極海での過酷な任務を続ける、最新鋭の巡洋艦で艦隊旗艦ユリシーズ号。同盟のソ連への物資補給の船団護衛の北極海での最後の任務が下る。乗員の心身の限界をとうに超えた状態。待ち受けるドイツの大軍。ユリシーズ号含む輸送艦隊はどうなるのか?
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.67
(5pt)

北極圏内での過酷な軍事作戦をリアルに感じさせる作品

第二次世界大戦中に英国からユリシーズ号がソ連を援助するための船団を護衛する。当然だがドイツ軍はUボートなどで作戦を阻止するのだが、そのユリシーズ号の絶望感が半端ない。北極圏内での戦闘は死と背中合わせの状態で、常に極限状態でいることをクルーに求められる。ドイツ軍の攻撃も容赦ない。次々に撃沈される船、そして次々と死に至るユリシーズ号の男たち。自分が暖かい場所にいても凍えてしまいそうな描写に舌を巻く。軍事作戦を遂行する男たちの勇気や責任感を感じる作品である。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.66
(5pt)

北極圏内での過酷な軍事作戦をリアルに感じさせる作品

第二次世界大戦中に英国からユリシーズ号がソ連を援助するための船団を護衛する。当然だがドイツ軍はUボートなどで作戦を阻止するのだが、そのユリシーズ号の絶望感が半端ない。北極圏内での戦闘は死と背中合わせの状態で、常に極限状態でいることをクルーに求められる。ドイツ軍の攻撃も容赦ない。次々に撃沈される船、そして次々と死に至るユリシーズ号の男たち。自分が暖かい場所にいても凍えてしまいそうな描写に舌を巻く。軍事作戦を遂行する男たちの勇気や責任感を感じる作品である。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.65
(3pt)

極限下でただ全力を尽くす男たち

大人気をとった劇画「沈黙の艦隊」はその連載中、ある作家(評論家だったか)に「面白い。だけど人間が出てこない」と評されたが、この「女王陛下のユリシーズ号」に出てくるのはひたすら「人間(ただし男ばかり)」である。ユリシーズには「沈黙の艦隊」のやまと艦長のような超人的天才は乗っていない。司令官も艦長も判断ミスを連発する「人間」である。そこが共感と臨場感を生む。古典的なエンタメ群像劇なので、昨今の群像劇にありがちな人物造形が定形的になりすぎているきらいもない。ラストの「凄まじい戦場現場と静かな中央最高指揮部とのコントラスト」などはちょっと定形的な気もするが・・。ユリシーズが猛攻をうけながらなかなか沈まないのはちょっと「宇宙戦艦ヤマト」っぽいかな・・。訳注がひとつ間違っている。ティルピッツが転覆座礁したのはアルタ・フィヨルドではなくトロムソである。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.64
(3pt)

極限下でただ全力を尽くす男たち

大人気をとった劇画「沈黙の艦隊」はその連載中、ある作家(評論家だったか)に「面白い。だけど人間が出てこない」と評されたが、この「女王陛下のユリシーズ号」に出てくるのはひたすら「人間(ただし男ばかり)」である。ユリシーズには「沈黙の艦隊」のやまと艦長のような超人的天才は乗っていない。司令官も艦長も判断ミスを連発する「人間」である。そこが共感と臨場感を生む。古典的なエンタメ群像劇なので、昨今の群像劇にありがちな人物造形が定形的になりすぎているきらいもない。ラストの「凄まじい戦場現場と静かな中央最高指揮部とのコントラスト」などはちょっと定形的な気もするが・・。ユリシーズが猛攻をうけながらなかなか沈まないのはちょっと「宇宙戦艦ヤマト」っぽいかな・・。訳注がひとつ間違っている。ティルピッツが転覆座礁したのはアルタ・フィヨルドではなくトロムソである。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.63
(5pt)

期待以上でした。

古い本なので期待以上でした。満足です。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.62
(5pt)

期待以上でした。

古い本なので期待以上でした。満足です。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.61
(5pt)

戦う男、燃えるロマン

厳しい海をゆくユリシーズ号とその乗組員たち。
強さと弱さを併せ持つ。
弱さを持っているからこそ誇りがある。
戦う男、燃えるロマン。
その体現がこの作品である。

古くなった文庫本は今も宝物。
しかし、目の老化が進み、小さい字はもう読めない。
電子書籍化を期待します。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.60
(5pt)

戦う男、燃えるロマン

厳しい海をゆくユリシーズ号とその乗組員たち。
強さと弱さを併せ持つ。
弱さを持っているからこそ誇りがある。
戦う男、燃えるロマン。
その体現がこの作品である。

古くなった文庫本は今も宝物。
しかし、目の老化が進み、小さい字はもう読めない。
電子書籍化を期待します。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.59
(5pt)

凄い小説!

この作者のデビュー作にして、最高傑作!あまりに凄い内容なので、映画版を見たいと思ったが、映画化されていない!? 1970年頃に少年サンデーに連載されていたらしいが、未見。 単行本にもなっていないらしい?
どうせなら、日本の技術を結集して、深夜アニメにするべきですね!それなら、長い小説でも、持ち味を生かして、映像化できる。個人的には星100つ。規定で、星5つ。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.58
(5pt)

凄い小説!

