潔白の法則 リンカーン弁護士
- リーガル・サスペンス (52)
- 法廷ミステリ (212)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ミッキー・ハラー・シリーズの第6作。殺人容疑で逮捕されたハラーの無実を証明するためにファミリーが集結し、拘置所のハラーを中心に必死の戦いを繰り広げる傑作法廷ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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面白くないわけでは無いが、話から逃げた感が残る | ||||
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リンカーン弁護士シリ-ズ最新作、主人公のミッキー・ハラーが自分の車のトランクから死体が発見されたことから 逮捕、拘留されるという波乱の幕開けで物語が始まる。一気に読ませる超一級のリーガル・サスペンスである。 さすが、マイクル・コナリーというか、法廷での緊迫したサスペンスに加え、ハラー^自身に降りかかる拘置所内 での身の危険。文字通りハラハラドキドキの連続なのだ。ボッシュシリーズを併せると35作もの作品を書き上げ ながら、これほど素晴らしいプロットでまたまた作品を仕上げるコナリーにはただただ驚きしかない。 この作品、しかもちょうど新型コロナ感染症が米国で広がるころを舞台にしており、米国がパニックに 陥っていく様子も触れられる。ハラーを助けるチームのメンバーの活躍も見逃せない。ボッシュもそれなりに 活躍するが、やはり一番ハラーを助けるのは一番最初の妻マギーだ。彼女は現役の検事でありながら ハラーの弁護士としてハラーを助ける。すべてにおいて卓越したリーガル・サスペンスであり、一気読み必至の 傑作である。 | ||||
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検察官のダナ・バーグが、ミッキー・ハラーを犯人と信じこんで真から嫌っているという設定で法廷闘争を描き、著者コナリーは、あの手この手のエピソードを盛り込んで読者を魅了する。 保釈されたハラーを、大陪審のよる再起訴で危険なツイン・タワーズに再び拘留するバーグの執拗さには辟易してしまう。 アメリカの法制度のことをよく知らない読者は戸惑うのだが、まあ詳しく知ることもなく読み進む。 危機から脱出できる唯一人の弁護側証人だったオパリジオがなにものかに拉致され死体で見つかり、ミッキー・ハラーは窮地に追いやられる。 事件はFBIが捜査している巨大組織に絡んでいることから意外な展開でこの法廷闘争に幕を引く。 読者の多くはバーグ検察官の鼻をへし折るシーンやミルトン巡査が誰の下で動いたのかなどを読みたいと期待しが、残念ながらその願いはかなえられなかった。 コロナ・パンデミックが世界に蔓延する時期も背景にしてリンカーン弁護士シリーズ6作目は終えている。 「警察小説の巨匠マイクル・コナリーは、リーガル・サスペンスの巨匠でもあることを再び証明した。ジョン・グリシャムとスコット・トゥローはもっと頻繁にやっているかもしれないが、これほどうまくやる人はいない。」 と、本書の帯に記していたが、正鵠を射た書評であると思いながら『潔白の法則』下巻を読み終えました。 | ||||
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読んでいなかったマイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズの近作『潔白の法則 リンカーン弁護士』(The Law Of Innocence )を、入手して読むことにした。 コナリーの作品は殆ど読んできたが、まず外れはない。 本作もやはり期待通りの内容なのでページを繰る手が早くなってしまった。 先に読んだアレン・エスケンスの『償いの雪が降る』などの作品と比較すると、やはり格の違いを感じてしまった。 絶対絶命の窮地に追いやられたミッキー・ハラーが、この危機からどのように脱することができるか。 異母兄弟のハリー・ボッシュも事件解決に協力してストーリーに色を添えている。 ハッピーエンディングは周知のことだが、やはり読者を楽しませる術を熟知しているコナリ―の才能に脱帽しながら上巻を読み終えました。 「駄作を読んだあとの口直しコナリー」と、評者の癖になってしまったが、楽しく読ませてくれる古沢嘉通さんの翻訳も優れていると追記しておきたい。 | ||||
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コナリーは大好きで、ボッシュもリンカーンシリーズも全部読んでいます。 ボッシュシリーズにもたまに出来ムラがありますが、これもそれにあたるのかな? 前作の「贖罪の神々」が良かったので今回もとても期待していたのですが。。 いつものシスコ(大好き!)とかブロックスの、そしてボッシュも出てくるのに みんなのキャラ立ちが薄い。 そして、最後がなんともあっけない。 コナリーだからもっと上を望んでしまうのかもですが。。 なんだかこじんまりまとまって、印象の薄い作品だと思いました。 次作に期待。 | ||||
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