■スポンサードリンク
贖いのリミット
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
贖いのリミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アンジーの人物設定は女性の作家ならではなんだろうか? 彼女の屈折した愛情表現やウィルを港と称するところは、ステレオタイプ的な放浪する男を見させられた女性作家がアンチテーゼとして描いたのか? どちらにせよ、これは警察小説の体をなした恋愛小説だとみてもいいんじゃないかと思う。 そこが、世間的には魅力なんだろうけど(アメリカでは女性読者が多いのだろうなあ)個人的には苦手なところ。 でも、展開のスピード感やDVの現実を描くところ、スポーツビジネスではさもありなんという設定など、読者をひきつける要素は練られているし、相変わらずアマンダは鉄の女だし、フェイスは優秀でウィルの庇護者だし、そこは文句がつけられない。 だけど、アンジーの視点からの描写で舞台裏を描くのはどうよ? いや、これ以外に描く手段はないのはわかっているし、アンジーがそう簡単にくたばるような女でもないのはわかっている。 それでも、もう少し描き方はなかったのかなあと。それが釈然としなくて☆一つマイナス。 でも、トレントシリーズはまだ読むよww | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
約700ページの超ムカつく物語、この作者は何処かネジが切れている筈、そうでなければこんな残虐で歪み切った物語を書ける訳がないのでは??しかし、怖いもの読みたさで読んでしまったが、悪女は死なないんですよ!!そして次なる犯罪を匂わすラストは、超納得がいきません!!日本の極道映画よりひどい、血みどろのカリン・スローターは二度と読みません!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話としては面白いとは思いますが、シリーズものと知らずに最新刊を買ってしまったので、主要登場人物が好きになれず、少し評価が低めになりました。 興味のある方は、シリーズの最初から読まれるのをお薦めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代のアメリカ社会を象徴している警察小説ですね!翻訳者の田辺千幸という方と相性が悪いのか、とても読みづらくて、すぐ本を閉じてしまします。何とか通読したいと思っています! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ウィル・トレント」シリーズ8作目はウィルの性悪妻「アンジー」が主役。 ウィルを虐げ、サラには意地悪いメモを残し、とことん悪女の印象しかなかったアンジーが、ちょっと好きなキャラに変わってしまうほどの力作。その分文庫の厚みもかなりだが、息も着かせぬ展開で、最終ページまで一気に読める。 邦題は「贖いのリミット」。贖うのは若き日に実の娘を産むと同時に捨てたアンジー。アンジーも43歳となり、やはり「母」であった。あの自分勝手傍若無人法なんてクソくらえのアンジーが、娘のためにここまでカラダを張るとは。原題「The Kept Woman」は直訳すると「守られた女」。アンジーに守られた娘のジョーでもあり、ウィルに守られ続けたアンジーでもあり。 幼少期から過酷な日々を生き抜いたアンジーの強さ弱さ、そしてやはりウィルへの複雑な執着などいろいろ楽しめる。 カリン・スローターのstorytellerとしての旨さも、このシリーズに飽きさせない一因だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ8作目。表題は “アンジーによる” 贖い(あがない)。 今回は女性的な内容だった。…ウィル、サラ、アンジーの三角関係、アンジーの母性。 もちろん凄惨な事件はある。アンジーが理由あって自ら首を突っ込んで、深みにはまる事件。 アンジーに関しては、シリーズ1弾『三連の殺意』で知性とやさしさがある内面を見せていたが、その後しばらく自分勝手な悪女全開だった。本作では少し見直したけど、でもやっぱりウィルに対する仕打ちや言動を考えると擁護はできない。 ひどいことをしながらも彼女なりにウィルを愛しており、ウィルとサラに対するジェラシーは、語弊があるかもしれないがおもしろかった。 私はシリーズを読みながら、ウィルとサラの関係が進むのが楽しみだ。だが今回は足踏み状態。もちろん原因はアンジーなのだが、曖昧なウィルは後半にはサラに十分愛情と誠意を表現している。なのにサラは、女の私から見てもぐだぐだ。手に入ってもさらに求める欲張りな女の心理。サラの妹が言っていることが正論なのだが。 全般的に女性の心理を描いている場面が多く、多くの脇役たちの扱いがちょっと中途半端な印象があった。 しかし事件を追う展開の上手さはさすがで、今回もページをめくる手が止まらなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ずる賢くて小憎たらしくて、シリーズ通してずっとアンジーが嫌いだった。 物語の冒頭、事件にアンジーが関わっていると知ってアンジーに対してますます嫌悪がつのった。 しかし、アンジーがもしかして大怪我をし命が危ないと知ったウィルをみてると本当に私自身も 心配しアンジーの安否が気になった。 アンジーがなぜ、こうした事件に巻き込まれたのがその理由が分かった時は泣いた。 それぞれの登場人物は配偶者や大切な人をなくすという絶望を味わっている、しかし彼らは時間を かけ乗り越えまっとうな人生をそれなりに生きている。でもアンジーはどうか、まだそれが出来ていないように 感じた。彼女のバックグランドを読めば読むほどそれが伝わってきた。 だから苦しみも憎しみもいつか乗り越えて欲しい、ウィルにはサラという大切な人がアンジーにもきっと。そう感じた アンジーの物語であり本当に色々な感情が湧いてきた。私はこれからも彼女を応援していきたい | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!