ドローンズ・クラブの英傑伝
- ドローンズ・クラブ (1)
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楽しみに待っていた期待のとおりの内容で、満足のうちに読んでしまいとても、充実感を味わいました。 | ||||
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シリーズで読んでいますが、大変面白くて飽きがきません。登場人物が魅力的です。 | ||||
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3点か、4点か、一瞬迷ったのですが、やっぱり4点にしました。ジーブスものと比べてしまうと「知的楽しみ」等と勝手に思っている部分が無いので、どうしても、一抹の寂しさを感じてしまう所を、何点減点しようかと。 とはいえ、脇役達の性格が際立って来て、作者が、誰を愛して、誰を嫌ってるか等と、つまらん妄想が湧いてくるのは、こういう作品群からですね。(作者は、ウーフィーが嫌いですよね!!。) というような、下世話な楽しみができるということで、4点です。ドローンズでどろーんとしていれれば、天国だろうなあ・・・。 | ||||
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“ドローンズ(のらくら)・クラブ”には、ロンドンっ子のお気楽な紳士たちが今夜も集い四方山話。 愉快でちょっぴり間抜けな話にクスクスさせられる。 短編各話を大別すると、以下の4つになります。 女性誰にでもすぐに好意をもってしまうフレディ・ウィッジョンもの。 金持ちで金にいじ汚いウーフィー・プロッサーもの。 賭け事大好きビンゴもの。 その他。 フレディ・ウィッジョンものは、 「すべてのネコにさようなら」「タッズリーからの脱出」「仮面の吟遊詩人」 ウーフィー・プロッサーものは、 「スティッファム家のツキ」「フレディとウーフィーのプロセス同盟」「脂肪の塊」 ビンゴものは、 「ビンゴのペキ騒動」「編集長は本件を深く遺憾とし……」「アルジーにお任せ」 その他は、 パーシー&ネルソンの帽子ミステリー「アメイジング・ハット・ストーリー」。 バーミー&ポンゴの「溶鉱炉の試練」。 ビッフィー&カステラ君&ジョー・ピポーディ「コージーコット荘の混迷事件」。 なかなかいい作品が揃ってます。ビンゴものは間違いなく面白いし、ウーフィーものもクスリときます。 「アメイジング・ハット・ストーリー」もなかなか読ませます。 巻末特別収録の「マック亭のロマンス」もドローンズものではないですが、しみじみ読ませるいい作品で、 著者がこういった作品も書くのかと作風の幅を知るのにもいい作品でした。 | ||||
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「比類なきジーヴス」を読んで作者のファンとなり本作を手に採った。「ドローンズ・クラブ」というロンドンの高等遊民のクラブの面々、特にウィッジョンという男を主とした奇行を哄笑譚として綴った連作短編集。ジーヴス・シリーズ中のビンゴ(結婚後)も客演する。ウィッジョンは恋愛癖においてビンゴと似ている。 全体の雰囲気はジーヴス・シリーズと近いのだが、ジーヴスのような機知の塊の人物が居て事件(もどき)を鮮やかに解決する訳ではなく、単に奇行が綴られるだけで、当初は物語の求心力がやや弱い印象を受けた。狙っているユーモア風味も、ジーヴス・シリーズの様な英国流の上品な機知とウィットに溢れた物ではなく、敢えて親しみ易い物を対象にしている様に映った。E.クリスピンを想わせる"恋と賭けのから騒ぎ"といった趣きである(これまた英国流なのだが...)。しかし、次第に作者が紡ぐ世界に惹き込まれて行った。その中で特に、「ビンゴのペキ騒動」、「編集長は本件を深く遺憾とし」の両作(共にビンゴ物)は構成が巧みで作者一流の冴えを感じた。ウィッジョン物(奇矯なエピソード重視)とビンゴ物(構成の妙重視)とで作風を微妙に変えている意匠が窺えた。また、両者が登場しない「コージーコット荘の混迷事件」ではスラップスティック・コメディ味さえ見せて、自在の綱さばきである。特別収録作品として巻末に載せられている「マック亭のロマンス」は、「ドローンズ・クラブ」とは無縁の物語だが、滋味豊かな内容で、作者の別の一面を垣間見せてくれる。 全編を通じて作者(英国紳士)の女性観が滲み出ているのも興味深い。作者の力量が十二分に発揮された一級のエンターテインメントと言って良いのではないか。 | ||||
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