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ディック・フランシス競馬シリーズの中で、何度か試されている「フーダニット型」の作品だ。 主人公を捕縛して拷問するようなレギュラー(?)の悪党は登場せず、物語の最終盤まで事件の犯人が分からない状態で物語が進む。 主人公は、サバイバル術の本をいくつか出しているライターで、小説も出しはじめたばかりという青年。競馬シリーズは様々な職種の主人公が登場するが、小説家は珍しい。随所にディック・フランシスの小説観のようなものが見えるようで、その意味でも一読の価値はあると思う。 また、冒頭に近いトラブル発生の場面や、それ以降の場面でもちょくちょく出てくる、サバイバルのテクニックが実に興味深い(私などは「MASTERキートン」を連想した)。 最後まで面白く読んだが、フーダニットの謎の出来については、みなさんに評価を委ねたいと思う。 | ||||
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競馬シリーズの中では珍しくサバイバル作家が主人公、という設定ですが、キャラクターはお約束通りなので安心して読み進められます。 冷静に振返ると、犯罪の動機にちょっと無理があったり、(よくあることなんですが)犯人に寛大過ぎるのでは、と思えたりもしますが、 英国の田舎の早朝の厩舎の素晴らしい描写や、その農場の中に入り込んで事件に巻き込まれる正義のガンマンみたいな主人公や、スペンサーシリーズの「初秋」をちょっと彷彿とさせる少年との触れ合いや、楽しめる要素がたくさんあります。 | ||||
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作者の全ての本に出てくるヒーローは、全員「英国紳士」たち。どんな状況に陥っても、決して紳士のプライドを曲げることはない。この作品の主人公も同様に、私たちが抱き続ける「英国紳士」の最高のお手本だ。手に汗握るアクションもふんだんに盛り込まれているのだけれど、なぜか印象に残るのは登場人物たちのの筋の通し方。アットホームな雰囲気もなぜか味わえる、数多い作者の作品中、お薦めの1冊です。 | ||||
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