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女王陛下のユリシーズ号
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女王陛下のユリシーズ号の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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この本はたくさんの人に読んで欲しい。 船・軍艦の知識がない、戦争ものは苦手、重い話は・・・・。等とっつきにくいと思う人は多いはず。しかし、手にとっても上記の理由で読まないことは、この作品を知らずに過ごすということ、それはもったいない。 軍人であろうが民間人であろうが士官であろうが、下士官であろうが彼らは過酷な戦いのなかで自分の役割をはたす、そのために彼らは何を行い何をするのか? 極限の状態の中での人間の様々な感情を赤裸々にあらわしつつ、重厚な文体で書かれている傑作海洋小説。 生きるという意味をいつまでも考えさせられます。 ここには、男達の生きざまのすべてがある。 | ||||
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重いです。だけど、大名作です。何もかも忘れて没頭したい本、それだけの価値のある本。 第二次世界大戦の、輸送船団の話だから、まあ戦争物なんだけど、そういう安易な括り方をしたくない。いつも同じことばかり書いているみたいでやだけど、ここに出てくる男達のかっこいいこと。極限状態に近い(というよりそのもの)の中だからこそ迫ってくる、一種の純情さというか、男気というか、そういうものがいいんだ。 だから、安易なハッピーエンドなんか、はなから求めてはいけない。マクリーンの描く濃厚な世界にどっぷり身を沈めて、最後にどこに行き着こうが、ふっと深いため息をついて、ライトを消して、枕に頭をあずけるべき本だと思う。 | ||||
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マクリーンの小説は、最後の150ページの掛け値ない感動のため、最初の150ページは忍耐して読む。これが鉄則です。この関門を潜りぬけないと、その醍醐味を味わえません。高貴なまでに責務に忠実な、少年の憧れうる大人が、この本の中にいます。マクリーンの最高傑作でしょう。 | ||||
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ただ単に、海洋冒険小説の古典的名作というので読んだのだが、これが「死闘」「激闘」という言葉以外考えられないような内容だった。しかし、タイトルを聞いて思い浮かべる印象は、凍り付きながらも極寒の海を突き進むユリシーズ号とそのクルーたちの姿。読者として一緒に航海した記憶を思い起こすと身震いしてしまう。 | ||||
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