魔の山
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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懸賞金ハンター「コルター・ショウ」シリーズの第2弾。ショウが単身、山の中に孤立したカルト教団の研修施設に潜入し、教祖の悪辣なたくらみを暴くアクション・サスペンスである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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トーマス・マンのノーベル文学賞受賞作ともなった、重厚な長編である。 いわゆる story -telling で読ませる作品ではないので「途中ギブアップ」の読者も多いことであろう。 ひとりの青年の知的な回想録、としてじっくりと取り組めば 底味のある名作と評し得よう。 主人公の内的思索に影響を与える役割を担っている作中人物の、Settembrini のキャラクターに「作り物感」が感じられ、やや拝読に手間取ったことを告白しておきたい。 | ||||
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一作目を読み終えてからだいぶ時間が経過した後に読み始めました。この舞台設定は個人的にも興味があるものだったので、非常に楽しめました。一作目よりもディーバー節?が強まったような?前作よりも好きです。なんにでも首を突っ込みがちな主人公が、一歩引いてみるとかわいいような笑 | ||||
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今回の「安倍事件」で、カルト教団である統一教会の闇が再びクローズアップされていますが、カルト教団が実に沢山ある米国のカルト教団のいくつかを下敷きにして書かれた本書は、入信、マインドコントロール、脱会などのプロセスが実に詳しく書かれていて、フィクション(小説)なのだけど、読んでいて、恐怖感を覚えました。新興カルト教団に仮想実体験するにはうってつけの本です。ジェフリー・ディーヴァーの新たな分野を堪能しました。お勧めの本です。 | ||||
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失踪人追跡。珍しい職業だが、それこそが本シリーズの主人公コルター・ショウの個性を引き立たせている。本書は三部作の第二作。前作ではゲーム業界を舞台にし、終章で本作への序章を奏でておくという趣向を凝らしていた。連作ものであるがために、三部作を終えないと明らかにならない主人公の真実。あくまで余韻を残し、作品間の連続性を重視している。 さて本作は、カルト教団に潜入する物語なので、全巻、実にスリリングなシーンの連続となる。町で起こった不可解な事件については、前作終盤に予告編のように語られている。その事件からの不可解な若い二人の逃走者たちと、コルターの追跡。想像を絶する不可解な決着。これはコルターの中ではとても納得できることではなく、彼はこの事件の裏側にある謎のカルト教団の存在に狙いを定め、教団の研修施設への潜入を決意する。 カルト教団の巣食う山岳の麓。警察隊も買収された敵陣の一角。極めて危険な四面楚歌の「魔の山」へと向かうコルターの、孤立無援の闘いが全編に渡って繰り広げられる本書は、実にスリリングでアクロバティックな力作であった。 とは言え、カルト教団の内情については、意外性はあるものの、その実現可能性については少し疑わしい。しかし、昨年読んだ帚木蓬生『沙琳 偽りの王国』は、現実に起きた悪夢であり、教団の中での死者・行方不明者の数が定かではない事実、一人の教祖が権力を握っていた事実等々を踏まえると、本書の疑わしいくらいの精神的暴力性などは、決して非現実とは言い切れないところがあり、その闇は多分に深い。 コルター・ショー。リンカーン・ライムともキャサリン・ダンスとも異なるアクティブで戦えるキャラクター。特殊なサバイバル技術も経験も備えたこの新しいプロフェッショナルなキャラクターの過去については、まだまだ謎に満ちている。前作から触れられる父親の謎の死。謎の失踪を遂げている兄ラッセルとの関係などなど、とりわけショーの家族の物語は第三作で明らかになるようである。 一つ所にとどまらない旅する主人公として、寅さんのように長く活躍して頂いてもよいように思える。TVドラマ化も決まっているらしいし、ショー家の秘密が明らかになった暁には、続編登場の可能性も有り得るかもしれない。 ともあれ、第三作でのショーの三たびの活躍を首を長くして待ちたいと思う。 | ||||
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他の方のレビューにもありますが何かにつけてご都合主義な展開が多いですね。 それでもストーリーとそのテンポの良さはオススメ出来ます。 早く次作を発行して欲しいです | ||||
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