オクトーバー・リスト



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初公開日(参考)2021年03月
分類

長編小説

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オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)

2021年03月09日 オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)

本書は最終章ではじまり、第1章へとさかのぼる。 娘を誘拐され、秘密のリストの引き渡しを要求された女ガブリエラ。隠れ家にひそみ、誘拐犯との交渉に向かった友人の帰りを待っていた。しかし玄関にあらわれたのは誘拐犯だった。その手には銃。それを掲げ、誘拐犯は皮肉に笑った……。 だが読者よご用心。全ては見かけ通りではない。章ごとに物語は時間軸をさかのぼり、あなたの知らなかった「事実」が次々に明かされ、白は黒に、黒は白に反転をくりかえす。謎のオクトーバー・リスト。それを狙う者たち。迷路のようなニューヨークの街で展開される人狩り。世界最強のサプライズの魔術師ディーヴァーが繰り出すサスペンスとサプライズ。そして全ての真相が明かされるのはラスト2章!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

オクトーバー・リストの総合評価:7.22/10点レビュー 18件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

「今思えば・・・」の発見が楽しめる逆行小説

ジェフリー・ディーヴァーの久々のノンシリーズ作品である本書は実に変わった構成の作品だ。なんと終章36章から始まるのだ。
そう、本書は物語を逆行して語られる。従ってなかなか物語の全容が見えにくい。

しかしこれがまたこれまでにない先入観をことごとく覆す展開になっていく。

いわば本書は時間を逆行することで物語の前提条件や人物設定が後から判明していき、先入観が覆される構成になっている。本書はそんな小技の効いたどんでん返しが数々散りばめられている。

しかしそれでもやはりこの作品は読みにくかった。時系列を逆行することで前章の結末から次章への繋がりがスムーズになされないからだ。
例えば30章が終わると次の29章の始まりはその30章へとつながる箇所の数分前とか1時間前に設定されているため、物語の展開が唐突すぎて頭に素直に入っていきにくいからだ。

このような最後の最後で計画の全容が判明する物語は数多あり、特にスパイ小説の類では複雑怪奇な構図が明かされるわけだが、その構成とほぼ同じである。
いわば本書は敢えて時系列を遡ることを想定して書かれた物語であると云えよう。

あと最後に付される目次に書かれた各章題を見ながら、各章の写真を見るとまた別の意味が立ち上ってくるのも憎らしい演出だ。特に第9章の馬の写真と章題「サラ」は1章を読んだ後だと笑えるし、第14章の骸骨が砂の中から出ている写真と章題「ダニエルの最初の仕事 一九九八年ごろ」を照らし合わせると228ページ3行目からのエピソードが別の意味を伴ってくる。

とこのように様々な仕掛けが読後に立ち上ってくる作品である。従って本書は読み終わった後に色んな読み方ができる作品だと云えよう。
例えば今度は1章から読むと感じ方も変わるだろうし、また同じように第36章から読み返すとさりげない伏線や描写の数々にほくそ笑むことだろう。
また目次の章題を照らし合わせながら読むとそれまで気付かなかった写真や文章の意味合いに気付かされることだろう。

ただやはり本書はアラフィフの自分には場面転換、時間軸の巻き戻しに頭を慣らすのが難しかった。機会があればもう一度読んでみると、上の評価もまた変わるのかもしれないが。