この作者のデビュー作にして、最高傑作!あまりに凄い内容なので、映画版を見たいと思ったが、映画化されていない!? 1970年頃に少年サンデーに連載されていたらしいが、未見。 単行本にもなっていないらしい?
どうせなら、日本の技術を結集して、深夜アニメにするべきですね!それなら、長い小説でも、持ち味を生かして、映像化できる。個人的には星100つ。規定で、星5つ。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.57
(5pt)

H.M.S.ULYSSES

枢軸国が全体主義で連合国が自由主義というのは、勝者によるプロパガンダの定着でしかない。
総力戦が政治的、思想的団結力を要請するのであるから、当然連合国側にも全体主義はあったのである。
自己犠牲、マチズモ、ヒロイズム。鋼鉄の意志、不屈の男たち、不滅の魂。
ラルストンのようにふるまうことは尊い。しかし、それを称揚し、ナルシシズムを刺激し、あまつさえそれを強要しようとする者は醜悪である。国民より国家の存続を優先する者、暖房の効いた安全な後方にあって前線に犠牲を強いる者、苦悩を知らぬ優等生、空っぽな人間、扇動者、自覚なきファシスト、海軍軍令部次長ヴィンセント・スター中将。組織への忠誠を至上命令とするが故に組織の中で台頭し、権力を握る。

ユリシーズと乗組員たちの最後の一週間は美しすぎるが故に、警戒が必要である。本書は「戦艦大和ノ最期」「樅の木は残った」と同様に危険な書物である。上質なエンターテイメントとして冷徹に割り切れるようになるまで再読せねばならない。
情報密度とリーダビリティの両立。処女作にして職人技。描写力が臨場感を支える。その場にいた人間にしか分からない感情。
(以下抜粋)
"この艦は、固形性を、実体を、輪郭の明確を欠いていた"
"危険のあるところ、死のあるところ、ユリシーズの姿をもとめると、ユリシーズは霧峰のかなたから亡霊のように現れるのだった"
"悪い夜、眠りなき夜。甲板の上でも下でも。当直でも非番でも"
"沈む艦の内部にとじ込められるという不安はつねにあった。男たちの意識の隅につねにあった"
"われわれは消耗品だ"
"と、彼の手が主スイッチにでもふれたかのように、ユリシーズの全砲口がいっせいに火を噴いた。大気は煙と、コルダイト火薬の燃える刺激性のにおいで充満した。四囲の音響は形容のしようもない。そのとたん、ターナーはむらむらと、異様なよろこびがわきあがるのを覚えた……ハインケルがなんだ、滑空爆弾がなんだ、と彼は思った。これこそ、自分が待ちのぞんだ戦いではないか"
"ニコルスが別れてきたあの奇妙な、おのれをわすれた生ける亡者の乗組員は、挑戦にひるみ、自分らの不運をなげくまいことか、莞爾として、いや、こおどりして敵を迎えた"
"前も後ろも、上部構造物は、破れた鋼鉄のよれねじれた信じられぬ残骸であった。二本のマストは折れてなくなり、煙突はどちらもこわれ、ひんまがり、主砲射撃指揮所は大破して異様にかしいでいる。艦首楼と艦尾楼の大破口、砲架からもぎとられて甲板にぶざまになげだされた後部砲塔からは、まだ煙がふきでている。コンドルの残骸は、三番砲塔にはすにつっ込んだまま、シュトゥーカの一機は翼のつけ根まで艦首楼甲板にめり込み、さらに彼は、魚雷発射管横の舷側が水線付近までざっくり裂けていることを知っていた。ユリシーズは、悪夢からぬけだしてきたなにかであった"

40ノットもしくはそれ以上、敵に向かって驀進する。
ユリシーズ。オデュッセウス。長い苦難の旅路。

シビレル。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.56
(5pt)

H.M.S.ULYSSES

枢軸国が全体主義で連合国が自由主義というのは、勝者によるプロパガンダの定着でしかない。
総力戦が政治的、思想的団結力を要請するのであるから、当然連合国側にも全体主義はあったのである。
自己犠牲、マチズモ、ヒロイズム。鋼鉄の意志、不屈の男たち、不滅の魂。
ラルストンのようにふるまうことは尊い。しかし、それを称揚し、ナルシシズムを刺激し、あまつさえそれを強要しようとする者は醜悪である。国民より国家の存続を優先する者、暖房の効いた安全な後方にあって前線に犠牲を強いる者、苦悩を知らぬ優等生、空っぽな人間、扇動者、自覚なきファシスト、海軍軍令部次長ヴィンセント・スター中将。組織への忠誠を至上命令とするが故に組織の中で台頭し、権力を握る。

