ブラックランズ



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    初公開日(参考)2010年10月
    分類

    長編小説

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    ブラックランズ (小学館文庫)

    2010年10月06日 ブラックランズ (小学館文庫)

    十二歳の少年スティーヴンは、今日も母の弟ビリーの遺体を捜してヒースの茂る荒野にシャベルを突き立てる。十九年前に起きた連続児童殺害事件以来、被害者の母となった祖母は心を閉ざし、母もまた鬱屈した感情を抑えることができない。傷の癒えない家族を変えるためには、ビリーの遺体を発見し、事件を完全に終わらせるしかないと考えたスティーヴンは、やがて殺人犯である獄中のエイヴリーと手紙のやりとりを開始する。猟奇的殺人犯と十二歳の少年の危険な往復書簡は、次第に二人を思わぬ方向に導く…。英ゴールドダガー賞にノミネートされた傑作スリラー登場。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    ブラックランズの総合評価:8.91/10点レビュー 11件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    支配という言葉

    ミステリー好きとしては、事件のあらましを詳しく知りたいし
    その後、どういう風に裁判が進んで加害者の心の内に何か変化があったのかどうか。
    或いは被害者側の家族のその後。
    捕まえた警察官の感想も知りたいし、そのことで町がどう変わったのか。
    事件を報道する側の視点も知りたいし。
    などなど、私が知りたいという点が満たされないまま、話が進んでしまう。

    この小説に「支配」という言葉が出てきます。
    そういう意味では、作者に私も支配されてしまったのか?!

    「ラバーネッカー」は全く面白く無いと思ったのに、今度は一転久し振りに面白い本を読んだ~!と。
    主人公の少年がいいんだなぁ~。ホント魅力的な設定で大成功でした。



    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.10:
    (5pt)

    面白かった。

    作者はこのシリーズで3作品出していますが、最初の2作品は書店においてないので、助かりました。
    ブラックランズ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ブラックランズ (小学館文庫)より
    4094085505
    No.9:
    (5pt)

    ラストは呼吸も忘れて一気に読みました

    思わず感情移入してしまいハラハラドキドキの大満足の一冊でした。
    この勢いでダークサイドも読破します!!!
    ブラックランズ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ブラックランズ (小学館文庫)より
    4094085505
    No.8:
    (5pt)

    素直に感動した

    ミステリーというより、少年の成長と犯罪に見舞われた家族の再生の物語でしょうか。

    字も大きく長編とはいえないと思うが、実話を取材したのではと思えるほど登場人物たちの姿がリアルであり、連続殺人犯も含めその微妙な心理の動きも実に鮮やかに描写している。
    翻訳も非常に丁寧に行われた感があり、翻訳にあたられた方もこの物語に愛着があるのではと思った。

    最後のシーンも大袈裟なハッピーエンドにせず、これからの予感を読者に期待させるようにさりげない描写で終わっており、スティーブンとこの不幸に見舞われた家族に幸せが来ますようにと真剣に願ってしまった。

    心理描写が多いため、会話を含めてポンポンとテンポよく動きのある展開を期待する人には、少しもどかしいと思うし、あまりお薦めすることはできないかも。
    でも秀作だと思います。
    ブラックランズ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ブラックランズ (小学館文庫)より
    4094085505
    No.7:
    (5pt)

    丁寧な描写が光る

    過去の事件が起こした波紋によって傷ついている少年が取った行動を中心に、新たな事件が起こす波紋によって、家族や関係者にあたえる影響が丁寧な描写によって語られていきます。
    鬱屈した物語ですが、主人公となる少年の心がいくつもエピソードを重ねて語られ、読者をひきつけると思います。
    決して明るい結末ではないと思いますが、読め終えたとき爽やかで前向きな気持ちになるでしょう。

    ブラックランズ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ブラックランズ (小学館文庫)より
    4094085505
    No.6:
    (3pt)

    向き不向きがわかれるミステリ

    書評その他では高評価が多かったミステリですので、かなり期待して読んだのですが、自分的には「うーん…」という内容でした。

    スリリングな興奮、スピーディな展開を求める人(自分ですけど)には、むきません。
    情報小説としてミステリを読む傾向のある人にも、むきません。

    しかし、十代の方や、じっくり小説を読みたい方には大変おすすめだろうと想像します。
    学校、地域、家の非常に狭い世界で生きている少年の歯を食いしばるような日常と、同じく拘置所の狭い世界にいる殺人犯の狭い人生が、細やかに丁寧に描写されてます。
    学校のいじめっ子、分からず屋の親など、書かれているのはだれもが知っている嫌なことばかりです。
    大変わかりやすく、これでもかと感情移入を促してきます。
    ストーリーも一直線ですので、物語の筋を見失うことはありません。

    要は合うか合わないか、という好みの問題です。
    自分と好みの似たミステリ読みの参考になるのではないかと思って書きました。
    ブラックランズ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ブラックランズ (小学館文庫)より
    4094085505



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