(短編集)

死亡告示: トラブル・イン・マインド2



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死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)

2022年05月10日 死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)

ドンデン返しの魔術師、第三短編集。レギュラーキャラも登場する豪華上下巻の下巻が炸裂! リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス、コルター・ショウら看板シリーズの長編はもとより、短編の名手でもあるディーヴァー。「このミス」2位となった第一短編集『クリスマス・プレゼント』、第二短編集『ポーカー・レッスン』は、それぞれ「Twisted」、「More Twisted」なる原題どおりのドンデン返しの連打で読者を驚愕の渦に巻き込んだ。 8年ぶりの第三短編集はさらにパワーアップ。レギュラーキャラクターが総出演で暴れまわった上巻から一転して、この下巻では普段のディーヴァーとはちょっと違うスーパーナチュラル、オカルトめいた怪しい雰囲気の漂う作品も。そしてまさかまさか、リンカーン・ライム、死す――!? ファンだった作家の死に納得いかない、犯罪小説好きの刑事。「人間を悪に走らせる超常存在」と戦う心理カウンセラー。思わぬ難敵にぶち当たった尋問のプロフェッショナル軍団。一見事件性のない心中事件に挑む、内勤のオタクな「数学刑事」と無頼派剛腕刑事の凸凹コンビ。一癖も二癖もあるキャラクターたちが意外すぎる結末へ走り抜ける。 そして表題作では、下巻唯一のシリーズ・キャラクター、ライムの「死亡告示」が公表!? ことこの短編集に限っては、「正義は勝つ」とは限らない。 「あなたがこれから目にするのは、あなたの予想を裏切るものばかりであるはずだ」(著者) 人騒がせ(トラブル・イン・マインド)な連中の企みに翻弄される快感、徹夜必至の読書体験をお約束します。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

死亡告示: トラブル・イン・マインド2の総合評価:8.67/10点レビュー 9件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

文句なしに面白い!

米国では一冊で発刊されたディーヴァーの第三短編集「トラブル・イン・マインド」を分冊にしたうちの下巻。なので、サブタイトルが「トラブル・イン・マインド Ⅱ」。収録された5本の短編と1本の中編は、どれも甲乙つけ難い傑作揃いである。
唯一の中編「永遠」は並の警察ミステリーなら一冊分の内容が詰まっており、他の短編もみんな起承転結がきちんとした構成で、最後にあっと言わせるのはさすが。というより、長編では鼻につくこともある「どんでん返しの魔術師」の技の連続がない分、どんでん返しを素直に楽しめた。
オススメです。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(5pt)

「永遠」は良かった

キャラが魅力的だった。この一編だけでも購入の価値あり。
中編で終わらせるのはもったいないし、少し急ぎ足で語り尽くせなかった感あり。
ぜひとも長編化して、じっくり展開してほしい。
死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)Amazon書評・レビュー:死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)より
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No.7:
(5pt)

ディーヴァーさんはディーヴァーさんを超えてゆく

衝撃的だったのは
「プロット」「カウンセラー」「兵器」「和解」「永遠」
一編一編の感想を書きたいところですが
ネタバレになってしまうといけないので一言で表現します

「プロット」「カウンセラー」「兵器」「和解」
“あぁっ!”
「永遠」
“えぇっ!”(途中)
“えぇっ?”(結末)

〈リンカーン・ライム〉は『フルスロットル』収録作品をお薦めします
死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)Amazon書評・レビュー:死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)より
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No.6:
(5pt)

収録作『永遠』を読むためだけでも本書の一読をお勧めしたい

短編集『フルスロットル』に続く『トラブル・イン・マインド』二分冊の後編。前編が、リンカーン・ライムの他、キャサリン・ダンス、ジョン・ペラムなど懐かしの主人公たちが活躍するのに比して、こちらは独立作品がほとんど。標題の『死亡告示』のみがリンカーン・ライムものだが、本書中では最も短いショートショートに限りなく近い短編。でもライムのアームチェアが表紙を飾っている。不思議だが出版社の意図が感じられ、それもまた理解できる。

 最初の一篇『プロット』は、スリラー作家の死を巡る短めの一篇だが、こちらと『死亡告示』は兄弟のような作品に見える。それと書く側の内なる深淵を覗き込んだら、えっ? となるようなひねりプロット。皮肉な真相には喜劇の一面も見える。

 次の『カウンセラー』は、オカルト&サイコ風味の語り口で始まる、とても奇妙でスーパーナチュラルな作品。こうした変化球も言わば広義でのディーヴァー節と言えるだろう。聞いたこともないような、全く奇妙なストーリーなのである。

 『兵器』はディーヴァーらしい大上段に構えた仕掛けとタイムリミット型サスペンスがブレンドした玩具のような作品である。それにしても結末がディーヴァーらしく後味が良い。

 『和解』は、父と子がどのように和解できるのか、はたまた距離が置かれたままの人生で終わるのかを、描くヒューマンなドラマ? さあ、そんなストレートに終わらないのが、ディーヴァーのおもちゃ箱的仕掛け。騙される快感は、本当にどこにでも潜んでいるのだから。

 『死亡告示』は、ディーヴァー死す、との死亡告知がタイトルになった実に小さく、かつ興味深い掌編。

 さて最後の一作『永遠』だが、これが凄い。本書の半分を占める230ページとなれば短編と言えるだろうか? ぼくの感覚では、限りなく長編に近い中編小説である。そして、長編小説なみにキャラが立っているので、是非、いつかシリーズ化して頂きなくなるような魅力的かつ個性的主人公なのである。

 その主人公とは数学の天才。何事も数学に置き換えて解き明かすその徹底ぶりが面白い。別に数学が苦手で嫌いなぼくのような読者でも楽しめたのだから、この主人公は是非再登場して頂きたい。その相棒刑事もなかなかいいやつでバディものとしても行けるし、犯罪者の側も、『カウンセラー』にも似たオカルト的サイコたちなので、この双方のツイストぶりが何とも傑作の匂い芬々といった空気なのである。

 短編集の掉尾を飾るこのラスト作品『永遠』を読むためだけでも本書の一読をお勧めしたい。ディーヴァーは、どこまでもディーヴァーなのであった。
死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)Amazon書評・レビュー:死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)より
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No.5:
(5pt)

お気に入り

この作家の短編集は少ないのですが、どれもお気に入りの主人公が出てくるなど、箸休め的な作品群でした。
死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)Amazon書評・レビュー:死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)より
4167918846
No.4:
(4pt)

リンカーン・ライム死す!!

ディーバー最大の主役、リンカーン・ライムが死亡という大胆ストーリーほかの短編集おすすめです!!
死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)Amazon書評・レビュー:死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫)より
4167918846



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