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マルタの鷹



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マルタの鷹の評価: 4.17/5点 レビュー 54件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 1~20 1/3ページ
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No.54:
(5pt)

良好

良かったです
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.53:
(5pt)

読みやすい

旧訳を2冊読んでいますが、格段に読みやすくなっていると感じました。新訳の価値あり、です。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.52:
(5pt)

古くない

古典といってもまったく古臭ささを感じなかった。安定のおもしろさ。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.51:
(5pt)

新訳のおかげで読書の解像度が上がった

かつて古い探偵映画を独特の書体の字幕を頼りに鑑賞するのは楽しい体験だった。遠い国の景色と空気感の中に入り込み、日常とは違う時間を過ごす。学生時代、翻訳小説に親しむ楽しさとは、それに類するものだった。
だが、今回は違った。マルタの鷹を新訳で読み直し、ハードボイルド小説を’生(き)のままで’堪能した。ときどき元の英語を推量しながら読み進める翻訳小説としてではなく、最初から最後までどっぷりとハードボイルドの世界に浸る幸せな時間が持てたのは、今回の田口氏の新訳のおかげだろう。すぐに終わってしまうのがもったいなくて、じっくりと読みすすめた。
主人公のサム・スペードは腕っ節も強く、肝の据わった大男だ。自分で決めたルールを黙って守り抜くのがハードボイルドの探偵だとわかったような気になっていたが、サム・スペードは欲まみれの悪党どもに囲まれながら足掻き、葛藤し、ぎりぎりのところで一つ一つ判断している。考えを口に出しながら、自分に言い聞かせるように自分の進むべき道を探って行く。’非情’などというひと言では片付けられないほど、人間臭くて複雑な主人公だった。クールでタフでかっこよさばかり気になっていた、学生時代の読書体験とはちがったハードボイルドの世界を少しでも深く読むことができたのは、新鮮な発見だった。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.50:
(5pt)

ミステリー初心者ですが楽しめました!

古典!って読み通す自信がなかったのですが、すごく読みやすかったです。
文章が親切なので、歴史に疎くて、記憶力のない私にも、話の筋がスルスル分かりました。
心の声とか考えとか全然出てこないので(あ、こういうのがハードボイルドなのか!)、最初さびしい気がしたのですが、途中から癖になりました。格好良い。
知り合いに名前と評判だけは聞いてて、いつか読みたいと思ってた一冊なので、新訳ありがたいです。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.49:
(5pt)

ハメットの新たな魅力を発見!

他の訳者による『マルタの鷹』も読んだことがありますが、文学作品の翻訳がいかに難しいかを考えると、これほど読みやすく、かつ原作に忠実な訳文は本当に稀だと思いました。ハメットの新たな魅力を発見したような気分です。原作は1929~1930年に書かれたそうですが、古さはまったく感じませんでした。ハードボイルド小説がお好きな方には、ぜひおすすめしたい一冊です!
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.48:
(5pt)

ハードボイルドの翻訳に定評のある田口さんのハードボイルド古典の新訳

私立探偵の元に女性が調査の依頼に来て・・・というお話。

この作品は、もう既に古典中の古典になっているので、何を言ってもしょうがない感じなので、個人的相対的な感想を書かせてもらいます(読んでも、読まないでもいいです)。

解説を書いてらっしゃる、諏訪部さんが、チャンドラー論を他に書いてらっしゃって、村上さんの訳が典拠だったので、今まで持っていて読んでいなかった、村上訳をシリーズ順に読みまして、チャンドラーの作品を通読したのですが、チャンドラーの作品が推理小説としては、若干無理がある物がある、という感じでしたが、本書で、久しぶりにハメットの作品を読み、推理小説としてはこちらの方が優れている様な感想をもちました(個人的には、ですが)。

また、鷹の像の争奪戦がリアルな話しというが、無理があるという批判もありますが、今から100年前くらいでは、こういう事もあり得たのでは、とか思います。また、高名な絵画を盗難し、闇で金を持っている人に売って、買った人が私物化している、似た感じで高名な小説などの生原稿を私物化している、という話しも聞くので、こういう事もまだあり得るかもとか思いました(盗難絵画に関して詳しい人に依ると、大概の作品が日本にある、とか聞きますが)。

