お呼びだ、ジーヴス
- 執事ジーヴス (17)
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本編は、いつもの語り手、バーティもいないどころか、ジーブスがお間抜けです。落とし所も、疑問一盛。なのにどーして、ちゃんと「ジーブス」に感じられるのか、不思議です。始まりから、何が始まったんだろう?という謎だらけの場面から、なんと、あの、ジーブスが、×××をやって逃げて来たなどという、途方も無い展開。挙句の果てに、策という策全てが、間抜けな結果を更に助長するという、ジーブスものを読むという心構えを、土台から覆してくれる、貴重な一品です。それでも、何故かジーブスなんだなあ・・・。本作は、作者のジーブスに対する愛情と、それにも増して、一生に一回位、ボケかまさしたいといった妙な憎悪(言い過ぎ?)が入り混じった、複雑な心境を、2次大戦後の混迷の英国事情に映し出したものなんでしょうか。いつもの、底抜けというより、何か、ペーソスのようなものを感じます。おまけに、本作の作成事情(共作のリメイク)などを揶揄ったエッセイや、短編も付録していて、ジーブスファンとしては、ちょっと満足、充実の一冊です。 | ||||
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