妻の沈黙



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初公開日(参考)2014年08月
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長編小説

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妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2014年08月08日 妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

あと数カ月で、彼女は殺人者になる――世界27カ国が戦慄した結婚生活。急逝した作家が残した最初で最後の傑作サスペンス登場! 不動産開発業で成功を収めた夫トッド。彼を支えるサイコセラピストの妻ジョディ。二十年以上連れ添ってきた二人の生活に、ある日亀裂が入った。トッドの浮気相手が妊娠したのだ。 まだ見ぬ我が子に心を奪われはじめるトッドと、すべてを知りながら何も言わないジョディ。二人のあいだの緊張が最高潮に達したとき、事件が起きる――。 誰にでも起こりうる結婚生活の顛末を、繊細かつ巧妙に描いたベストセラー・サスペンス! 不動産開発業で成功を収めた夫トッド。彼を支えるサイコセラピストの妻ジョディ。二十年以上連れ添ってきた二人の生活に、ある日亀裂が入った。トッドの浮気相手が妊娠したのだ。まだ見ぬ我が子に心を奪われはじめるトッドと、すべてを知りながら何も言わないジョディ。二人のあいだの緊張が最高潮に達したとき、事件が起きる―。誰にでも起こりうる結婚生活の顛末を、繊細かつ巧妙に描いたベストセラー・サスペンス! (「BOOK」データベースより)




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妻の沈黙の総合評価:7.00/10点レビュー 7件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

でき過ぎた女房の怖さ

人並み以上の野心と努力で成功を収めた不動産開発業者のトッドは、美しく聡明なサイコセラピストで主婦としての役割も完璧に果たすジョディとふたり、シカゴの高級コンドミニアムで事実婚生活を送っていた。一緒に住み始めて25年、トッドの浮気性が多少の波風は立てるもののジョディの落ち着いた対応で平穏な日々が続いていた。ところがあるとき、トッドが少年時代からの旧友の娘・ナターシャに心を奪われ、妊娠させたことから、二人の間に亀裂が生じ、その溝は徐々に深まっていった。浮気を隠しおおせているつもりでいて、秘かに子供の誕生に期待するトッド、夫の浮気を知りながら沈黙を続けるジョディ、ジョディと別れて結婚するように迫るナターシャ、三人の思惑がぶつかり合い、静かな緊張感が高まっていき、やがて悲劇のクライマックスを迎えることになる。
本作の読みどころは、美人で性格が良くて、主婦としても妻としても申し分が無く、しかも自立した女性でもあるジョディが、深い沈黙の影でじわじわと復讐心を育てていく怖さにあるのだが、もう一面から言うと、これだけ完璧な妻を持ちながら若くて奔放でわがままなナターシャに惹かれ、なおかつ女房との生活もだらだらと維持していきたいという能天気なダメ男であるトッドの浮世離れした物語でもある。トッドの視点から見れば、訳が分からない内に悲劇に巻き込まれた男のコメディーとも言えるのが面白い。もちろん、トッドは正真正銘の当事者なんだけど。
なお、著者のハリスンは本作刊行の2ヵ月前にガンで死去し、これだけ優れたデビュー作が遺作となってしまったという。もうけっして次作を読むことができないというのは、誠に残念というしかない。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6:
(5pt)

とにかく、おもしろい!

内容がミステリーなのか、ドラマなのか、 サスペンスなのか、決め難いが、 とにかく単純におもしろかった。 女性なら、誰でも共感できる内容ではないか。 一人の女性の愚かさ、したたかさ、高慢さ、 全てが巧みに描かれている。 それと比較するような、男性の単純さ。 誰でも経験するかもしれない身近な話題だが、 巧みなストーリーにひきこまれる。
妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.5:
(4pt)

IHENNSANNDATU

自尊心が強く、知的、経済的にも、自立している女性が陥入り易い陥穽だと思い、人間として、完成度を高めて生きていきたいと思いました。
妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.4:
(1pt)

まったくの期待外れ

どこかの感想かなにかでゴーンガールと比較されてたので読みました 結論から言うとあの本とは出来も設定も全然違います夫婦関係のどろどろした話って共通点があるだけです 妻は哀れなだけでイライラさせられるし夫は自分勝手やクズというよりも狂人 最後にびっくりするようなオチがある訳でもありません ハラハラもしないし笑える訳でもないしただ胸糞が悪いだけの話です
妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.3:
(4pt)

男女の視点の違い

女性作家だから書けた、すれ違う男女の機微。盲目的に恋に恋する単細胞な男。心の中に支配欲を隠して、それを愛だと思いたい女。この性差の分析はみごと!サスペンス好きにはちょっと難あり。サスペンスに変化するのは全体の1割程度だから。しかしそういうジャンルを超えて読み応え十分。
妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.2:
(3pt)

”妻”に同情しながら読んだけれど・・・。

わたしたち日本人が、この夫婦のような暮らしぶりをしている人をさがすのはちょっと難しいかな、と思いながら読み進めました。そうはいっても同性である妻のほうにどうしても感情移入しがちで、夫の身勝手さに腹を立てたり、夫に関係する人々にあきれかえってみたり。
ネタバレになるといけないので詳しくは書けませんが、締めくくりは残念としか言いようがありません。
妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:妻の沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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