(アンソロジー)
短編ミステリの二百年1
- 短編ミステリの二百年 (12)
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過去のミステリだが、現代のミステリにはない、クラシカルな雰囲気を味わえる。 | ||||
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三谷幸喜のおススメにつられて、知っている作家や作品が載っているところから読みはじめ、最後はこの第1巻になりました。やはり、こういった複数巻にまたがるものは全部読みたくなりますね。 正直なところ、それほどミステリ好きというわけでもなく、エラリー・クイーンもクリスティも横溝正史だって全く読んだことがなくキチンとした謎解きのミステリを辿ってきたわけではないけれど、一応「黒死館殺人事件」に「ドグラマグラ」、江戸川乱歩の主だった短編も読んでるし「虚無への供物」は面白かった。山田正紀の「ミステリオペラ」に皆川博子の「開かせていただき光栄です」の連作はお気に入りだし、ハードボイルドもモチロン好きなので、人並みには興味があったんですね。 それに本の半分は小森収さんという監修者の方の解説?なんだけど、これがミステリというだけではなく、例えばブラッドベリやハーラン・エリスンといった大好きなSF作家のことなんかも書いてくれてたりして、そういった意味でも興味をそそられるものでした。 で、自分が知っているといえば、チャンドラーから始まりローレンス・ブロック、あとはフレドリック・ブラウンにお馴染みのブラッドベリ、などが載っている巻から読み進めた次第。 最近、同じ東京創元社から出てる「日本ハードボイルド全集」も好きな作家のものから読んでたのですが、さすがに同じ作家の同じジャンルという作品を続けて読んでいるとけっこう疲れたけれど、この全集はそんなことありませんでした(当たり前か)。 各作品冒頭の紹介文を読むと、それこそ100年前後前というのもモチロンあるのですが、そこが翻訳物のいいところで、キチンと現代の文脈文体になっているので、その時代の日本の小説の様な古さは全く無くて、むしろソリッドに、その作品が書かれた時代の気配や気分を感じることができました。 まあ、この手のアンソロジでは避けがたいことですが、面白いもの面白くないもの、これがミステリ?と訝しむものから単なる文芸小説と感じるものまで、種々雑多。でも、なんとなく勉強した気分にもなって、全6巻楽しめました。 ミステリに明るくない自分が言うのもなんだけど、いわゆる謎解きとしてのミステリを期待すると外した感じにもなりますが、「ミステリ」に留まらないざまざまな小説のスタイルを楽しむということでは、とても面白い内容だと思います。 あ、小森収さんの解説ですが、これはこれで折々に伏して楽しもうと思って全然未読です。しかし、この解説の質量だけでも十分価値あるものの気がするなあ。 | ||||
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中学生のころだったか高校生のころだったか「世界推理短編傑作集」をワクワクして読んだ。 そして「短編ミステリの二百年」を書店で見かけてに期待して購入。 しかし、第一集の収録されているものは短編ミステリーといいながら収録作品のミステリー色は薄い。 「世界推理短編傑作集」の影の内閣っといっているのもののどのような基準で選んだのかわからなかった。 解説は読んだことのない作品についても多くが割かれているのでピンとこない。 語り手が誰であるか人称がどうとかあまり興味は持てなかった。 ミステリーとしての面白さについての解説もなかった。 期待が大きすぎて低評価になってしまったかな。 | ||||
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同じ創元推理文庫から出ている江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』の「影の内閣」として編まれたアンソロジー。私が狭量なのだろうが、犯罪が起こり、探偵が登場し、謎が解かれる古典的な推理小説のイメージから外れた作品ばかりでちょっと残念。著者の評論も、その博覧強記には驚かされるが、論じられる作品の多くを知らないのでよく分からない。 | ||||
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