凍てついた墓碑銘
- 身元不明 (119)
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と、思うところもあるのですが、 | ||||
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大雪の中凍死した痴呆症の老人が、過去に街で死んだ少女の謎を呼び起こすといった概要の作品で、 これだけ見るとミステリ的な雰囲気が漂っているのだが、事件の調査とかはあんまりしない そもそも事件の関係者が主格になるキャラたちの身内なので、ちょっと会いにいって話しをすれば話が進む ページの多くは大人たちの憎愛劇に費やされ、そこがこの作品の魅力なのだろうが そういえばみんな三十代だったとふと思い出すほど精神的に幼い人間しかいないのがいただけない 最終的に謎が明らかになると、中々凝った作りの作品だったことが分かるが、 全体的に無関係な話が多くやや長め 悪くはない作品なので、安ければ買ってもいいかもしれない | ||||
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物語は17年前にさかのぼって展開する。17年前の吹雪の夜、雪に覆われた放牧地で若い女の全裸の凍死体が、保安官とその息子たちによって発見された。同じ時期に、町の名士である判事の息子が突然町からいなくなる。凍死した女の身元は、結局わからずじまい。 そして、17年後、町からいなくなってしまった判事の息子が帰ってきた。そして、17年前の身元不明の女の正体もしだいに明らかになってくる。 また、本書は、淡い恋心の描写も巧みである。17年前、ハイスクールの女生徒は判事の息子に恋心をいだき、彼が町からいなくなってからも、変わらずに思い続けているのである。微妙な人間関係を描きながら、結末はすがすがしく仕上げられている作品だ。 | ||||
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ミステリーとして深みが無いとか、容易に筋が読めるという事すらも、この作品の欠点では無いです。 余りにもリアリティーの無い人間造詣によって謎解きが終わる、という事が最悪。 幾ら小さな閉塞した町であっても、こういう人間と友人として過ごせるのか?とか、それが露呈した後、主人公たちは何のわだかまりもなくいられるのか?とか・・・ 違和感満載。 事件によって人生を狂わされる主人公たちも、成人してすら余りに幼く、魅力が感じられません。 作品自体も登場人物も、悪い意味で青いです。 読み終わって残る物が何も無い、という点で★1つです。 実際読んで時間損した、という感じしかありませんでした。最近は権威ある賞が少なくなったと思います。 | ||||
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いわれの無い事件の犯人と疑われ、田舎の故郷を追われた男が何年ぶりかで帰ってくる。 そのことが周囲に次第に波紋を拡げ、かっての恋人、友人、家族を長年蝕んでいた 古い事件の核心を露にしてゆく.. これは本書の粗筋ですが、そっくりそのまま、今年前半に話題になったジョン・ハート作 [川は静かに流れ]のストーリーになっているんです。養子ジェフの出自にいたるまで (男と女の違いはあるが)同じです。 そんな訳で、本書を途中まで読んでいて、ほぼ話の目途がついてしまった。 両作を比べると、[川は静かに...]はよりハードミステリーなタッチであり、[凍てついた..]は男女4名の 恋愛模様をより強調したハーレーロマンス風というところか... いずれにせよ両作とも平均以上の出来であり、後は個人の好き嫌いのあるところで、 私としては、似通ったプロットに、さらに二重、三重のどんでん返しを用意した[川は静かに..]の方 が作品としては面白く読んだ次第。 [凍てついた...]は逆に謎解きと平行する男女間の恋愛の機微に重きを置いている趣き であり、それを楽しめる人には好適な作品と思います。 それにしても、☆1を付ける様な作品ではないと思います。 | ||||
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カンザス州の田舎町。猛吹雪の1月のある日、少女の死体を発見した保安官親子。この少女の死体の身元と死の謎をめぐり、家族同然の付き合いをしていた保安官、医者、判事の3家族のその後の運命を17年後の現在と過去とを交互に織り交ぜながらストーリーは進んでいく。 初めて読む作家だったが、圧倒的な文章のうまさ(訳もたいへん良い)に冒頭から引きずり込まれた。無理なこじつけや、思い込みのない素直な文章、ミステリのツボを押さえたゾクゾクするストーリー展開。結末に新しいハデさはないものの、じっくり読ませる本格ミステリに仕上がっている。田舎町の情景描写も目に浮かぶよう。ここ最近読んだミステリのなかでは3本の指に入ります。 今後が大変楽しみな作家です。 | ||||
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