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女王陛下のユリシーズ号



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女王陛下のユリシーズ号の評価: 4.43/5点 レビュー 44件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 41~44 3/3ページ
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No.4:
(5pt)

男達の生きざま

この本はたくさんの人に読んで欲しい。
船・軍艦の知識がない、戦争ものは苦手、重い話は・・・・。等とっつきにくいと思う人は多いはず。しかし、手にとっても上記の理由で読まないことは、この作品を知らずに過ごすということ、それはもったいない。
軍人であろうが民間人であろうが士官であろうが、下士官であろうが彼らは過酷な戦いのなかで自分の役割をはたす、そのために彼らは何を行い何をするのか?
極限の状態の中での人間の様々な感情を赤裸々にあらわしつつ、重厚な文体で書かれている傑作海洋小説。
生きるという意味をいつまでも考えさせられます。
ここには、男達の生きざまのすべてがある。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))Amazon書評・レビュー:女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.3:
(5pt)

傑作

 重いです。だけど、大名作です。何もかも忘れて没頭したい本、それだけの価値のある本。  第二次世界大戦の、輸送船団の話だから、まあ戦争物なんだけど、そういう安易な括り方をしたくない。いつも同じことばかり書いているみたいでやだけど、ここに出てくる男達のかっこいいこと。極限状態に近い(というよりそのもの)の中だからこそ迫ってくる、一種の純情さというか、男気というか、そういうものがいいんだ。  だから、安易なハッピーエンドなんか、はなから求めてはいけない。マクリーンの描く濃厚な世界にどっぷり身を沈めて、最後にどこに行き着こうが、ふっと深いため息をついて、ライトを消して、枕に頭をあずけるべき本だと思う。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))Amazon書評・レビュー:女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.2:
(5pt)

少年だった頃の憧れ

マクリーンの小説は、最後の150ページの掛け値ない感動のため、最初の150ページは忍耐して読む。これが鉄則です。この関門を潜りぬけないと、その醍醐味を味わえません。高貴なまでに責務に忠実な、少年の憧れうる大人が、この本の中にいます。マクリーンの最高傑作でしょう。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))Amazon書評・レビュー:女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075
No.1:
(4pt)

思い出すとこわい

ただ単に、海洋冒険小説の古典的名作というので読んだのだが、これが「死闘」「激闘」という言葉以外考えられないような内容だった。しかし、タイトルを聞いて思い浮かべる印象は、凍り付きながらも極寒の海を突き進むユリシーズ号とそのクルーたちの姿。読者として一緒に航海した記憶を思い起こすと身震いしてしまう。
女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))Amazon書評・レビュー:女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))より
4150400075

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