あと、映画の方の最後の有名なセリフが、最後まで読んでなかった様な感じで、集中力が悪くて、読み飛ばしたかも、と思って、読み返しましたが、発見できず、あのセリフは映画のみでしたっけ、とか思いました。以前の小鷹さんの訳で読んだ際の記憶が全くないの物で、比較できませんが、読解力が落ちたみたいで悲しいです。

田口さんはハードボイルド/クライム・ノベルの翻訳に定評があるので、チャンドラーの「長い別れ」同様、安心した読めました。「ガラスの鍵」も機会があったら是非お願いしたい所です。

諏訪部さんの解説は難しい感じですが、その分繰り返し読めそうで、そうしようと思っております。

ハードボイルドの翻訳に定評のある田口さんのハードボイルド古典の新訳。是非ご一読を。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.47:
(1pt)

誰が望む新訳?

今更マルタの鷹を新訳するくらいなら復刊でもっと面白くて手に入らない本を出してくれよ。世界を俺のポケットに、とかさあ。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.46:
(2pt)

期待はずれ

作者自身が実際に探偵をしていた経験から書いているそうなんだが、あまりに主人公に都合良い展開でしらける。
例えば、警察が事情聴取にきているのに「上から目線」な態度で軽くあしらっていたら、あっさりひきさがる。その割には警察のほうでは主人公に重要な情報をあっさり教えたり。
また銃を持った敵が何故か簡単に銃を奪われて素手の主人公に倒されたり。
敵の行動も主人公に薬もって眠らせておきながらそのまま放置するなど一貫性がない。
マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488130070
No.45:
(5pt)

人生の不条理を突きつける作品でもある

数十億の価値と目される中世ヨーロッパの至宝を巡り、主人公の探偵や依頼人の謎の女、殺し屋などの人間関係が複雑に入り乱れ、沸騰していく物語。奥行きのある台詞回しと人物造形の巧みさが醍醐味。まさにザ・ハードボイルド。
本筋とは関係ない会話の中だけに出てくる、行方不明になった不動産屋の男のエピソードが、実は背筋が寒くなるくらい恐ろしい。
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773076
No.44:
(4pt)

パイが縮減すると足の引っ張り合いを始める人類の罪業

ダシール・ハメットにはもっと多くを期待していた。映画『マルタの鷹』のイメージほど主人公はかっこよくない。まもなく大恐慌という時代、素寒貧のアメリカ人たちも、周囲のあらゆる職業人が敵である。同業者とて例外ではない。賭博師は上海に逃れ、英国から最新鋭の潜水艦を購入して独立戦争中のギリシャ人は中世の宝物「マルタの鷹」の争奪に余念もなく、欧州軍需産業のみが繁栄していた時代、EHカーが『危機の二十年』と呼んだ時代。あらゆる人々の生活圏に正義などなかった。これは古い「戦前」アメリカの実録。大恐慌の余波に苦しむ日本では大政翼賛会の時代。
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773076
No.43:
(5pt)

説明の通りで満足です。

説明の通りで満足です。
マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773017
No.42:
(1pt)

主人公が、ダンディを気取っているのも鼻につく……。

十字軍の時代に、騎士団が、略奪した宝石で作った、鷹の像を巡って、殺人事件が起き、その事件を解決する為に、私立探偵サム·スペイドが、ヤクザと対決するという筋です。ー登場人物の背景や、心中で思っていることを説明せず、会話と事実描写だけで、読者に筋を追わせるので、説明が足りずに、何がなんだかサッパリ分からない。……最後のほうで、それまでの事を、登場人物に説明させていますが、内容自体が大して面白くないので感動もないです。この話が、なんで世界のミステリー100選に入っているのか、不思議に思います。こういう内容だと分かってたら、買わなかったし読まなかったと思います。
マルタの鷹 (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹 (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAMCHA
No.41:
(1pt)

