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マルタの鷹
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【この小説が収録されている参考書籍】
マルタの鷹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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他の方のレビューを見る限り、往年の名作だとは思いますが、 ストーリー、描写が古い感じがしました。 | ||||
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まるでテレビドラマを視るような面白さであった。映画化されているはずであるが。 | ||||
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ハードボイルドの古典的名作。あるいは、ハードボイルドを世に知らしめた 記念碑的作品などと、表現は別にして不動の格付け・位置づけを与えられた作品。 ただし、読後感は「ハードボイルドって、本当に面白いの?」と、 自問させられました。 このような事を書くと怒られそうですが、突っ込んで云うと「ダシール・ハメットの 小説は本当に面白いと思う?」という事。 「赤い収穫(血の収穫)」は、訳の違いを新潮文庫・ハヤカワ文庫・創元推理文庫で 比較しながら読みましたが、確かに面白かったです。 ダシール・ハメットが、従来の謎解きを軸とする推理小説とは全く違う、主人公の行動や 視点を簡潔に描くスタイル=ハードボイルドを創作したことの評価と、物語・小説としての 「マルタの鷹」の評価は別物であると思いました。 | ||||
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ハードボイルドの古典的名作。あるいは、ハードボイルドを世に知らしめた 記念碑的作品などと、表現は別にして不動の格付け・位置づけを与えられた作品。 ただし、読後感は「ハードボイルドって、本当に面白いの?」と、 自問させられました。 このような事を書くと怒られそうですが、突っ込んで云うと「ダシール・ハメットの 小説は本当に面白いと思う?」という事。 「赤い収穫(血の収穫)」は、訳の違いを新潮文庫・ハヤカワ文庫・創元推理文庫で 比較しながら読みましたが、確かに面白かったです。 ダシール・ハメットが、従来の謎解きを軸とする推理小説とは全く違う、主人公の行動や 視点を簡潔に描くスタイル=ハードボイルドを創作したことの評価と、物語・小説としての 「マルタの鷹」の評価は別物であると思いました。 | ||||
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巻末の解説で江戸川乱歩の評価が引用されていますが、それによると「秘宝『マルタの鷹』の取り合いと暴力的な描写ばかり目立っていて推理小説としての味わいが薄く、退屈」だと彼は感じたようです。 彼のような幻想・耽美趣味の濃い本格(最近「本格」の定義も曖昧になってきていますが)推理小説もあまり好みではないのですが、個人的には本作への評価は当たらずとも遠からず、といった感想を持ちました。レイモンド・チャンドラーの文章の繊細さ、ロス・マクドナルドの人生の苦さを見つめる優しいまなざしなど、厳しい世界に深みを与える文学的なスパイスがあまりなく、タフで格好付けた男の痛快娯楽に近い内容にとどまっている感があります。後発のハンフリー・ボガード主演の映画によるイメージ補完で、作品の出来以上に大分よい印象を持たれている節があるのではないかと思います。前述したマクドナルドが大いに影響を受けたというので読んでみましたが、人間描写の妙を期待していた私には少々合いませんでした。 タフな男の生き様をあまり考えずに楽しむ、といった軽い読み方をするにはいい作品だと思います。 | ||||
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