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わたしが眠りにつく前に



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【この小説が収録されている参考書籍】
わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)

わたしが眠りにつく前にの評価: 3.64/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

暇つぶしには良い

毎朝目が醒める度ににここはどこ?私は誰状態の記憶障害の中年女性が、自分の事を日誌に記すことにより、少しずつ記憶をとりもどしながら過ごし、事件が起こります。
暇つぶしの娯楽小説としてなら、充分楽しめます。ただ登場人物に魅力を感じないし、ラストの盛り上がりは、やっつけ仕事な感じが‥
中年女性が主人公の物語ですが、作者は男性だそうです。
通勤電車などで暇つぶしに読むには良いですが、買うのはちょっと‥ですね。
わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)より
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No.10:
(3pt)

いま一つ

一晩眠ると成人してからの記憶(日によって程度に差があるけれど)がなくなる女性が主人公のミステリー。 設定に少々無理があるように思うしストーリー自体にも魅力を感じなかった。 あえて読む必要はない作品。
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No.9:
(4pt)

面白かった☆

目が覚めるたびに真っ白な自分。 それに驚き恐怖する主人公。 その日常の先に・・・。 設定がすごく好きになって一気に読み終わりました。 読者は主人公が忘れた昨日を知っている。 でも主人公はまた初めから、という繰り返しですがリズムよく読み進められました。 記憶が保持できないのに謎を解いていく、解いていこうとするアラフォー主人公。 面白かったです。
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No.8:
(2pt)

一見、面白そうな趣向だが、スリルもサスペンスも意外性もない退屈な内容

所謂、"記憶喪失物"なのだが、期待を大きく下回るpoorな出来。ヒロインは昔起こった"ある事件"のため、短期記憶を長期記憶へと繋げられない、即ち、一晩眠ると前日の記憶を全て失ってしまうという設定。ちなみに、若かった頃の過去の記憶もない。物語はヒロインがこの記憶障害を患ってから27年後の朝に始まる。20歳代前半だった筈の自分が、突然50歳近くになっている事を知ったヒロインが驚愕するのは無理はない。ただし、このパニックは毎日起こっている事なのである。

ここで、若い精神科医が登場し、ヒロインに毎日"日記"を書く事を薦める。そして、ヒロインが綴った"日記"が本作の大半を占めるという構成。自分が書いた"日記"を読む事によって、ヒロインは自身の記憶を繋げて行くという仕掛け("日記"の存在自体は精神科医が毎日ヒロインに電話で知らせる事になっている)。ただし、本作は一応ミステリなので、この"日記"(ヒロインの"作話"の可能性もある)の積み重ねが、上述の"ある事件"の真相を導くという体裁になっている。一見、面白そうな趣向だが、スリルもサスペンスも意外性もない退屈な内容。まず、その真相というのが、"日記"の冒頭を読んだら、誰にでも予測出来る凡庸なものである点。こんな事を書くために500頁以上も費やしたのかと呆れる程である。ミステリでなくても、<記憶>を扱った小説は難しいが、ミステリである限りは(多少飛躍していても)<記憶>を利用した大トリックを期待するのが人情であろう。それが全くないのである。かと言って、<記憶>のメカニズムを真摯に追求した医学的小説でもないという中途半端な内容。

27年間、甦らなかった記憶が、"日記"を綴っている内に突如断片的に甦るという設定も安直過ぎる。基本設定は悪くないだけに、もっと野心溢れたミステリ的冒険をして欲しかった。
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No.7:
(3pt)

眠りにつく前に読みきれる

友人が「これ絶対面白い、ラスト予想できないから!」と薦めてきた。
 正直読む前は、わたしが眠りにつく可能性の方が高いなと思ったが、読んでみればそんなことはなく、いちどに最後まで読みきることができた。

 物語の性質上多くは語らないが、起きてから眠るまでしか記憶を維持できない女性の話。特殊な前向性健忘といえるだろうか。記憶と眠りは関連しているといわれているので、その部分にそれほど不自然さは覚えなかった。
 彼女の視点を通してあらわれる、覚えていられないがゆえの新鮮な不安を、わたしも同じように感じることができ、飽きずに彼女の行き先を注視することができる。
 
