敵手



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長編小説

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敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2000年08月01日 敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

馬の脚が切断されるという残忍な事件が続発した。元ジョッキイの調査員シッドは、飼い馬を傷つけられた白血病の少女に犯人探しを依頼される。やがて容疑者として浮かんだのは、ジョッキイ時代の好敵手で今は国民的タレントの親友エリスだった。シッドはやむなく彼を告発するが、逆にエリスを擁護するマスコミから執拗な攻撃を!不屈のヒーロー、シッド・ハレー三たび登場。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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敵手の総合評価:7.67/10点レビュー 12件。Aランク


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No.12:
(4pt)

評価が割れるシッド・ハーレー第3作

競馬シリーズの代表作「大穴」「利腕」に続いて3度目の主人公シッド・ハーレーものだが、評価が割れる作品になっている。
今回の敵は、元チャンピオン・アマチュア騎手でテレビでの大人気者なのだが、シッド・ハーレーの親友でもあるという設定。親友の疑惑(競走馬への虐待)を公にしたことで、国中の人々を敵に回してしまい、途轍もない不愉快な戦いを強いられていく。普通なら耐えられない理不尽な仕打ち、不条理な展開に、読む人もかなり精神的に追い詰められてしまいそうだ。
しかしそれでも我慢しつづけ、真相にたどり着くのがシッド・ハーレーだ。ただタフなだけでなく、本当は弱いところもあるのだが、ラスト近くまで弱音を吐かない。ここまでくると付いていけないという読者が出るのも当然だと思う。
やはり「大穴」のあとの「利腕」でシッド・ハーレーものは完結していたのではないだろうか。
だが、ディック・フランシスが今作の敵として登場させた「人気者」は、いま現在私たちが目にしている「人気政治家」「人気タレント」と重なるところがあるように思う。この強大な敵と対決させるために、競馬シリーズの人気者、シッド・ハーレーを登場させるほかなかった、とファンとしては擁護する立場で見解を述べさせていただく。
賛否両論あると分かっていて読んでくださる方に、この本を推奨する。
敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150707359
No.11:
(1pt)

動機が全く分からない

馬の足を切断すると性的な興奮を覚える犯人。これが馬を愛する元騎手だというのだから驚く。
そもそもなぜ馬の足を切るのか? が分からない。 単なる変質者なのか?

ミステリーとしても謎解きのスリルがない。本人のアリバイと大ばさみを覆っていた布が事件解決のてがかりとなるようだが何とも物足りない。それに、車についていた掌紋で逮捕、起訴となるはずなのにどうももたもたしている。これがアメリカで賞を受けたそうだが全く意外性も無く、どんでん返しも無くなぜそんなに受けたのか?

私の知らない宗教的な(キリスト教を理解していなければ分からない)なにか感動させる要素があるのだろうか? 騎手が馬の足を切って自分の番組をもっとお涙頂戴にしたい理由は一体何なのか?
敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150707359
No.10:
(4pt)

シッド ハレー

これでもか という困難に立ち向かう姿がかっこ良かった
終わり方が不自然な感じがした
敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150707359
No.9:
(3pt)

シッドへの嫉妬

タフガイ探偵小説としてはよく出来てると思いますが、私にはエリスの言動がいまひとつ不可解でした。シッドに対する新聞・知人たちのパッシングには驚くべきものがありますね。大英帝国の民度もたいしたことないよなぁ。
敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150707359
No.8:
(4pt)

フランシス唯一、同一主人公が活躍する、シッド・ハレー・シリーズ。やはり面白かった!

英国の元チャンピオン・ジョッキーであるディック・フランシスの競馬モノは面白さに定評があるが、その中で唯一同一人物が複数作品で主人公なのが、このシッド・ハレー・シリーズ。
障害競馬のチャンピオン・ジョッキーだったシッドは、落馬事故の際、後続馬の蹄鉄で左手を切り裂かれ、引退を余儀なくされた。
そして、競馬関係の調査員となる。
何度も窮地に陥り、時には恐怖に駆られながらも、元チャンピオン・ジョッキーらしい不屈の精神力で、事態を打開していく。

今作では、競馬での元ライバルで、今でも国民的人気を誇るタレントとなっている男が相手。しかも、彼はシッドの親友でもあるのだ……
敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150707359



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