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血霧
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血霧の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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しばらく離れていたが再開し、シリーズを順を追って読んでいる。 初期と比べてはいけないが、ここ数冊からすればずっと面白かったと言ってよいと思う。 前半はそんなことするかと言いたくなるような荒唐無稽な設定なのだが、ケイ自身で現場を調査する シーンもあるし、仲間内でのいがみ合いもあまりないのも良く、どんどん先を読みたくなった。 次作も続けて読みたいと思わせる力はあったと思う。 最初の地域の描写が若干くどくて、書かねばならない、白紙を埋めなきゃいけないという意識に 作者自身が追われているのだろうかと感じるところもあったが、ストーリーが動き出すと 筆が進み始めたかなという気もした。 また翻訳者が池田真紀子氏に交代してから読みにくいという評を散見するが、そんなことは全くないと思う。 むしろこの文章のお陰で読めるといってよいほど。申し訳ないが、以前の絵本のようなひらがなだらけの スカスカの文には耐えられなかった。 評価としては3.5。どん底のような「神の手」以降の数冊からの再浮上を歓迎し、星4とした。 | ||||
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血霧というタイトル。原題は、Red Mist、赤い霧を血霧としたのだろうが、血霧、というか血飛沫を浴びたのは前作のスカーペッタであって、本作の出来事ではない。このタイトルと内容との距離感は、何作読んでも、わからない。 ジェイミーが死んだ。前作は、スカーペッタの物語だったが、本作は、ジェイミーとルーシーの話だと思い、読み進めてきた。それが、まさか、ジェイミーが亡くなるという思いがけない結果となった。それも、何人殺したか正確にはわからないという犯人が起こした事件に巻き込まれることとなった。なんともやりきれない。ジェイミーをNYのスカーペッタと思った時期もあったが、本物のスカーペッタとは違うということなんだろう。それとも、スカーペッタには、ベントンがいるということなのか。 読者が犯人にたどり着くまでには紆余曲折があるが、一応の納得はある。スカーペッタシリーズは、結末をだらだら書かずに、比較的スパッと終わる。これが結末だったんだなとはわかるが、余韻を楽しんだりする暇はない。結果として、色々考えることになり、もやもやしながら、読み終わることが多い。今回は、特にその感触が強く、作品の良さを減じている気がする。 でも、きっと次作も読むのだろうな。 | ||||
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前作、「変死体」の続編だ。前作は、スカーペッタの今まで隠し、隠されてきた事の暴露物語であった。本作は、ジェイミー・バーガーとルーシー・ファリネリとの関係性に拘る(こだわり過ぎる)、物語だ。すなわち、スカーペッタの話は終わりという事だろう。本作品をを読むより、登場人物の役割を事前に理解するため、「変死体」を読むことをお勧めする。 「オレゴンのピノーワイン」という表現が出てくる。英語で、ピノ・ノワールと発音しないのか、それとも、アメリカ特有の言い方なのか、原書を見てないからわからないが、もし、指しているものがピノ・ノワールならばうまく意訳して欲しい。それとも、ジェイミー、ひょっとしたら、ニューヨーカー独特な言い回し(あるいは方言)なのか? 「民事訴訟はアメリカの新しい国家産業みたいなもの」これは、スカーペッタというより、コーンウェルの言葉のように思える。なんでもかんでも訴訟、自分の不利益は全て他人の仕業であり、それを政府も司法も認めてるという今の世の中を風刺しているように思える。 上巻終盤に、ノスリという鳥が一瞬描かれる。今まで、スカーペッタが鳥を描いていただろうか。視点が変わったというべきなのかもしれない。 レビュータイトルは、刑務所の所長の名前を、仏教との関連性で説明する菩薩の名。これは、本当に謎。なんで、ここで仏教なのか? | ||||
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一ページ目がぐしゃぐしゃ カバーも傷多し とても[非常によい」とは言えない状態 | ||||
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買い損ねた本が大変良い状態で手に入り助かりました。 大変買い得でした。 | ||||
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ここ10作位面白くないのに、出ると買ってしまう。 どうしたらいいのだ。 | ||||
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高すぎる・・・なぜに? 他のシリーズは1000円以下で買えたのに、、値段だけが残念でなりません。 | ||||
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コーンウェルの本はどれもつい読み進めてしまう。それは、どうなっているのかいくら読んでもさっぱり何が起こっているのかわからないからだ。ケイの目を通した一人称で書かれているので彼女の気持ちを共有しながら話が進んでいく、ということなんだろう。それにしても、前作で起こったことなどでてくるので前作の記憶が薄れている読者にとってますますわけがわからなくなる。で、それが本作にとって重要なことかというとそうでないものもあり、作者ほど頭の良くない読者にとって脇道やらのの迷路に入り込み読み進めるしかなくなってしまう。まあ、それが作者の狙うところなのかもしれないが。結局その迷路の先にある終末「思いがけない」ものと、明らかにされるのが下巻の最後四分の一というのはちょっと振り回された感じ。「思いがけない」結末もありきたり。本を読みたいとき、絶対退屈しない本。作者は料理本も出しているくらいだから食事の場面にはいつも引き込まれる。 | ||||
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長年一緒に仕事をして来た仲間の意外な過去。そこから発生したとも言える事件。ハラハラ&ドキドキで一気に読みきってしまった。 | ||||