 結末に関しては、過度に期待すると肩透かしをくらうかもしれないが(わたしの場合、友人がかなりハードルを上げた)、それでも十分満足のいく内容だ。
 読んでいる間、夢中になれる優れたエンタメ作品だと思った。
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No.6:
(5pt)

最高の内容でした。

飛行機の中で映画を観てスリル満点で小説で読んだらさらに詳しく展開してゆき、早く最後まで読みたくていてもたってもいられなくなってしましま。
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No.5:
(5pt)

ページをめくる手が止まらない!

何となく手に取って読み始めたら止まらなくなりました。テイストは違うけれど、たとえて言うなら「その女アレックス」と同じくらい面白かった。何を言ってもネタバレになるので詳細は控えますが、主人公の設定や小道具の使い方が秀逸。ミステリー好きにはたまらんのではないでしょうかっ。
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No.4:
(5pt)

まだ途中ですが。。。

ちょうど物語と時期も重なる事から、楽しく読み進めています。
これからの展開も楽しみです。
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No.3:
(1pt)

短編にすべき駄作

レビューや本屋の積み方から期待したが、
ページ数が意味無く多いだけで、内容は極めて単純です。
短編にまとめられる。
そもそも情報をだらだら小出しにしているからページ数が多いだけです。
無料でもらった図書カードで購入したのでなければ怒りたい本ですね。
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No.2:
(4pt)

『ごくごく』と読め、『すっきり』と。まるでビールのような、サイコ・サスペンス・・・

語り手が一人称の小説って主人公が、見た光景や遭遇した出来事、人から聞いた言葉などを、
主人公なりに咀嚼して、言葉として表現している。

 だから、どれだけ客観視していようが、そこは主人公が思いの全てを主張する場なので、結局それは主観。
その主人公の主観が、物語の中の事実であり、世界観なのだと思います。

 ただ、なんせ設定が設定ですから、この作品は、そのセオリーを崩します。でも、そこが面白いのです。

 主人公の主観という事実を受け取った、その読み手の解釈が、物語の真実であり、答えになる。
それが小説の醍醐味なのだと、僕は思うのですが、

 主人公のクリスティーンが、そのセオリーを崩しています。終始混乱している彼女の語りから、出てくる描写や心情が、
真実へ繋がるヒントに、なるとは限りません。では、どれがヒントで、どれが違うのか。

 それを見極める作業を読み手には課せられますが、それも面白い。

 で、僕が一番良いなあ、と思ったのが、登場人物、特に主要キャストの少なさです。
この小説はサスペンスものですから、悲劇に見舞われる主人公以外は『容疑者』となりますけど、

 人が少ないので、読み手までもが混乱することはないでしょう。

 そして、人名がカタカナの小説で、登場人物が少ないのって、本当に助かります。 頑張らずに読めます。
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No.1:
(5pt)

記憶に隠された悪夢

物語はある事故によって記憶を維持できなくなった女性の話です。

記憶がないゆえに、それが真実であると何年も思い込まされてきた主人公が、苦難の果てに最後に見付けた真実とはいかなるものだったのだろうか?

何かがおかしい、と思いつつも記憶障害ゆえに確信が持てない。

その事実を証明する証拠は、気付いた時には隠蔽され、あるいは、その論証は記憶障害ゆえの創作だ、と否定され、主人公は何が真実なのかわからなくなっていきます。

でも、日誌が徐々に事態を変えていきます。

核心にせまる鍵に日誌がなっていきます。

記憶障害の描写は実にリアルで、言葉を失ってしまいます。

毎日ゼロからのスタートだったのが、徐々に改善され、コントロールから逃れ、真実に至るまでの流れは、息切れしてしまう分量であっても止まることなく読み進めてしまうと思います。

カルトの実態を知る上で重要な示唆をも与えてくれると思います。

お薦めです。
わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:わたしが眠りにつく前に (ヴィレッジブックス)より
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