わたしが眠りにつく前に
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毎朝目が醒める度ににここはどこ?私は誰状態の記憶障害の中年女性が、自分の事を日誌に記すことにより、少しずつ記憶をとりもどしながら過ごし、事件が起こります。 暇つぶしの娯楽小説としてなら、充分楽しめます。ただ登場人物に魅力を感じないし、ラストの盛り上がりは、やっつけ仕事な感じが‥ 中年女性が主人公の物語ですが、作者は男性だそうです。 通勤電車などで暇つぶしに読むには良いですが、買うのはちょっと‥ですね。 | ||||
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一晩眠ると成人してからの記憶(日によって程度に差があるけれど)がなくなる女性が主人公のミステリー。 設定に少々無理があるように思うしストーリー自体にも魅力を感じなかった。 あえて読む必要はない作品。 | ||||
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目が覚めるたびに真っ白な自分。 それに驚き恐怖する主人公。 その日常の先に・・・。 設定がすごく好きになって一気に読み終わりました。 読者は主人公が忘れた昨日を知っている。 でも主人公はまた初めから、という繰り返しですがリズムよく読み進められました。 記憶が保持できないのに謎を解いていく、解いていこうとするアラフォー主人公。 面白かったです。 | ||||
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所謂、"記憶喪失物"なのだが、期待を大きく下回るpoorな出来。ヒロインは昔起こった"ある事件"のため、短期記憶を長期記憶へと繋げられない、即ち、一晩眠ると前日の記憶を全て失ってしまうという設定。ちなみに、若かった頃の過去の記憶もない。物語はヒロインがこの記憶障害を患ってから27年後の朝に始まる。20歳代前半だった筈の自分が、突然50歳近くになっている事を知ったヒロインが驚愕するのは無理はない。ただし、このパニックは毎日起こっている事なのである。 ここで、若い精神科医が登場し、ヒロインに毎日"日記"を書く事を薦める。そして、ヒロインが綴った"日記"が本作の大半を占めるという構成。自分が書いた"日記"を読む事によって、ヒロインは自身の記憶を繋げて行くという仕掛け("日記"の存在自体は精神科医が毎日ヒロインに電話で知らせる事になっている)。ただし、本作は一応ミステリなので、この"日記"(ヒロインの"作話"の可能性もある)の積み重ねが、上述の"ある事件"の真相を導くという体裁になっている。一見、面白そうな趣向だが、スリルもサスペンスも意外性もない退屈な内容。まず、その真相というのが、"日記"の冒頭を読んだら、誰にでも予測出来る凡庸なものである点。こんな事を書くために500頁以上も費やしたのかと呆れる程である。ミステリでなくても、<記憶>を扱った小説は難しいが、ミステリである限りは(多少飛躍していても)<記憶>を利用した大トリックを期待するのが人情であろう。それが全くないのである。かと言って、<記憶>のメカニズムを真摯に追求した医学的小説でもないという中途半端な内容。 27年間、甦らなかった記憶が、"日記"を綴っている内に突如断片的に甦るという設定も安直過ぎる。基本設定は悪くないだけに、もっと野心溢れたミステリ的冒険をして欲しかった。 | ||||
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友人が「これ絶対面白い、ラスト予想できないから!」と薦めてきた。 正直読む前は、わたしが眠りにつく可能性の方が高いなと思ったが、読んでみればそんなことはなく、いちどに最後まで読みきることができた。 物語の性質上多くは語らないが、起きてから眠るまでしか記憶を維持できない女性の話。特殊な前向性健忘といえるだろうか。記憶と眠りは関連しているといわれているので、その部分にそれほど不自然さは覚えなかった。 彼女の視点を通してあらわれる、覚えていられないがゆえの新鮮な不安を、わたしも同じように感じることができ、飽きずに彼女の行き先を注視することができる。 結末に関しては、過度に期待すると肩透かしをくらうかもしれないが(わたしの場合、友人がかなりハードルを上げた)、それでも十分満足のいく内容だ。 読んでいる間、夢中になれる優れたエンタメ作品だと思った。 | ||||
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