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血霧
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血霧の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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しばらく離れていたが再開し、シリーズを順を追って読んでいる。 初期と比べてはいけないが、ここ数冊からすればずっと面白かったと言ってよいと思う。 前半はそんなことするかと言いたくなるような荒唐無稽な設定なのだが、ケイ自身で現場を調査する シーンもあるし、仲間内でのいがみ合いもあまりないのも良く、どんどん先を読みたくなった。 次作も続けて読みたいと思わせる力はあったと思う。 最初の地域の描写が若干くどくて、書かねばならない、白紙を埋めなきゃいけないという意識に 作者自身が追われているのだろうかと感じるところもあったが、ストーリーが動き出すと 筆が進み始めたかなという気もした。 また翻訳者が池田真紀子氏に交代してから読みにくいという評を散見するが、そんなことは全くないと思う。 むしろこの文章のお陰で読めるといってよいほど。申し訳ないが、以前の絵本のようなひらがなだらけの スカスカの文には耐えられなかった。 評価としては3.5。どん底のような「神の手」以降の数冊からの再浮上を歓迎し、星4とした。 | ||||
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買い損ねた本が大変良い状態で手に入り助かりました。 大変買い得でした。 | ||||
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長年一緒に仕事をして来た仲間の意外な過去。そこから発生したとも言える事件。ハラハラ&ドキドキで一気に読みきってしまった。 | ||||
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私もこのシリーズとは「腐れ縁」です。 またしても身内間の自給自足的展開がマンネリでうれしいです。 米海軍の最新兵器ネタとかは興味深いですし、相変わらず技術的にはかなり読ませるのですが、いやはやなんとも、主要人物たちのありえないセキュリティ感覚とか、一族そろって大移動のドタバタとか、利口なのかそうでないのかわからない凶悪犯の末路とか、 もしや、これはコメディ・・・? とすら思ったり。 が、ピーク時(「業火」あたり)の「ケイ・スカーペッタ・シリーズ」とは別物として読めばまったく問題ありません。 作品の "質" の低下に読者が無理して合わせる必要はないのですが、情がうつってしまったらもうしょうがない。 みなさんのカスタマーレビューも、今回は心なしかお手やわらかな気もします(笑)。 次回作もきっと読むでしょう。 活字も大きくて読みやすいし、通勤電車で読むにはおすすめかも。 | ||||
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いつもの通り読み応えのある作品に仕上がっていました。 次作品が楽しみです | ||||
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スカーペッタシリーズは全巻読んでいます。最近ちょっと中だるみかなと思っていたのですが、血霧は思いっきりおもしろいですね。 | ||||
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なかなか事件の全容が見えず、ただただケイが不吉な事件に巻き込まれ、危険な立場に追いつめられていると言う雰囲気だけが、前半を通しての雰囲気です。 後半になってようやく事件が連続毒殺事件ではということで、見えてくるのですが、9年前の事件がどう繋がり、前作の事件がどう繋がるのか、なかなか見えてきません。 このあたりのストーリー展開は、流石と言うところです。 ただ、最後の結果が・・・。 ちょっとがっかりと言うところです。 ただ、こんなことが物理的に可能だとすれば、怖い話です。 | ||||
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前作を背景にしてさらに一ひねりしたストーリーに驚かされます。最後が唐突に終わってしまうのが気になりますが、いつもながら大変楽しめます。 | ||||
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毎年末の恒例行事である検視官シリーズ最新作。 今年は早めの出版で、暮れの忙しい時期に入る前に読了できたので ありがたかった。 今作は前作「変死体」の続編。 前作終了以降まもなくから始まり、数日間を描く。 冬場の悪天候の中での物語が多かったが、今回はサヴァンナで暑さと戦う。 前作の事件の背景や、秘められた忌まわしい血脈や人間関係を掘り下げる中で、 スカーペッタは更なる凶行に巻き込まれる。 冒頭、スカーペッタは多くの謎と疑問と不安を抱えたままベントンの反対を振り切り サヴァンナの女子刑務所を訪れる。 釈然としない面会を終え、ホームグラウンドから遠く離れた地で 更に謎めいたトラブルに次々と出会い混乱したりうんざりしたり怒ったりする内に、 遂には旧知の人物達の複雑怪奇な策略によりサヴァンナに呼び寄せられたのだと知る。 スカーペッタを巻き込んだ張本人であるジェイミー・バーガーはだらだらとした説明を 続けるが、その目的のひとつはスカーペッタに対する助力であるという。 