悪い男
- 復讐 (158)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
悪い男の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会的もどかしさを実感させられる内容でとても考えさせていただきました。今回はエリンボルク主演だったので、お料理の味わいや匂いも感じれました。いつも面白いけど今回のもとても面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地元新聞の書評がよかったので読んでみた。 私は本シリーズ(既に7作目)は初めてだったが、内容は独立しており何ら差し支えることはなかった。 本来の主人公は登場せず、脇役の女性捜査官エリンボルクが主人公だ。私の好きな派手なアクションやドンパチはないが、十分いい内容だ。……ネタバレになるかどうかわからないが、犯人を悪人と見立てることはできない。怒りとともにもの悲しさを感じた。事件解決後のことは描かれていないが、何らかの恩赦があればいいとさえ思ってしまった。 ―ーただ、エリンボルクの家庭事情云々はこんなにいらない。今回の主人公は女性なので価値観や重きがそこにあると考えてのことなのだろうけど、事件とはほぼ無関係だ。シリーズものなので、ここで述べている内容がまたどこかでつながるのかもしれないが、もう少し少なくてもいいと思う。 私は元々北欧小説はハイレベルで好きなのだが、本シリーズも評価が高いようだ。遅ればせながら遡って1作目から読んでみることにした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「エーレンデュル捜査官シリーズ」といっても、今回はエーレンデュルは不在で、しかも休暇で行方知れず、同居人からも2週間連絡が取れない状態という奇妙な設定である(警察官が行方不明というの事件のはずなのだが、今後の伏線なのか?)。 そこで、今回は同僚の女性刑事エリンボルクが主人公となっているが、エリンボルクはエーレンデュルを「古い時代にしがみついている人間」と考えている。 とはいえ、本書でエリンボルクが展開する捜査はまったく昔ながらの地道な捜査である。多数の関係者から何度も事情聴取し、被害者の生い立ちをたどり、被疑者を張り込む。極めつけは現場に残された遺留品の匂いからタンドリー料理の愛好者をたどるところだ。最近の刑事小説でおなじみのDNA鑑定も監視カメラもプロファイリングもほとんど登場せず、地道な捜査に徹するところがかえって新鮮である。 北欧社会派ミステリーのテーマとしては、レイプ被害者の心理を詳しく描いていることで、時間がたっても被害感情が薄れるどころかかえってトラウマがひどくなり、追い込まれていく心理がよくわかる。「セックスをしたのではなくレイプされた」という被害者の叫びが印象的だ。 ちなみに、レイプドラッグで意識不明の相手に性交等をする犯罪は、日本ではかつて「準強姦罪」、「準強制性交罪」とされたが、近年の法改正で「不同意性交罪」の一類型となった。しかし、「セックスではなくレイプ」という観点から言えば、「不同意性交罪」という罪名にも疑義が残るところだ。 なお、刑事の家庭生活が詳しく描かれるのもおなじみだが、男性刑事の場合は妻や恋人との関係の悩みが多いのに対し、今回の女性刑事については子どもとの葛藤が描かれるのがジェンダーの相違のようで興味深い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目「湿地」、2作目「緑衣の女」は大変面白かった、3作目「声」もまあまあ、その後は段々つまらなくなり、この作品が最悪。ストーリーに無理があるし、脇役の家庭事情なんてどうでもいい。自作も脇役の話みたいだけど、早く主役を出してくれ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
毎年たくさんのミステリーを読み、今年もすでにたくさん読んでいるのに、このシリーズは別格。日曜日、読み始めたら、他のことは何もできなかった。スピンオフかと懸念したが大間違い。 何が素晴らしいのか説明したいが、説明は難しい。他の方が、上手に書いていらっしゃる。ただ、すべきことが何もできなかった日曜日は幸せでした。読んでください。ミステリー好きの方も、子育てに悩む方も。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|