ユリシーズと乗組員たちの最後の一週間は美しすぎるが故に、警戒が必要である。本書は「戦艦大和ノ最期」「樅の木は残った」と同様に危険な書物である。上質なエンターテイメントとして冷徹に割り切れるようになるまで再読せねばならない。
情報密度とリーダビリティの両立。処女作にして職人技。描写力が臨場感を支える。その場にいた人間にしか分からない感情。
(以下抜粋)
"この艦は、固形性を、実体を、輪郭の明確を欠いていた"
"危険のあるところ、死のあるところ、ユリシーズの姿をもとめると、ユリシーズは霧峰のかなたから亡霊のように現れるのだった"
"悪い夜、眠りなき夜。甲板の上でも下でも。当直でも非番でも"
"沈む艦の内部にとじ込められるという不安はつねにあった。男たちの意識の隅につねにあった"
"われわれは消耗品だ"
"と、彼の手が主スイッチにでもふれたかのように、ユリシーズの全砲口がいっせいに火を噴いた。大気は煙と、コルダイト火薬の燃える刺激性のにおいで充満した。四囲の音響は形容のしようもない。そのとたん、ターナーはむらむらと、異様なよろこびがわきあがるのを覚えた……ハインケルがなんだ、滑空爆弾がなんだ、と彼は思った。これこそ、自分が待ちのぞんだ戦いではないか"
"ニコルスが別れてきたあの奇妙な、おのれをわすれた生ける亡者の乗組員は、挑戦にひるみ、自分らの不運をなげくまいことか、莞爾として、いや、こおどりして敵を迎えた"
"前も後ろも、上部構造物は、破れた鋼鉄のよれねじれた信じられぬ残骸であった。二本のマストは折れてなくなり、煙突はどちらもこわれ、ひんまがり、主砲射撃指揮所は大破して異様にかしいでいる。艦首楼と艦尾楼の大破口、砲架からもぎとられて甲板にぶざまになげだされた後部砲塔からは、まだ煙がふきでている。コンドルの残骸は、三番砲塔にはすにつっ込んだまま、シュトゥーカの一機は翼のつけ根まで艦首楼甲板にめり込み、さらに彼は、魚雷発射管横の舷側が水線付近までざっくり裂けていることを知っていた。ユリシーズは、悪夢からぬけだしてきたなにかであった"

40ノットもしくはそれ以上、敵に向かって驀進する。
ユリシーズ。オデュッセウス。長い苦難の旅路。

シビレル。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.55
(3pt)

ひたすらに綴った場面状況

日本人には馴染みの薄い、バレンツ海、北極海、ノール岬、アルタフィヨルド、ムルマンスク等をネットで調べ冒頭にある地図を確認しながら英国対ドイツの戦いを画として想像し読み進んだ。
32隻の船団は補給物資を積んでロシアを目指すが過酷な環境と状況の中、辿り着いたのは最終的に5隻…
激甚な天候と酷寒、絶えず求められる緊張による疲労と衰弱、雲間から現れる爆撃機と姿の見えないUボートの波状攻撃。本土からの援軍は皆無で僚艦は一隻一隻やられ脱落してゆく。
詳細な乗員一人一人の個性よりも敵襲による轟沈、炎上、痛々しいまでの戦艦内部の破壊と損傷、俯瞰とクローズアップの両方で描写されている死屍累々の唯々悪くなって行く状況を延々と読まされると言う印象が強い。
長く苦しいこういった文章でこの作家が何を言いたかったのかは大変良く伝わって来る。ヒーローの存在もご都合主義の展開も無い。生還者が幕僚達にユリシーズの最後を報告する場面にも救いは得られず重く垂れこめたような雰囲気だけが残る。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.54
(3pt)

ひたすらに綴った場面状況

日本人には馴染みの薄い、バレンツ海、北極海、ノール岬、アルタフィヨルド、ムルマンスク等をネットで調べ冒頭にある地図を確認しながら英国対ドイツの戦いを画として想像し読み進んだ。
32隻の船団は補給物資を積んでロシアを目指すが過酷な環境と状況の中、辿り着いたのは最終的に5隻…
激甚な天候と酷寒、絶えず求められる緊張による疲労と衰弱、雲間から現れる爆撃機と姿の見えないUボートの波状攻撃。本土からの援軍は皆無で僚艦は一隻一隻やられ脱落してゆく。
詳細な乗員一人一人の個性よりも敵襲による轟沈、炎上、痛々しいまでの戦艦内部の破壊と損傷、俯瞰とクローズアップの両方で描写されている死屍累々の唯々悪くなって行く状況を延々と読まされると言う印象が強い。
長く苦しいこういった文章でこの作家が何を言いたかったのかは大変良く伝わって来る。ヒーローの存在もご都合主義の展開も無い。生還者が幕僚達にユリシーズの最後を報告する場面にも救いは得られず重く垂れこめたような雰囲気だけが残る。
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.53
(4pt)

カバーか変わった…

早く届いた
内容は相変わらず 素晴らしく一気読み‼️
カバーか変わったのでマイナスに…
女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (1967年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
B000JA93B8
No.52
(4pt)

カバーか変わった…

早く届いた
内容は相変わらず 素晴らしく一気読み‼️
カバーか変わったのでマイナスに…
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7)) Amazon書評・レビュー: 女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075