血霧
- 検屍官ケイ・スカーペッタ シリーズ (22)
- 検視官 (52)
- 科学捜査 (72)
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しばらく離れていたが再開し、シリーズを順を追って読んでいる。 初期と比べてはいけないが、ここ数冊からすればずっと面白かったと言ってよいと思う。 前半はそんなことするかと言いたくなるような荒唐無稽な設定なのだが、ケイ自身で現場を調査する シーンもあるし、仲間内でのいがみ合いもあまりないのも良く、どんどん先を読みたくなった。 次作も続けて読みたいと思わせる力はあったと思う。 最初の地域の描写が若干くどくて、書かねばならない、白紙を埋めなきゃいけないという意識に 作者自身が追われているのだろうかと感じるところもあったが、ストーリーが動き出すと 筆が進み始めたかなという気もした。 また翻訳者が池田真紀子氏に交代してから読みにくいという評を散見するが、そんなことは全くないと思う。 むしろこの文章のお陰で読めるといってよいほど。申し訳ないが、以前の絵本のようなひらがなだらけの スカスカの文には耐えられなかった。 評価としては3.5。どん底のような「神の手」以降の数冊からの再浮上を歓迎し、星4とした。 | ||||
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血霧というタイトル。原題は、Red Mist、赤い霧を血霧としたのだろうが、血霧、というか血飛沫を浴びたのは前作のスカーペッタであって、本作の出来事ではない。このタイトルと内容との距離感は、何作読んでも、わからない。 ジェイミーが死んだ。前作は、スカーペッタの物語だったが、本作は、ジェイミーとルーシーの話だと思い、読み進めてきた。それが、まさか、ジェイミーが亡くなるという思いがけない結果となった。それも、何人殺したか正確にはわからないという犯人が起こした事件に巻き込まれることとなった。なんともやりきれない。ジェイミーをNYのスカーペッタと思った時期もあったが、本物のスカーペッタとは違うということなんだろう。それとも、スカーペッタには、ベントンがいるということなのか。 読者が犯人にたどり着くまでには紆余曲折があるが、一応の納得はある。スカーペッタシリーズは、結末をだらだら書かずに、比較的スパッと終わる。これが結末だったんだなとはわかるが、余韻を楽しんだりする暇はない。結果として、色々考えることになり、もやもやしながら、読み終わることが多い。今回は、特にその感触が強く、作品の良さを減じている気がする。 でも、きっと次作も読むのだろうな。 | ||||
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前作、「変死体」の続編だ。前作は、スカーペッタの今まで隠し、隠されてきた事の暴露物語であった。本作は、ジェイミー・バーガーとルーシー・ファリネリとの関係性に拘る(こだわり過ぎる)、物語だ。すなわち、スカーペッタの話は終わりという事だろう。本作品をを読むより、登場人物の役割を事前に理解するため、「変死体」を読むことをお勧めする。 「オレゴンのピノーワイン」という表現が出てくる。英語で、ピノ・ノワールと発音しないのか、それとも、アメリカ特有の言い方なのか、原書を見てないからわからないが、もし、指しているものがピノ・ノワールならばうまく意訳して欲しい。それとも、ジェイミー、ひょっとしたら、ニューヨーカー独特な言い回し(あるいは方言)なのか? 「民事訴訟はアメリカの新しい国家産業みたいなもの」これは、スカーペッタというより、コーンウェルの言葉のように思える。なんでもかんでも訴訟、自分の不利益は全て他人の仕業であり、それを政府も司法も認めてるという今の世の中を風刺しているように思える。 上巻終盤に、ノスリという鳥が一瞬描かれる。今まで、スカーペッタが鳥を描いていただろうか。視点が変わったというべきなのかもしれない。 レビュータイトルは、刑務所の所長の名前を、仏教との関連性で説明する菩薩の名。これは、本当に謎。なんで、ここで仏教なのか? | ||||
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一ページ目がぐしゃぐしゃ カバーも傷多し とても[非常によい」とは言えない状態 | ||||
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買い損ねた本が大変良い状態で手に入り助かりました。 大変買い得でした。 | ||||
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