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血の咆哮



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【この小説が収録されている参考書籍】
血の咆哮 (講談社文庫)

血の咆哮の評価: 4.50/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

9作目の衝撃展開、乞う続刊

9作目Heaven's Keepで衝撃の展開をするらしい。ぜひ読みたいので続きを出してください。
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No.9:
(4pt)

男の子は犬を飼いましょう

1920年代の白人はインディアンを不能だと決めつけていたのか、マリアのおやじも若い男女を二人っきりにして金堀りに行ってはいけません。当然起こりうることが起こってややこしい事態へと発展しちゃうのです。生まれたときから老まじない師とばかり思ってたヘンリーにも若き日はちゃんと性欲があったのは微笑ましい。
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No.8:
(5pt)

講談社文庫様お願い!

ミステリーではありますが、それだけではない深い家族のストーリー。コークシリーズはいつもそうですが、謎解き以上に読後にたくさんのことを考えるし、ずっと後を引くほど想像の世界に美しい情景が浮かんで消えない。
新刊を待ち望んで早、4年が過ぎました。もしかして打ち切り?なぜでしょうか??こんなに美しく面白く深い人間愛に満ちたミステリーはなかなか見当たらないのに。。新刊発行を切に希望します。
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No.7:
(5pt)

早く次を刊行してください

このシリーズは最高に面白い。
「ジョー・ピケット」シリーズは毎年刊行されているが、このシリーズは3年以上刊行されていない。両方とも面白いが、このシリーズがやや上かな。
 トリンキー・ポラードは死なせなくても良かったのに、シャノーが哀れだ。
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No.6:
(4pt)

アメリカ大陸の先住民の歴史・・・・

私が最近北欧ミステリーに魅せられているのは
普段知ることのなかなかない、北欧の人々の生活や歴史を
物語の端々から垣間見ることができるからです。
久しぶりに手に取ったこのコーク氏の物語は
アメリカ大陸先住民とその子孫の人々の物語が
根底に流れていて、とても興味深く読んでいます。

今回の物語は、まじない師「メルー」氏の
若き日々が延々と語られます。

他の方も書いていますが、たしかにミステリーとしての要素は??
しかしながら、私の読後感はとても満足したものでした。
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No.5:
(3pt)

ミステリーである必然性に??

シリーズ7作目です。(前作、前々作が前後編と計算すれば6作目)
ミネソタと今回はカナダを舞台とした、メルー、家族(愛しのジェニー)の物語に犯罪が絡みます。
犯罪が絡む必要はあったのかなと思います。ミステリーで無くてもいいのではとも。
正直、(広義の)ミステリーの部分が弱い。前作もそう感じたのですが、結末がある意味予定調和になっているし、プロセスではご都合主義的な部分もあるしと。そんなに頻繁に犯罪は起こらないんじゃないのと、、突っ込んでみたり。

メルー、家族の物語は大変興味深く読みました。
このシリーズ、ミステリーの看板を下ろした方が楽しめるのではと思っています。
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No.4:
(5pt)

コークシリーズの再起動だと思います!

すばらしく面白かった。
オジブワ族の老まじない師、メルーには、一度も会ったことのない息子がいた!
息子探しを頼まれたコークだけど、彼自身の家庭にも暗い影が忍び寄っていて。。。
中年の域に達したコークが、時おりぽろりと漏らす人生観がせつなく染みる。
シリーズものですが、初の一人称小説ということもあり、ここから読み始めてもいいと思います。
そういう意味で、コークシリーズの再起動、と言っていいんじゃないでしょうか。
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No.3:
(5pt)

老まじない師メルーの人生が明かされる

C・J・ボックスのジョー・ピケット (Joe Pickett) シリーズの

家族と今作品のコーク・オコナーシリーズの家族は長年

私の胸の中で一緒に生活している感が強い。

それほど身近になってしまったストーリーというのは

なかなかない。

だいたい読了後

See youっとお別れしてしまうのだけれど

仮想の家族っていうのは重々承知の上で

しかも前記の理由で作品が続いていることを知っているので

なおさら愛おしい。彼ら家族の動向が。

今回のテーマは家族愛ってことなんだろうけれど

愛について本の虫は敢えて避けてきました。

というのは

「愛」っていう言葉の本質がわからないからです。

どんな事をわかったような顔をして

書いたところで

三歳児が舞台で「愛燦々」を歌い上げているようで

とてもじゃないけれど恥ずかしくなってしまう。

死期間近の老人が訥々と

人生を振り返って、きっとこういうことなんだろうって

呟く。

そのぐらいの重みと深みがあるのだということを

本の虫は本の中から学んできたので

じゃりタレが

「愛している・・・・。」なんてドラマの中で

セリフを吐いているだけで

虫唾が走るのですよ。

わかりっこないない!!

今作品は今まで詳しい記述がなかった主人公の心の拠り所

老まじない師メルーの人生が明かされる。

今では人権がどうのこうのと理由に

他の人々を糾弾している国

USAがやってきたことの醜さが

彼の人生の苦悩と哀切に深く刻み込まれている。

それを坦々と克服し、森の中で一人生活しているメルーの

人間力というものに

本の虫は憧れに近いリスペクトを感じるのだ。

そしてメルーの人生をトレースするように

主人公の家族にも問題が起こることによって

より一層家族の絆ってなんだろうという

想いに到る。

ほぼ同じ世代の娘をもつ本の虫は

最後の行を読んで

娘を最後にハグしたのはいつのことだったろうと

時を数えて

一筋の涙を流したのでした。

今までのストーリーのような

捻りが深くないかわりに

登場人物の人生観を表現しています。

例えば、メルーの人生に一章を使い、妻を亡くし心も亡くしつつある友人も活躍させたりして、丁寧な作品になっていると

想います。

ミステリーではあるけれど

ミステリーではない普遍的なサブプロットが

読者の胸に響くことを
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No.2:
(4pt)

久々にスーと読めた

年をとってくると、最後はすべてハッピーエンドでおわれるものがいい。いわゆる「水戸黄門」やジョンウェインがでてくる西部劇のように。
読後感の余韻があってあれこれ感じるのは忘れた青春時代。
そういった意味合いから4つにしました。感受性のあるあなたなら星5つは間違いないと思います。
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No.1:
(5pt)

老まじない師メルーの波乱万丈な人生と家族愛

今回は、メルーのとても困難で辛くてタフなメルーの人生が明かされます。
ただの不思議なまじない師のおじいさんではなく、差別や貧困の中で生き抜いてきたメルーの物語には心動かされます。
そしてそれを取り巻く物語の中に登場する人々は、心温かく正義感に満ち溢れ読む側を引き付けます。

私立探偵のライセンスを取ったコーク。物語はメルーの人生を辿りながら、コークの家族愛も織り込まれていきます。
そして相変わらず自然の描写がすばらしいです。

今回心に残ったのは、
問題を抱えた娘のジェニーに「愛?愛について何を知っているんだ。ジェニー?疑惑と欺瞞と裏切りと絶望に耐え、爪を立ててしがみつくのがどんなものか知っているのか?愛の戦いに疲れ果てて、あきらめたほうが楽だと思える時にも、希望を持ち続けるのがどんなものか?」と続くところ。
そうだだったのか。コーク。そんな風に思いながら、あの湖畔で《サムの店》をやってるんだね。そうだよね。
最初から読み続けて、ひとつ疑問が解けました。

それにしても、ジョーの妹のローズはどうしてるのかな?

サスペンスだけではない、心温まる家族愛に溢れたこの物語。
次回もとても楽しみです。
血の咆哮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:血の咆哮 (講談社文庫)より
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