駄作

自分の趣味ではないんだけど、あまり巷の評価が高いのでどうにも気になっている本って、ありますよね。
私も卵もミステリーも、ハードボイルドはそんな好みじゃないけど、歴史好きで、一時十字軍とか騎士団の歴史にはまってたことがあり、〈あのマルタ騎士団の鷹〉をネタにした本なら読んどいた方がいいかと思い、〈改訳決定版〉という銘にも惹かれ、手にしてみました。が……
何だこれは!?
趣味か趣味じゃないかに関わりなく、読めたもんじゃない。この作者には、作家としての才能を全く感じない! これの何処が名作???
〈鷹〉の由来についてはちゃんと調べているようですが、それを全く生かせてもいない。犯行の動機を説明する下りで、ざっと通り一遍のことを書き流しているだけです。
並の作家でも、これだけの史実があれば、想像力を働かせて、いかにも有りそうな物語を肉付けし、もう少し読者をワクワク、ハラハラさせることは出来そうなものです。
並み以下! 本代をどぶに捨ててしまった。シクシク……
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.40:
(4pt)

名翻訳

ハードボイルドですが、読みやすかったのは小鷹信光さんの名翻訳の賜物だと思います。
登場人物の個性がそれぞれ面白かったです。
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.39:
(5pt)

ハードボイルド小説の古典

ダシールハメットによるハードボイルド小説の傑作である。昔、読んだときはこの小説の良さが全く分からなかった。シャーロック・ホームズにどっぶりと漬かっていただろうか。一昔前のアメリカの探偵の活動がよく分かる。ちなみにアメリカでは職業としての探偵社会的ステイタスが確立されており、日本とは状況が全く違う。アメリカでの探偵の立ち位置が分かればとても楽しめる。翻訳もとても良い。
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.38:
(5pt)

サム・スペードがハードボイルド探偵の元祖です。

もう半世紀も昔に読んだ記憶しかないダシール・ハメットの『マルタの鷹』を読んでみようと思いアマゾンで購入した。
 ボガードが演じたサム・スペードの映画も古い映画ばかりを上映する映画館で観た記憶であるがこの本を読む以前だったと思う。
 チャンドラーの『長いお別れ』や『大いなる眠り』などを久しぶりに読んだことから、チャンドラーが影響を受けたハメットを読みたくなってしまったのである。
 この『マルタの鷹』は、サム・スペードという私立探偵を主人公にした最初の長編で、ハメットの全盛期(1930年)の作品である。
 今の時代から考えると少々荒っぽいストーリー展開であるが、作者自身21歳のときから7年間も全国に支社をもつピンカートン探偵社で探偵として働いた経験もあり、荒っぽいストーリーにもリアリティーを感じてしまう。
 巻末の解説で小鷹信光氏がハメットの履歴などを詳しく書いていたが、ハメットの思想信条を貫いたことから辛酸を舐めた晩年を知ることができた。
 本作のなかでサム・スペードがブリジッド・オショーネシーを許すことなどできず、探偵としての矜持を貫くところなどはハメット自身の人間性を吐露しているように想像してしまった。
 ・・・・・
 私立探偵の始祖、〝ハードボイルド〟の創始者、純アメリカ産文学の巨匠とさえ崇められ、神格化されているが、みわたしてみれば、ハメットのように書くことのできる物書きはひとりもいない。模倣し、分析し、論評し、我田引水の評論を仕立て上げる者は多いが、だれもハメットのようには書けない。ハメットはハメットであり、偉大なオリジナルであるからだ。
 だれもハメットを真に真似ることはできない。これは最大の賛辞である。
 ・・・・・
 大昔に読んで記憶の彼方にあった『マルタの鷹』を再読し、解説の小鷹信光氏の言葉を上の・・・・・内に転載して、評者の手抜きのレビューとしておきたい。
 <追記>
 ボギー演ずるサム・スペードを観たくなりDVDを注文してしまいました。
マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.37:
(5pt)

ハードボイルドの不朽の名作

戦前の作品であるが、流石にハードボイルドの不朽の名作であり、現在でも楽しめる。ストーリーもスピード感があり、黄金の鷹像をめぐるサスペンス、謎解きと驚きの犯人は、現在の推理モノの原型といえる。
マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.36:
(3pt)

古いハードボイルド。合わなかった。

他の方のレビューを見る限り、往年の名作だとは思いますが、
ストーリー、描写が古い感じがしました。
マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773076
No.35:
(5pt)

面白いです

犯罪小説が好きな方なら面白いと思います。重すぎず一気によめました。
マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150773017

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