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

最後の50ページで、それまでの我慢が報われた

第36章から始まって第1章で終わり、その後に著者まえがき、目次、献辞が続くという完全倒錯?の実験的作品。物語自体は、ジェフリー・ディーヴァーらしいどんでん返し連発のサスペンス・ミステリーである。
6歳の娘を誘拐され、身代金と「オクトーバー・リスト」を要求されている投資コンサルタント会社のマネジャー・ガブリエラは知り合ったばかりのダニエルに助けを求め、ダニエルの紹介で危機管理会社のスタッフを雇い、誘拐犯のジョゼフとの交渉を依頼したのだが、吉報を待っていたガブリエラの前に現われたのは、銃を持ったジョゼフだった。というのがオープニングで、物語は時系列を遡って展開されて行く。犯人、被害者を始め次々に登場する事件の関係者は、その名前や役割りは分かるものの、どういう存在で、事件にどのように絡んでいるのかが不明なため、最初の内は何度も元に戻って確認しないとストーリーに入って行けず、かなりのストレスである。しかし、そこはディーヴァーの力業というべきか、最後の2章で真相が明らかにされると、なるほど、こういう仕掛けだったのかと膝を打ち、それまでの我慢が報われる。
いくつかのレビューに散見されるように、何も時間の逆回転で話を進める必要はないのではとは思うが、本作はディーヴァーが自らの創作力を確認するためにあえて挑戦した実験的作品として評価するしかない。その点で、好き嫌いがはっきりする作品である。
ただ、物語はサスペンス・ミステリーとしてきちんと成立しており、ガッカリすることはない。
我慢強く読み進められる人、意地でも途中で投げ出さないという人にオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(5pt)

速やかな対応でした。

梱包がきちんとしていて綺麗です。読むのが楽しみです。
オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)Amazon書評・レビュー:オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)より
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No.15:
(5pt)

知的興奮が堪らない逆行サスペンス

最終章である第36章から始まり、事件が起こった3日間の出来事を時系列とともに第1章まで順に遡っていく…という、
所謂「逆行小説」「逆行サスペンス」であり、映画『メメント』と非常に近いつくり
(最後に載っている「あとがき」ならぬ「まえがき」で作者も影響を受けたことに言及していますが)となっています。

そしてただ奇をてらっているだけではなく、しっかりとその順である意味があり、
最終的に点と点がこちらの脳内ですべて繋がっていく怒涛の伏線回収が凄まじくて、
なかなかない知的興奮と驚きを得ることができる作品となっています。

本作を読み始めてすぐ、結末である第36章をまず読んだときは、「え、これがラストに来るってどういうこと…?」と
ちょっと心配になりましたが、まったくの杞憂でした。

ひとつ難があるとすれば、登場人物の把握がとにかく大変で、誰が誰かだいぶ混乱しながら読み進めていくことになるかと思います。
ただある一定読み進めるとだいたい把握できるようになりますので、そこさえ乗り越えたらもうあとはその面白さににただ身を委ねるのみ…という感じです。
捻りのある面白い小説を読みたいなー、という方は是非。
オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)Amazon書評・レビュー:オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)より
4167916681
No.14:
(4pt)

解説が……

仕掛けは面白いんだけど、解説が本文の真似をして思いっきり滑ってる。カッコ悪いからああいうのはやめるべき
オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)Amazon書評・レビュー:オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)より
4167916681
No.13:
(4pt)

難解でした

訳が判らないストーリー。何とか最後迄読み、理解できましたが、リンカーンシリーズ等が読み易く面白いです。
オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)Amazon書評・レビュー:オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)より
4167916681
No.12:
(5pt)

ページを繰る手が止まりませんでした!そして衝撃のラストへ!!

ページを繰る手が止まりませんでした!
物語の結末から冒頭へ章を追うごとに遡って行くという超絶技巧とレビューを読んで気になり読んでみましたがまさに超絶技巧です!!
そして、レビューどおりの衝撃のラストでした!!
衝撃のラストを予想しながら読み進め、一部だけ当たりましたがまさかそう来るとは!!
とうなりました。

読む前に一番気になったのは、最後はすごいのかもしれないけど、途中が退屈ではないのか??
という点でしたが、個人的には非常に面白く、一体、次(というかこの前?)はどうなるのだろう??
とページを読む手が止まらず1冊読むのに1週間から10日くらいかかるところ4日で読破してしまいました。

すごく面白かったです!
本作でジェフリー・ディーバーが注目作家の1人になりました。
他の作品も是非読んでみたいと想います。
オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)Amazon書評・レビュー:オクトーバー・リスト (文春文庫 テ 11-43)より
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