欺しのD
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主人公の探偵の元にある少年を探して金を渡してほしいという依頼があり・・・というお話。 今回は依頼者が嘘をついていて、その素性を探すうちに死体となって発見され・・・という展開で、この謎の依頼者の過去が判るにつれて、話しが複雑な様相を呈し・・・という推理小説としてはきっちりまとまって謎も申し分なく、☆5つあげられる作品でした。 少しネタバレっぽく書くと、アメリカの交通事故の加害者はあまり重罪にならないみたいで、日本の場合はよく知りませんが、そういう所が作品の核になっている様に思えました。 また、この頃から個人情報の取り扱いが厳しくなったのか、作中に確か、主人公のキンジーが誰それの個人情報を金融機関か何かに問い合わせるけど断られるシーンがあった様に記憶しておりますが、この頃から個人情報の取り扱いが厳しくなったのでしょうか。 ともあれ推理小説としてとても面白いので読んでいる間は楽しかったです。 推理小説としての出来も、今後のシリーズも楽しみな第4作。シリーズ順に是非ご一読を。 | ||||
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カリフォルニアの女性私立探偵キンジー・ミルホーンの活躍を描く第四作目。 プロ意識が高く、日々運動を欠かさない努力家で、 誰にも媚びずに気高く、そして逞しいキンジーには好感が持てます。 サラ・パレツキーのウォーショースキーに比べると地味だし、 全体的にこじんまりした印象ですが、 スー・グラフトンのミルホーン・シリーズは本当に面白いですよ。 欺しのDは、シリーズを通しても良作中の良作。 ミルホーン入門としても、オススメです。 | ||||
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キンジー・ミルホーンの最後の見せ場、 犯人との激しいバトルはなんとこの作品にはありません。 しかしながら読者に与える衝撃は とてつもないものがありました。 依頼主がなんと詐欺師だった、 という泣けない状態になってしまったキンジー。 おまけに渡された小切手も不渡りと来た。 そしてさらに最悪なことに車上荒らしにもあい どこかついていないキンジー。 そして、ちょっとしつこく 煙たがられる調査をしていくうちに、 ある重要人物が出てきます… しかしながら あまりに悲しいものがありますよ。 結局は奪われてしまったものは 戻らないのです。 一番切ない作品かも。 | ||||
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スー・グラフトンのキンジー・ミルホーンものには、水準を越える面白さの作品がいくつもあります。中でも強く印象に残っているのがこれです。物語の冒頭で、チャールズ・ディケンズの名作「大いなる遺産」のタイトルが出てくるのにご注目を。「大いなる遺産」のストーリーを知っていると、「欺しのD」をより深く楽しめる仕掛けになっていて、それで読後の印象が強いのです。ですから先に「大いなる遺産」を読んでおくことをおすすめします。 | ||||
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