探偵のG



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初公開日(参考)1991年05月
分類

長編小説

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探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1991年05月31日 探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)

わたしは33歳になり、新しくできた住居に引っ越した。そして、モハーヴェ砂漠にいるはずの母親を探し出してほしいとの女性からの依頼を引き受けた。ほどなく今度は、わたしに恨みを抱く男が殺し屋を雇ったとの知らせが入った。わたしは砂漠の中で、殺し屋に命を狙われ、愛車はポンコツとなった。死の恐怖に怯えるまま、わたしはタフガイの私立探偵をボディーガードとして雇う。新展開を迎える全米ベストセラーの最新作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

探偵のGの総合評価:9.50/10点レビュー 4件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

初めてのスーグラフトン氏の小説

Aから始まって今のところRまでシリーズがあるようですが
(Aから読み始めれば良かったのですが、シリーズものとは知らずに)いきなり途中の「探偵のG」から読んでしまいました。

初めてのスーグラフトン氏の小説で、面白いのかつまんないのか、読んでみないと分からない・・・で始めたのですが
これが意外にも面白くて(作者に失礼ですよね)主人公にも共感できるし、彼女を取り巻くキャラの強い登場人物もなかなか興味深い人たちで
アッというまに読んでしまいました。
会話も良いし、その土地の描写も詳しくて、こういう知らない場所の知識が増えるって、ほんとミステリーを読んで良かった!って実感できることです。
続けて読みたい作家さんに出会えてラッキーでした。

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(5pt)

オトナの雰囲気漂う

アルファベット順の
今までの作品で一番オトナの雰囲気が漂っています。
そう、キンジーそのものにも「女」となる場面が
実はあったりします。
なのでちょっぴり刺激があるかも!?

そして今回はとてつもない危険が
キンジーを襲います。
そのために雇ったボディーガード。
なかなかのやり手であります。
そして…

ところどころでキンジーは
危険にさらされます。
他の人まで命の危機にさらしたり、
最後には、悪の塊とも思える男に
命を狙われたり…

しかし真相はあまり言い出来ではないものの、
非常に身震いがするものでした。
あんまりすぎます…
探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150763577
No.2:
(5pt)

シリーズの山場を形成する作品の一つ

私自身はこのGからIにかけての3作がこのシリーズの山場を作っていると感じている。そのくらいこの作品はこれからの展開をよりいっそう楽しみにさせるような秀作に仕上がっているのだ。
今回の依頼人は行方不明の母を捜して欲しいという中年の女性。同時に過去の事件の犯人が逆恨みして殺し屋を雇い、彼女自身もその標的にされた。つまりこの作品では依頼人からの事件と、自分を狙う殺し屋という二つの事件が同時に進んでいくことになる。
そして単純に思えた人探しもどんどん複雑になっていき、殺し屋に襲撃された結果、別の私立探偵が彼女を常時護衛することにもなる、というようにこの二つの事件自体も更に展開して発展していくのだ。
一方人物に対する描写もとても深く丁寧で、砂漠地帯の不毛な人々の暮らし、奇怪な老女の悲哀と秘密、そこに命を狙われる恐怖、護衛の私立探偵との交流と確執等がバランスよく組み込まれていく。
こういったいくつもの出来事が重なり合っていくが、決してバラバラにならないのは作者の力量のせいだろう。これらを全て繋ぎ合わせて最後まで緊張感を持っていくのには、感心するほかない。前作Fはちょっと物足りなかったが、これはそれを埋め合わせても足りるほどの意欲作。ともかく最高に楽しめるミステリーに仕上がっている。
探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:探偵のG (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150763577
No.1:
(5pt)

シリーズの山場を形成する作品の一つ

私自身はこのGからIにかけての3作がこのシリーズの山場を作っていると感じている。そのくらいこの作品はこれからの展開をよりいっそう楽しみにさせるような秀作に仕上がっているのだ。
今回の依頼人は行方不明の母を捜して欲しいという中年の女性。同時に過去の事件の犯人が逆恨みして殺し屋を雇い、彼女自身もその標的にされた。つまりこの作品では依頼人からの事件と、自分を狙う殺し屋という二つの事件が同時に進んでいくことになる。
そして単純に思えた人探しもどんどん複雑になっていき、殺し屋に襲撃された結果、別の私立探偵が彼女を常時護衛することにもなる、というようにこの二つの事件自体も更に展開して発展していくのだ。
一方人物に対する描写もとても深く丁寧で、砂漠地帯の不毛な人々の暮らし、奇怪な老女の悲哀と秘密、そこに命を狙われる恐怖、護衛の私立探偵との交流と確執等がバランスよく組み込まれていく。
こういったいくつもの出来事が重なり合っていくが、決してバラバラにならないのは作者の力量のせいだろう。これらを全て繋ぎ合わせて最後まで緊張感を持っていくのには、感心するほかない。前作Fはちょっと物足りなかったが、これはそれを埋め合わせても足りるほどの意欲作。ともかく最高に楽しめるミステリーに仕上がっている。
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