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私もこのシリーズとは「腐れ縁」です。 またしても身内間の自給自足的展開がマンネリでうれしいです。 米海軍の最新兵器ネタとかは興味深いですし、相変わらず技術的にはかなり読ませるのですが、いやはやなんとも、主要人物たちのありえないセキュリティ感覚とか、一族そろって大移動のドタバタとか、利口なのかそうでないのかわからない凶悪犯の末路とか、 もしや、これはコメディ・・・? とすら思ったり。 が、ピーク時(「業火」あたり)の「ケイ・スカーペッタ・シリーズ」とは別物として読めばまったく問題ありません。 作品の "質" の低下に読者が無理して合わせる必要はないのですが、情がうつってしまったらもうしょうがない。 みなさんのカスタマーレビューも、今回は心なしかお手やわらかな気もします(笑)。 次回作もきっと読むでしょう。 活字も大きくて読みやすいし、通勤電車で読むにはおすすめかも。 | ||||
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いつもの通り読み応えのある作品に仕上がっていました。 次作品が楽しみです | ||||
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スカーペッタシリーズは全巻読んでいます。最近ちょっと中だるみかなと思っていたのですが、血霧は思いっきりおもしろいですね。 | ||||
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なかなか事件の全容が見えず、ただただケイが不吉な事件に巻き込まれ、危険な立場に追いつめられていると言う雰囲気だけが、前半を通しての雰囲気です。 後半になってようやく事件が連続毒殺事件ではということで、見えてくるのですが、9年前の事件がどう繋がり、前作の事件がどう繋がるのか、なかなか見えてきません。 このあたりのストーリー展開は、流石と言うところです。 ただ、最後の結果が・・・。 ちょっとがっかりと言うところです。 ただ、こんなことが物理的に可能だとすれば、怖い話です。 | ||||
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前作を背景にしてさらに一ひねりしたストーリーに驚かされます。最後が唐突に終わってしまうのが気になりますが、いつもながら大変楽しめます。 | ||||
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多くの方の指摘通り、スカペッタの心理があまりに暗すぎます。被害者意識がありすぎるというか、無駄な周辺描写で話の展開が遅くなってしまっています。シリーズの最初の頃のあのわくわくとして早いストーリー展開は、もう求めても無駄なのでしょうか? | ||||
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ここ2~3作は読みにくい。描写に凝り過ぎなのか、私の集中力がなくなってきたのか・・。 上下巻でなくても1冊で書いたほうが読みやすい気がする・・・。 | ||||
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私が本を読めなくなったのか、作者がねちっこくなったのか・・。ここ2~3柵は読みにくい | ||||
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この翻訳者になってから、読みづらく感じることが多くなりました。とても集中力が必要になり、疲れます。 | ||||
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前作「変死体」の続きです。 いきなりケイが軍にいて、記憶の中の昔の事件を引きずって、 状況がよく分からないまま戻ってきたものの、 責任者を務める施設はめちゃくちゃで、そしてなんと、あの人が死んでしまう。 そしてこの作品。 真犯人が捕まったものの、またもや新しい事件に巻き込まれ… 上巻は、しつこいほどの心理描写。 コーンウェルさんの好きなところは、ちょっと詳しすぎるくらいの、 情景描写が細かいところだった。 文字だけの小説でも、自然と情景が想像できるようなところが好きだった。 当時としては最先端の科学技術も、細かく説明され、 新しい発見がたくさんありました。 ところが、上巻は私にはつらかった。 話が全く進まない。 ケイの心理描写が、だんだんイライラしました。 下巻に入ると、ある、付き合いの長かった人が死んでしまいます。 え〜〜〜!!!! そこから事件がどんどん動き始めます。 ここまで我慢してよかったな、と。 でも、せっかく上下巻の長編なのに、半分損した気持ちになるのはなぜでしょう… 以前のようにパターンがないのが、読者にはしんどいのかと。 パターンにはまると、それこそ、「ワンパターン(変化がない)だ!」ってレビューになってしまうのでしょうが、 もともと登場人物が多く、案外難解な事件だからこそ、パターン化って大事だと思うんですけど、 とにかくケイのダラダラ妄想が、物語のスピード感がなくなってきている気がします。 細かい心理描写、確かに後半に活きてきたと思いますけど、 それでも、読者を退屈させないような描き方をしてこそ、上手な作家、なのではないでしょうか。 とはいえ、今年の年末、新作が発表されたら、また期待して購入すると思います。 さらなる不満の元となるのが、訳者あとがきがないこと。 J・ディーヴァーの作品にはたいていあとがきを書いているじゃないですか〜〜〜!! 作家さんの近況や事件の舞台となった場所のバックグラウンドとか、なんか、あるでしょう!!?? あと、この物語と全く関係ない話になりますが、 すでにkindle化されているのですね! しかも紙の本と同額!なんて強気な!!!!! kindle、持っていますが、コーンウェルさんの作品はやっぱり紙で読みたいです。 | ||||
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前作の犯人の現れ方、結末などが???でした、店頭でみて惰性で、正直期待もなくレジに行きました。その予感は見事に的中。 思えば、第1作から読み続けたのに主人公の名前をずっと『スカーペック』だと思っていて、名前が作品名の時点で初めて気付く読みの浅さ。 ウェアウルフ(?)もどきのエピソードの頃まではウキウキして読んだのですがね。 さらば、愛しのスカーペッタ。 | ||||
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