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神薙虚無最後の事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
神薙虚無最後の事件
神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)

神薙虚無最後の事件の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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(7pt)

神薙虚無最後の事件の感想

書店で沢山並んでおり、表紙と帯に惹き付けられて購入。装丁のワクワク感が凄い。これだけ装丁に力を入れているということはそれだけ自信があるのだろうと思った次第。
読んだ結果、ミステリ要素が豊富な作品で面白かったです。

表紙の雰囲気から館もののコテコテ堅物の本格ミステリかと思いきや、中身はライト寄りのミステリ。本格物を期待すると中身はアニメ調の名前やセリフ運びなので合わない人が出てくるかもと思いました。それが気にならなければPRに偽りなく作中作を用いた多重解決ものの作品が楽しめます。作中作を用いた多重解決ものの構造や"最後の事件"にちゃんと意味があり、真相および読後感が良い作品でした。近年のミステリで再流行なのか、名探偵の存在理由も扱われています。本書における名探偵や"名探偵"を生み出すために必要な怪盗王の役割など、扱うテーマをいろいろ感じた読書でした。
著者は城平京作品がとても好きなのだろうと感じる内容になっており、随所にオマージュを感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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