敵手
- 競馬 (68)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
敵手の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
競馬シリーズの代表作「大穴」「利腕」に続いて3度目の主人公シッド・ハーレーものだが、評価が割れる作品になっている。 今回の敵は、元チャンピオン・アマチュア騎手でテレビでの大人気者なのだが、シッド・ハーレーの親友でもあるという設定。親友の疑惑(競走馬への虐待)を公にしたことで、国中の人々を敵に回してしまい、途轍もない不愉快な戦いを強いられていく。普通なら耐えられない理不尽な仕打ち、不条理な展開に、読む人もかなり精神的に追い詰められてしまいそうだ。 しかしそれでも我慢しつづけ、真相にたどり着くのがシッド・ハーレーだ。ただタフなだけでなく、本当は弱いところもあるのだが、ラスト近くまで弱音を吐かない。ここまでくると付いていけないという読者が出るのも当然だと思う。 やはり「大穴」のあとの「利腕」でシッド・ハーレーものは完結していたのではないだろうか。 だが、ディック・フランシスが今作の敵として登場させた「人気者」は、いま現在私たちが目にしている「人気政治家」「人気タレント」と重なるところがあるように思う。この強大な敵と対決させるために、競馬シリーズの人気者、シッド・ハーレーを登場させるほかなかった、とファンとしては擁護する立場で見解を述べさせていただく。 賛否両論あると分かっていて読んでくださる方に、この本を推奨する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
馬の足を切断すると性的な興奮を覚える犯人。これが馬を愛する元騎手だというのだから驚く。 そもそもなぜ馬の足を切るのか? が分からない。 単なる変質者なのか? ミステリーとしても謎解きのスリルがない。本人のアリバイと大ばさみを覆っていた布が事件解決のてがかりとなるようだが何とも物足りない。それに、車についていた掌紋で逮捕、起訴となるはずなのにどうももたもたしている。これがアメリカで賞を受けたそうだが全く意外性も無く、どんでん返しも無くなぜそんなに受けたのか? 私の知らない宗教的な(キリスト教を理解していなければ分からない)なにか感動させる要素があるのだろうか? 騎手が馬の足を切って自分の番組をもっとお涙頂戴にしたい理由は一体何なのか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これでもか という困難に立ち向かう姿がかっこ良かった 終わり方が不自然な感じがした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タフガイ探偵小説としてはよく出来てると思いますが、私にはエリスの言動がいまひとつ不可解でした。シッドに対する新聞・知人たちのパッシングには驚くべきものがありますね。大英帝国の民度もたいしたことないよなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英国の元チャンピオン・ジョッキーであるディック・フランシスの競馬モノは面白さに定評があるが、その中で唯一同一人物が複数作品で主人公なのが、このシッド・ハレー・シリーズ。 障害競馬のチャンピオン・ジョッキーだったシッドは、落馬事故の際、後続馬の蹄鉄で左手を切り裂かれ、引退を余儀なくされた。 そして、競馬関係の調査員となる。 何度も窮地に陥り、時には恐怖に駆られながらも、元チャンピオン・ジョッキーらしい不屈の精神力で、事態を打開していく。 今作では、競馬での元ライバルで、今でも国民的人気を誇るタレントとなっている男が相手。しかも、彼はシッドの親友でもあるのだ…… | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|