マルタの鷹
- ハードボイルド (137)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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エラリー・クイーンやエルキュール・ポアロ、さらにHM卿が活躍していた時代にサム・スペードのようなリアルな探偵が出てきたことは正に衝撃だったろう。事件を解決して自らの何かを失う探偵なぞ当時の本格派の探偵にいただろうか? | ||||
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面白くありませんでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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説明の通りで満足です。 | ||||
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十字軍の時代に、騎士団が、略奪した宝石で作った、鷹の像を巡って、殺人事件が起き、その事件を解決する為に、私立探偵サム·スペイドが、ヤクザと対決するという筋です。ー登場人物の背景や、心中で思っていることを説明せず、会話と事実描写だけで、読者に筋を追わせるので、説明が足りずに、何がなんだかサッパリ分からない。……最後のほうで、それまでの事を、登場人物に説明させていますが、内容自体が大して面白くないので感動もないです。この話が、なんで世界のミステリー100選に入っているのか、不思議に思います。こういう内容だと分かってたら、買わなかったし読まなかったと思います。 | ||||
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もう半世紀も昔に読んだ記憶しかないダシール・ハメットの『マルタの鷹』を読んでみようと思いアマゾンで購入した。 ボガードが演じたサム・スペードの映画も古い映画ばかりを上映する映画館で観た記憶であるがこの本を読む以前だったと思う。 チャンドラーの『長いお別れ』や『大いなる眠り』などを久しぶりに読んだことから、チャンドラーが影響を受けたハメットを読みたくなってしまったのである。 この『マルタの鷹』は、サム・スペードという私立探偵を主人公にした最初の長編で、ハメットの全盛期(1930年)の作品である。 今の時代から考えると少々荒っぽいストーリー展開であるが、作者自身21歳のときから7年間も全国に支社をもつピンカートン探偵社で探偵として働いた経験もあり、荒っぽいストーリーにもリアリティーを感じてしまう。 巻末の解説で小鷹信光氏がハメットの履歴などを詳しく書いていたが、ハメットの思想信条を貫いたことから辛酸を舐めた晩年を知ることができた。 本作のなかでサム・スペードがブリジッド・オショーネシーを許すことなどできず、探偵としての矜持を貫くところなどはハメット自身の人間性を吐露しているように想像してしまった。 ・・・・・ 私立探偵の始祖、〝ハードボイルド〟の創始者、純アメリカ産文学の巨匠とさえ崇められ、神格化されているが、みわたしてみれば、ハメットのように書くことのできる物書きはひとりもいない。模倣し、分析し、論評し、我田引水の評論を仕立て上げる者は多いが、だれもハメットのようには書けない。ハメットはハメットであり、偉大なオリジナルであるからだ。 だれもハメットを真に真似ることはできない。これは最大の賛辞である。 ・・・・・ 大昔に読んで記憶の彼方にあった『マルタの鷹』を再読し、解説の小鷹信光氏の言葉を上の・・・・・内に転載して、評者の手抜きのレビューとしておきたい。 <追記> ボギー演ずるサム・スペードを観たくなりDVDを注文してしまいました。 | ||||
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戦前の作品であるが、流石にハードボイルドの不朽の名作であり、現在でも楽しめる。ストーリーもスピード感があり、黄金の鷹像をめぐるサスペンス、謎解きと驚きの犯人は、現在の推理モノの原型といえる。 | ||||
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犯罪小説が好きな方なら面白いと思います。重すぎず一気によめました。 | ||||
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