のらりくらりと分かりづらい釈明を繰り返す彼女は、果たして敵なのか?味方なのか? 既に行われた複数の凶行の真相も分からぬままスカーペッタは抜き差しならぬ状況に 巻き込まれているようだが、そもそも何が起こっているのか、スカーペッタに 迫っているという脅威は一体どんなものなのか、そもそも脅威が迫っているというのは 事実なのか、スカーペッタにも読者にも、訳がわからない。 というような展開で上巻半分くらいは使ってます。 ここでうんざりしたら負けです。 ここ数作と同様、急激に進化している最新鋭の捜査技術(情報技術や鑑識テクニック等など・・・)を 折込みつつ物語は進んでいくが、残念ながらそれらはあまり生かされていない。 しかし、殺害方法や犯行に用いられるテクニックは過去の検視官シリーズで扱われた手口を 彷彿させるものが幾つか有り、シリーズのファンは興味をそそられる。 派手なアクションはないが、旧作同様の細かな洞察や推理はふんだんに盛り込まれているので、 サスペンスものとしては十分な作りかと思う。 一時、もう作者は燃え尽きてしまったのではなかろうかと心配したが、 個人的には、もう充分持ち直したと感じている。 特に終盤、大きく物語が動き核心に近づく過程はスピーディで緊迫感にあふれ、 初期作品のクライマックスで味わった魅力にかなり近い。 平仮名いっぱい水増し作戦や、死んでる人が生きてたりキャラクターが次々に トチ狂ったり年齢や時系列が破綻したり、スカーペッタさんがどこに行っても 老若男女に異常にモテモテでルーシーは超絶ウルトラ大天才億万長者とかの ファンタジー描写てんこ盛り、といった混乱作品が続いたときに 諦めてしまった旧来のファンの方にこそ、ぜひとも改めてお試し頂きたいと思う。 あえて記すが、前作に至るまでの検視官シリーズを未読の方には120%お勧め出来ない (そういった方が読むことはまず無いと思うが)。 登場人物たちの人間関係や今までの事件の経緯が分からなければ今作の ストーリー自体が理解できないばかりでなく、各登場人物の行動原理や倫理観などが 全く意味不明で、全員がアタマのおかしい人物に思えてしまうだろうから。 スカーペッタをはじめ、各登場人物たちの生い立ちや人生、とりわけ 仕事上のキャリア遍歴や恋愛遍歴などが恐ろしく複雑で突飛もないものであることが 当シリーズの特徴でもあるが、そういった背景をある程度以上理解していないと、 なぜこんな行動をとるのか?なぜこんなことを考えるのか? というような基本的なことが一一全く理解できないだろうと思う。 正直、シリーズ全作を複数回読んでいる私も、あれーこの人こんなコトする人に見えなかったんだがなー という違和感と何度も戦った。 初見の方には全く理解不能だろう。 もし興味をお持ちであれば、シリーズ全作品を通してお読みになることを強くお勧めします。 尚、作中でいくつか描かれる凶悪な殺人事件のうちの重要な一つは、我々日本人にとって 忘れがたい未解決事件と極めて類似したディティールを持っている。 とても驚いた。 作者は何らかのかたちで、我が国の事件を参考にしたのではなかろうか。 また、作品には関係ないことであるが、装丁というか、内容外で気になった点を二つ。 ひとつは、下巻の裏表紙に重要人物のネタバレ的な顛末がダイレクトに書かれている。 できれば書いて欲しくなかった・・・ 二つ目は、帯には作者コーンウェルの近影が。 作品内に描かれるスカーペッタと同様にお歳を召した作者であるが、これまた スカーペッタと同様年齢不詳なほどにまだまだお若くお美しい。 いやいやむしろ、お若くなってません・・・(スカーペッタと同様に)? 目鼻立ちも幾分か、より彫りが深く精悍な、頼りがいのあるお顔に為られたような印象。 もはや作者の投影はスカーペッタではなく、ベントンなのか・・・? 大丈夫ですか? | ||||
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初めてこの本を読んだ読者はいったい何のことやらわからないだろう。この本はちょうど1年前にリリースされた前作、「変死体」の続編だからだ。前作を読んでないと、(上)の最初から話の筋が分からなくなる。 この「検屍官」シリーズも本書で、19作目。第一作目から順番に読んでいるのとそうでないのとでは、まったく面白さが異なってくるというのは、この手のシリーズものにつきもののこと。とりわけここ数作は、個々のキャラクターの過去のしがらみが作品にあからさまに出てきているので、昔から読んでない読者には全くその面白味がわからないだろう。 逆に第一作から読んできた者にとっては、これほど面白いシリーズ物も、まあ、ないだろう。何しろ、作品とともに、登場人物の個性が刻々と変わってくるのが、手に取るように分かるからだ。 iPhoneとかiPadのように秒進分歩で進化するIT機器類をリアルタイムで使いこなすケイとか、ルーシーを眺めることができるのも本書を読む際の楽しみの一つである。初期の頃は、パナソニックのTough-Noteを使っていた・・・・・ 本書でもお馴染みの面々が登場する。ケイ、ベントン、ルーシー、ピート・マリーノ・・・・ しかし、ここ数作の傾向通り、派手な立ち回りはない。最後の決着は、ルーシーの放った一発だけ・・・・・・ | ||||
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本書の舞台となるジョージア州女子刑務所(GPFW)で、自殺を装った囚人の不自然死。同じような自殺(?)の方法で死んだ尼崎のあのおばはんのケースを思い出させてしまう。果たして本当に自殺だったのか、果たして・・・・・・・ | ||||
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