裁きのJ
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全1件 1~1 1/1ページ
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若さ溢れるキンジーのファンになりました。 | ||||
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キンジー・ミルホーンのタフな生き方とスー・グラフトンの描写の上手さが気に入って Aからずっと読み続けている。 この巻では、天涯身寄りのいないはずだったキンジーに血縁がいて いとこにあたる者が突然何食わぬ顔で会いに来る 理屈では、私には突然家族ができ、女性雑誌に書いてあるような喜びが得られるはずだった。 だが、現実には、強盗にあって大事にしていたものすべてを誰かに盗まれたような気分だった。 なんと巧みな表現! わたしが生きていることを知りながら30年間も放っておき、しかもわたしを育ててくれた 叔母が死んだとき葬式にも現れなかった人たちを果たして肉親と呼べるのか と自問するキンジー いままで完全犯罪はありえないと信じていた。だが今は確信がない。 わたしには答えがわからない。 わたし自身の人生についてもまだ答えの出ない疑問ばかりをかかえている。 この余韻! 解説の郷原宏氏が書いているように、この悩みの深さがそのままこの作品の奥行を作りだしている。 ミステリを生かすも殺すも探偵役の性格しだい。 そしてそれを取り巻く人たちのキャラ立ち、それぞれの人生の深さ、重さ。。 本当に上質なミステリだと思う。 古いシリーズなので活字の小ささは少し慣れないけれど 最後まで読もうと楽しみにしている。 | ||||
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Nothing | ||||
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最後を読んで思うことでしょう。 きっとこれは読者への考える時間を 与えているということ。 死んだはずの男が生きていた。 そして、それに戸惑う遺族達。 なぜならばそのお金を使っていたから。 生きていたら口座は使えなくなりますし。 そしてそこから出てくる、 さまざまな苦悩。 多分あるものの引渡しは 一番キンジーが苦悩したはず。 そして、キンジーにも揺れ動くものが。 親戚の出現。 望まぬ関係。 一難去ってまた一難。 最後はどこかさびしくもあります。 「お金」に執着しすぎ、 買えないものもあるのに気付かない者。 あくまでもある「こと」に関しては お金では買えないのです。 前借りもあくまでも前借り。 刹那の快楽にしか過ぎないのですから。 読み終わって、心が重くなりました。 | ||||
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