見知らぬ者の墓
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若い人妻デイジーはある夜、とても奇妙な夢を見た。飼い犬を追ってなじみの墓地にたどり着くと、何と彼女自身の名前が刻まれた墓碑があったのだ。没年月日は約4年前の1955年12月2日…生々しすぎる夢に、ただごとではないと直感したデイジーは、自分が”死んだ”日に何が起きたのかを突き止めようとするが…。という奇抜な設定に惹かれて読んだが、期待はずれだった。問題の日にあれほどの事が起きたのに、デイジーが全く覚えていないというのは、どう考えても不自然。人間の心には、耐えがたい記憶を封印してしまうメカニズムがあるという。だがそれなら、どんな結果になろうとも、何があったのか突き止めずにはいられない…と思い詰めるデイジーの心理とは、完全に矛盾している。すさまじい人種偏見と、ドロドロした人間関係がからみ合ったイヤな話だが、強烈なインパクトがある。期待していた夢のプロットがこんなチグハグではなく、もっとビシッと決まっていたら、もっと高い得点を付けただろう。夢を使った着想はとても独創的・魅力的なのに、実に惜しい。 | ||||
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