ウースター家の掟
- 執事ジーヴス (17)
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難儀な家訓だw 本巻に来るまで、「場のノリで押されると、断り切れない愛すべき坊ちゃん」だと認識していたが、「家訓に忠実であるよう丹念に躾教育をされた紳士」だったのね 今回、「やって貰ったサービス」へのチップとして対価を出すんじゃなくて、「目の前に人参ぶら下げて見せる」だったのが、「おお、成長してる」感じだった | ||||
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長編では一番好きです。ウシ型クリーマーを見たこともないのにおかしくておかしくて、通勤の電車で読んでいたのですが何度も本を閉じて、うぅ・・と笑いを我慢しました。読み終えた後、ネットでウシ型クリーマーを検索しました。なぜこんなもの集めてるんだ?と写真を見てあきれてしまいます。 翻訳がいまいちだという方が多いですが、私はこの日本語のややこしさがストーリーのややこしさと相まって、おかしくない箇所までおかしく思えてしまいます。原作を読みました。私の英語力では楽しむまではいきませんでしたが、英語もとっても複雑です。行きつ戻りつする英語の表現が、このややこしい日本語とぴったりだと感じますし、バーティがしゃべっているかのような(自分でもわかって言ってるの?バーティと突っ込みたくなるような比喩だったり・・)息もつかせぬ表現がこの翻訳の良いところだと思います。最終的には好みでしょうね。翻訳はいくつ出ても楽しいので、いろんな訳者で読みたいです。 | ||||
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ここまで順を追ってなんとか読み進めて参りました。 健闘むなしく、この巻でとうとう挫折いたしました。 訳者の頑張りは伝わってきますけども あまりに文章が残念過ぎます。 良く言えば誠実に訳されていますから 筋は追えますので最低限は成立しているとも言えます。 また、内容自体は構成やキャラが安定していて文句なく楽しいです。 なのに、読むとひたすら平板で退屈! その理由ですが、小説の地の文において適切な間や緩急を作る技術が出来てません。 物語への没頭がしにくく、この作品の一番の売りのはずの長セリフはもちろん 普通の会話のセリフも致命的に面白くなくなっちゃってます。 どうも訳者の方は「面白いギャグを書いてあれば面白いシーンですよ、笑いどころですよ」とでも 勘違いされているようにも見受けられます。 そういう力技めいた書き方でも成立する愉快な小説が 多々存在するのは存じておりますけれども、 このシリーズに対して読者が求めている面白さは、そんな素直な表現でなされるものじゃあないはずです。 少なくとも私は、行間から出る空気感や緊張感のズレを感じたいと思っていましたが 残念ながらそのように奥行のある読み方は出来ませんでした。 ハッキリ言ってユーモアが死んでます。 娯楽小説の文体を成してない代物である以上、星2が妥当だと感じます。 | ||||
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あいかわらずバーティーはかっこいい。正直だし、友人想いだし、誇り高いし、ほんのちょっとバカである。いや、バカではないが、かっこよく振る舞おうと、古きよき詩から引用しようとして失敗することが多いので、滑稽で好感がもてる。 女はこえーな…バーティーも、ウースター家の掟さえなかったら、トラブルに巻き込まれる前にさっさとその場から退散できるだろうに…。まさに、騎士道精神と、女性への優しさと、篤き友情に溢れた、立派な紳士である。 問題が解決した?と思いきや、すぐさまそれよりワンランク上の問題が発生する展開。バーティの○○行きが決定したシーンで、「こんなの、ジーヴスでも解決できないよ!残りページも少ないし!」と覚悟を決めたが、とんでもない、120点満点のハッピーエンドだったので、笑いながら泣きそうになった。 冒頭の『世界一周クルーズ』のくだりがこう絡んでくるとは…。最高だ、ジーヴス。 訳者さんのあとがきもいいですね。確かに、今作はバーティーの完全勝利。バーティーは、愛されていますね。ジーヴスと、伯母さんと、読者に。 | ||||
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ジーヴスものでは、今のところ(2009年7月)一番大笑いした作品です。 裏目裏目の伏線の鮮やかさは当然のことながら、クライマックスのバーティーと叔母さんの悲壮かつノー天気な「バーティ**おめでとうパーティー」の計画シーンで笑いすぎて倒れました。 あ、あんた達、そんなことしてる場合じゃないでしょおお?? 「ウースター家」の本質が描き出されている一作だと思います。 | ||||
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