契約



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初公開日(参考)2011年07月
分類

長編小説

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契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2011年07月22日 契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

期せずして陰謀の証拠を手にしていた平和活動家ペネロペは、暗殺者に狙われ決死の逃亡を図る。一方リンナ警部は、多くの関係者の死に、国際関係を揺るがす「パガニーニ契約」が関わっていることを突き止める。「その人物にとって最悪の悪夢」を担保に最高の報酬を約束するこの契約は、今やパルムクローナ長官の後任者を巻き込もうとしていた―。スリルと美麗な描写が融合した、スウェーデン小説の常識を破るサスペンス。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

契約の総合評価:9.43/10点レビュー 7件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

なぜタイトルが契約なのだろう??

北欧ものが大好きです!
ストーリーの展開には少々疑問に思う点もありますが
それなりに楽しめる小説です。

スウェーデンの物語と思わずに「ある国の物語」として読み進めた方が理解しやすいかもしれません。
ミステリーというよりも、映画の脚本のような娯楽性のある小説ですね。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(8pt)

契約の感想

1作目と違い手に汗握る展開のサスペンスでした。
ペネロペは平和活動家ですが、恋人と妹と3人でのクルージングの途中で妹が殺され、追われていることを察知した2人はひたすら逃亡します。
一方、戦略製品査察庁の長官が自宅で自殺するのですが、捜査を進めるうちに二つの事件に密接なつながりがあることがわかってきます。

今回のリンナ警部は1作目のちょっとハナについた感じではなく、また事件そのものが国を揺るがすほどの事柄もあって、スポード感もあり、映画的ではありますが、解決に至る道筋はとても面白かったです。

武器の輸出で利益を上げる企業にとっては戦争がなくならない事が一番の望みなんでしょうか?それがもたらす結果が現在のアフリカや中東だと思うと人間はなんと罪深い生き物だと思わずにはいられません。平和をくつがえそうとやっきになっている今の日本の政府もその戦列に加わろうとしているのかと思うとうすら寒い気持ちになります。

福祉国家であると思っていたスウェーデンが武器輸出をしている国だと初めて知りました。
もちろん筆頭はアメリカです。
平和でいることの意味を考えさせられる物語でした。

たこやき
VQDQXTP1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(5pt)

ヨーナ最高潮

<ヨーナ・リンナ>シリーズ2作目。
スピード感、緊張感にあふれていて、前作『催眠』よりもさらにおもしろかった。
私は#4『砂男』→#5『つけ狙う者』→#1『催眠』→#2 本書 の順で読んだのだが、これまでの中で一番ヨーナが全般的に活躍している。…かっこいい。本シリーズはヨーナをサブとしておき、別の人物が主役を張ることが多いが、今回はどう見てもヨーナがメインだ。
ペネロペは上巻では頑張るけど、下巻ではトラウマやショックにより強さと出番を失ってしまう。
個人的には、アクセル・リーセンの天才バイオリニストぶりに魅せられた。優美な雰囲気もよかったのかもしれない。そして彼とビヴァリーの関係も純粋に良かった。
ちなみに美人警官サーガは『砂男』に再登場するが、もっと赤裸々な面を見せる。
そしてそれを言うなら、巻を追うにつれてヨーナもぼろぼろに…。
全8作予定とのことだが、今後の展開を楽しみにしている。次は#3『交霊』へ
契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151788530
No.4:
(5pt)

こういう小説を待ってました!

ヨーナ・リンナ刑事シリーズの2作目。1作目の催眠ではヨーナの描写は少なく、物足りませんでしたが、本作は主人公に相応しい活躍が見れます。だんだんとヨーナを取り巻く環境や状況が明らかになります。
物語は、北欧ミステリーには珍しく派手な展開で、凄腕暗殺者がとにかく良い仕事をします。2、3人の登場人物を軸に展開されますが、どの場面も非常に描写が上手く、映画を見てるようで、すぐに引き込まれます。間延びする展開やいらただしい人物、場面はなく、一気に読まされてしまう勢いがあります。夏休みに一気読みするにはもってこいでした。

少しネタバレになりますが、訳者のあとがきにもあるように、最後は善が勝つ!的なミステリーは安心して読むことができますよね。細かな背景や設定は気にせずに、エンターテインメントとして読むには最高の一冊になると思います。今のところ今年読んだ小説のなかではNo.1の作品です^_^
契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151788530
No.3:
(5pt)

飽きさせない展開とスパッと物語を終わらせる清々しい作品

上巻の勢いのまま、下巻ではさらに一気に読まされます。物語の着地点が予想よりも遠かった^_^

ちょっとネタバレになりますが、そこまで風呂敷を広げちゃうかと思い、読んでてあと何ページあるか気になっちゃいます。ちゃんと終わるよね?的な心配ってありますよね。
飽きさせない展開とスパッと物語を終わらせる手腕はお見事ですが、もうすこしラスボスが冷静な強敵だと更に盛り上がって良かったかなと思います。暗殺者が良い仕事をしただけに、ちょっと残念。でも細かなことは気にせず、スカッと清々しい読後感が味わえるエンターテインメント作品であることは間違いなしだと思います。
契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151788549
No.2:
(5pt)

一気に読みたい。

欧州の作家は、文章だてが、面白い。理屈っぽいほどの布石。そう来るのか…。と、うならせる。いろいろな事件が、絡み合って行く面白さ。時間の経つのも忘れてしまう。
契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:契約〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151788530
No.1:
(5pt)

臨場感あふれる作品

計算された布石。早いテンポ。映画のような臨場感。一気に読んでしまいたくなる。題名の「契約」の本当の意味は、最後になって、明かされる。
契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:契約〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151788549



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